圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

短二度の難しさ

2009-09-17 23:41:46 | 圭子の音楽室
ヴァイオリンの習い始めはファーストポジションの親指と向き合うE線ならばフ♯の1の指の位置から始めるメソードが多い

親指の位置を変えずに1の指を下げファにすることは子供にとって難しい様子中々下がりきれずもっともっと低くと私も言われた覚えがある

でも・・ここで気をつけないといけないのは単なる楽器を操る作業に動きが偏ってしまわないこと

E線の1の指を下げることで生まれる短二度・・・他の弦でも共通の事だけれど

そんなに下げろ下げろというほど低くないのです

正しい音程と美しく聴こえる音程というのは弦楽器の場合・・微妙な肉の触り加減で確かに存在するけれどまず正しい音程感という指針がないと音作りが自由自在に可能な弦楽器の良さを生かせない

世の中・・平均律が幅をきかせてくると・・ピュアな五度・三度のつもりでもそれっぽく止まりになってる可能性も高い

この短二度・・中々手ごわい音程です

チェンバロという楽器やバロック作品に触れることでいろいろ学ぶことも大きい

実はフラットはそれほど低くなくシャープはそれほど高くない

フラッとは半音下げる記号シャープは半音高める記号という解説の仕方は弦楽器にとっては危険すぎる気がしてきました





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