男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

予祝

2018年07月14日 | 自己啓発と引き寄せ
日本古来の引き寄せ法に予祝という言葉があります。「あらかじめ」祝うと書きます。もともとは豊作や多産を祈って、前祝する呪術行事のことです。

引き寄せの法則では、自分の持った波動は、即、その波動に合った結果になるといいます。ですから、何かの願望を実現する時に、あたかもそれを得ているかのように、考え、振る舞いなさいといいます。

カーナビで目的地を設定するように、はじめにゴールを設定します。ゴールは単なる目標や願望ではなく、成功した結果をリアルに感じている必要があります。もちろん思っただけではなく、それを実現する為の、努力や行動を伴います。それ以外は頭に無いという境地です。そこには迷いや不信は存在しません。

量子力学が「人間の認識があって(はじめて)宇宙は存在する」というように、自分自身が人生や環境をクリエイトする!そういう境地に立った人間は、第二の神的存在ですね。あたかも聖書の天地創造の場面のようなものです。
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苦難なの?それって

2018年07月01日 | その他
「苦難を乗り越えた」という体験談をよく耳にします。たいへんけっこうなことです。乗り越えられて良かったと思いたいです。

ある社長のお話ですが、社長に相談も無く、社員が集団で辞めてしまったので、たいへん困ったという話を拝聴しました。たしかに苦難と言えば苦難ですが、それって、苦難という言葉で片付けちゃって良いものでしょうか?

社員が辞めるということは、即、収入がなくなるわけですから、相当な覚悟をして辞めたということです。しかも集団という事は、社員が皆、収入の心配よりもその会社に居たくないという思いが勝った訳です。集団で急に辞めたら会社も社長も困るだろうなと解かりつつやったということです。社員にとっては「そんなこと、おかまいなし」ということでしょう。

社長と社員との信頼関係、社長のやり方、経営方針、部下の話を聞いてあげる等を見直さなければ、また同じことが起きるでしょう。体験発表などしている場合ではないのです。

自分と喧嘩して息子が家を飛び出し、何年も行方不明になったという話を、苦難という表現をされた方もおられました。強い違和感を感じました。これも、上記の社長と全く同じ課題です。

苦難が悪さをしたのではなく、原因は自分に有るということです。

メンタルが強すぎて自分の罪に気付かない。経営者、教師、倫理的指導者、宗教家の一部に見られるタイプ。

自分のことをやり手だ、優秀だと思っている経営者が多いですが、それ自体はけっして悪くないことですし、それくらいの自信がなければ、社長職を辞めたらよいと思います。しかし、そういう人は「外的コントロール」を無意識のうちにやってしまう人が多いように見受けます。

プレッシャーや緊張を持たせるのは、一時的には実績につながることがありますが、長い目で見れば、喜んでやれる環境を作ってあげなければ、結果的に自分(社長)が損をするでしょう。

人には誰にでもよい面と悪い面があります。自分の個性や課題を良く知らないと。とんだ失敗をすることがあります。

こういう事って、幼少期からの親子関係から来ていることが多いです。幾つになっても気付かない人、家系カウンセリングが必要です。
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