男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

原点は夫婦関係

2023年01月06日 | 家系鑑定とアドバイスなど
2023年1月号 特集:原点は夫婦関係
某会長の講話から
今朝、某会長から講話をお聞きして、強く感銘を受けたので、報告させていただきます。某会長は保険会社の経営者で、いまは部下に社長の座を渡し、今は会長職に就いておられます。

昔、社長をやっておられた時に、売り上げをあげてトップの位置にいたようですが、営業員が何人かいる中、その実績のほとんどが社長本人によるものだったそうです。
いつの間にか、営業担当者を責めるような発言が続き、耐えられなくなった営業員も役員の位置を自ら下りてしまい、辞めていく社員も何人か出たそうです。当然、全体の実績も頭打ちになってしまいました。
それをある方に相談したら、「夫婦関係はどうですか?」と指摘されたそうです。当時、奥さんも社員の一人で、家庭に帰っても奥さんとの関係は、社長と社員のようであったそうです。
営業員に追及するように家庭に帰っても奥さんを責めていたそうです。
奥さんの言う事を何でも聞くように
指導を受けて猛反省し、奥さんの言うことを何でも聞くように、声をかけられていたら、何をしていても、止めて正面から奥さんの話を聞くようにしたそうです。
同じことを社員にもしていたと気づき、それを社員に対しても同じようにしたそうです。
それから三か月後
三か月を過ぎるころどう変わってきたか?まず奥さんとの会話が急に増えたそうです。社員との会話も増え、その会話にほかの社員も話に入って来るようになったそうです。

会社の売り上げはどうかというと、実践を始めてから、どんどん上がって、それから15年以上右肩上がりに上がり続け、コロナ期にあっても下がることが無いそうです。
社員が家族のように
 それから、社員満足がなければ顧客満足などできないと思い、社員が喜ぶような企画を一生懸命考えました。
 社内旅行はもちろん、社員のみならず社員の家族も含めた交流会、誕生日のプレゼント
などなど・・・。
 いつしか社員は家族のような身内のような雰囲気になり、会社を辞める人がいなくなったそうです。

成功の原則はいたってシンプル
 講話の内容はいたってシンプルでした。話の内容としては初めて聞く話ではありません。誰でも一度は聞いたり、考えたりしている話です。 「こうすれば良くなるだろうなぁ。」「やればいいんだろうなぁ。」と誰もが思います。
 しかし、実際に行動する人は少ないでしょう。思いついて行動しても長続きしなかったりすることが多いのではないでしょうか。
ひとは思っても行動しない
 実際に行動に移さなかったら、思ってないことと一緒です。それは仕事に関したことでも、家族のことでもそうです。
 行動に落とし込んで初めて影響を与えられる。他に波及する。結果に結びつく。実践しなければ何にもなりません。
行動も即することが大事
 思ったら即、行動する!頭に浮かんだときは、この瞬間に一番必要なことが示されるとき!いつかそのうちなどと考えると、一番良いチャンスを逃す!今が大事!明日では遅いのです。今を最大限活かすことで人生は大成する!
夫婦関係は原点
 夫婦というのは、不思議な関係だなといつも思います。子供たちは血がつながった一番近い関係ですが、夫婦は何の血統的つながりもなくあかの他人です。
 ですから、一番遠い関係にも、一番近い関係にもなり得る。それは深い愛情でつながっているかどうかで決まります。そう考えると、「愛」は人にとって一番大事なものだとわかります。
家系の栄枯盛衰も
 家系が栄えたり滅んだりするのも、もちろん、夫婦関係で決まります。目に見えないプラスの財産を残してくれた先祖が多いのか、少ないのかで決まってしまいます。家系的愛の蓄積度合いで決まります。
 赤点ばかり取った先祖が多いとたいへんです。最初から夫婦関係がマイナスから出発するからです。
 先祖を変えるわけにいきませんので、一生懸命に先祖供養をすることと、自分たちがプラスの財産を残せる夫婦になろうと決断することが大切です。
コメント
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