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男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

家系譜新聞7月号 特集:強い承認欲求の弊害

2025年07月02日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系譜新聞2025年7月号 特集:強い承認欲求の弊害
経営者に多いタイプ
 経営者は承認欲求で動いている人が多いです。多くの人を見てきて、残念な事に最近、非常にそれを感じてしまいます。特にオーナー社長でなく雇われ社長はこれが強いですね。立場上、仕方がないのかも知れませんが、とても残念なことです。

承認欲求の弊害
 昔、マラソン選手で円谷という人がいました。東京オリンピックで銅メダルを取りましたが、数年後に「もう走れない」という言葉を(親に)残して自死してしまいました。つまり親に認められたいという願望が、頑張った動機だったわけです。
 銅メダルを取ったという実績は生涯誇れる実績だと思いますが、彼は満足感が無かったのだと思います。同様に経営者の中には、こういう人がいるようです。それは・・・「成功者の自殺」。何故?と思いますが、承認欲求だけで動いていた人の弊害です。

年齢に見合った承認欲求を
 承認欲求は幼少期に親に認められたい、「無条件に褒められたい」という段階から、肉体的な年齢に見合って、心も成長すれば良いのですが、それは思うほど簡単ではありません。
「無条件に褒められたい」という承認欲求を幾つになっても持っていたらどうでしょうか?人生におけるあらゆる人間関係(夫婦や親子の問題も含めて)のトラブルはそこから起きます。

親の育て方に原因
 それは幼少期における親の育て方に原因とするところが大きく、また、親がその親からどのような育てられ方をしてきたか?これは家系連鎖しやすいです。
子供に対して条件付きの飴と鞭。或いは甘やかし放題。真の愛情からは程遠いものです。幾つになってもそれが抜けないのです。悲惨な事にそれに気付けないでいます。

他人の成功を喜んであげる
 現状の自分を理想の自分に近付けたい、ギャップを埋めようとする努力は成長のための原動力の一つなので、特に悪いことではありませんが、正常な承認欲求と、問題になる承認欲求の差は何でしょうか?
いろいろ有ると思いますが、私は「他人の成功を喜んであげる」心の余裕だと思います。「うらやましい」と思ったり、さらに嫉妬したりひがんだり、他人の成功を喜べない状態は、肉体年齢は60歳であっても、心の年齢は3歳か4歳くらいの低い次元にいると思わざるを得ません。(絶えず自分自身の動機をチェックしていきたいものです。)

仕事が好きで、好きでたまらない
 自分のやっている仕事を好きになることが大事です。好きになれたら黒字だろうが、赤字だろうが、結果を出すためのプロセスが好きなので、満足感は残ります。自分の仕事が好きで、好きでたまらない人は長く続けられる傾向もあります。これは一番大事な事だと思います。
職業に貴賎は有りません。どんな仕事でも自信と誇り、そして仕事がメシより好きだと思える人は最高に幸せです。

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※家系調査には、戸籍調査、現地調査、ルーツ調査の三段階の調査があります。
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