男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

日本人はどこから来たか?

2024年02月16日 | 日本の歴史、地域の歴史
 日本人はどこから来たのか?いつも話題になります。「もともと日本文化などというものはなく、中国や朝鮮から伝わった。」と教え込まれてきました。ほんとうにそうでしょうか?
 日本語は他に類を見ない謎の言語と言われていること、父親から息子に受け継がれるYAP遺伝子も、中国や東アジアの人々にはない特徴が有り、一部の中東地域(イスラエルなど)、一部のチベット人と日本人だけが持つようです。
 この地図は縄文人的特徴を持つ人々と渡来系(中国や朝鮮半島等からの渡来)の特徴を持つ人々の分布地図です。北海道は中間的で関東地方の分布と近く見えますが、これはアイヌの人のデータは入っていないと思われます。
 これを見ると、渡来人は九州北部に上陸したと学んできましたが、このデータを見ると全く違った傾向です。九州は全体的に縄文系に近いです。渡来系の人たちの人口増加は関西や四国に移動してからなされたのかも知れません。人口密度の多かった関西を中心に広がりを見せています。もともと居た縄文系は関東以北と九州地方や離島に残ったと思われ、人の移動が多い地域は混ざり合っていったと考えられます。(各県50人から調べたと書かれていますので、参考程度ですね。)
 縄文時代は1万年を超える(16000年という説がある)と言われ、戦が無かった平和な時代と言われ、渡来系の人々が入ってから、日本も戦や争いが多くなったと考えられています。ちなみに日本人の持つ縄文系のYAP遺伝子は、ヒトのために尽くすのを喜び、がんや放射能にも強いと言われています。

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