男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

珍しい家紋 大文字紋

2024年09月27日 | 家紋いろいろ
日本人は「大」の字が好きだなあと思います。京都の大文字焼きや妙義山大文字等、いたるところで見受けます。やはり苗字に大の字を持つ家系が用いました。また、物の発展、増長の意味を持つためと思われます。
使用家系
源氏系:大滝氏、大石氏、粟津氏
平氏系:大野氏、大場氏
藤原氏系:大久保氏、大沢氏、大田氏、長谷川氏、大道寺氏、大瀬氏、大野氏
大江氏系:境野氏
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しい家紋 一番紋

2024年09月24日 | 家紋いろいろ
 なんと!一番という家紋があるのです。なんでも一番になりたかったのかな。笑笑
この家紋を用いたのは、久下氏のみ。久下氏は一時期、源氏を名乗っていた。(一時ってなんだよ!)
源頼朝が憲兵したとき、一番乗りで馳せ参じたと家伝では伝えている。同様の意味を持つ「一二文字紋」は、藤原支流の石原氏が用いている。
使用家系
藤原氏系:久下氏
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しい家紋 永楽銭

2024年09月20日 | 家紋いろいろ
 ちょっと古いけど、大川橋藏さん主演、歌は舟木一夫さんの銭形平次を思い出します。なんで銭なんだ?石ころでもいいのに。毎回、毎回、銭を投げたらお金に困るようにならないか?などと子供心に心配したものです。
 なぜ永楽銭を家紋にしたか?永楽の二文字がめでたい意味があるということのようです。なんとあの織田信長もこの永楽銭紋を用いた時期が有ったのです。(昔の偉い人は家紋を幾つも持っていたのです)
使用家系
源氏系:松平氏、奥村氏、仙石氏、水野氏、黒田氏、本郷氏など
平氏系:織田氏
藤原氏系:細田氏
小野氏系:永見氏
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しい家紋 十六目結紋

2024年09月19日 | 家紋いろいろ
 むかしよく佐渡で講演会や家系調査を致しました。人口のわりに関心が強いのです。金山で江戸時代は30万人も居たのに今は、たったの5万人とか。あの当時は7~8万人くらいでした。ところがお客様は何十人もおられるのです。
 何人か本間さんという人に会いました。家紋は十六目結紋(あまり珍しくはありませんが)のようです。その方いわく佐渡には4通りの本間氏がおられるようです。新潟市内でも本間さんを多く見受けます。
佐渡本間氏は、鎌倉時代の佐渡国守護代。戦国時代まで佐渡を支配した。ルーツは武蔵七党横山党海老名氏流。本間の名は相模国愛甲郡依知郷本間に由来する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界でたった一つの愛の歴史書

2024年09月18日 | 家系鑑定とアドバイスなど
「親や先祖の愛があったからこそ、今、私が存在している」このように考えると、家系図は夫婦の愛を横糸に、親子の愛を縦糸に結んだ、世界でたった一つの愛の歴史書です。その愛を子孫に伝えずして、他に何があるでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご先祖からもらえる力

2024年09月14日 | 家系鑑定とアドバイスなど
 先祖の生き様を知って、立派に生きた方々の存在を実感したとき、自分の自尊心が温められることがあります。村や社会のために貢献した先祖、貧しい人々を助けた先祖、難しい嫁姑の戦いを越えて、最後は感謝されてあの世にお送りできた嫁の存在、先妻の子を自分の子以上に愛して、子供達を立派に育てた人などの存在を知ったとき、この家系に生まれてよかったと思うし、先祖から力をもらい人生を前向きに考えることができます。
 ある人が書かれた家系図の本に、「人生に迷ったら家系調査をお勧めします」という副タイトルを書かれたものがありました。人生に行き詰ったり悩んだりしたときに自分の過去を振り返ることが、未来への安心感となるのと同様に、先祖の足跡を振り返ることは、自分の自信や確信、あるいは希望につながっていくことでしょう。自信を失ったとき、人生に行き詰ったとき、人生の節目を感じたとき、そんなときには先祖を知ることこそ、心の癒しにつながるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「家系図」はわが家の歴史書

2024年09月12日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系図とは、最も身近な、わが家の歴史であり人生の教科書です。先祖の歩んできた道を振り返り、未来を生きるための知恵を、家系を通して学ぶことができます。家系を調べていると、今の時代に起こっていることが、たびたび同じ家系の中に、古い時代にも同様なことが起こっている事実を発見します。先祖代々、ものの考え方や感情は似てくるので、当然、同様なことが起こる可能性も高くなりますが、我が家に起こる問題の傾向を知っていれば、予防することが可能です。
しかし、先祖の悪い過去を見て、悪い部分のくり返しを避けるだけでなく、先祖の功績や功労を見つめ、それに感謝して保持しようと努力することも大切です。悪い部分ばかりを見つめるとその家系を好きになれません。しかし、しっかりと責任をもって時代を守ってきた先祖がいたからこそ、今があるのです。そのような先祖の存在を知ったとき、感謝の気持ちが溢れますし、自分の人生に対しても前向きに考えられるようになれます。わが家の歴史であり人生最高の教科書である自分の家系を、よく知ることが大切です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家系の癖を知ることで家系の流れを改善

2024年09月10日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系にはそれぞれ先祖代々から引き継がれてきた夫婦関係、親子関係などを含めた独特の習慣性が存在します。長年、習慣性に染まっていると自覚症状がありませんが、悪い習慣性は捨てなければなりません。家系が衰退したり、絶家になっていくのも理由があり、そういう家系には「法則」が存在します。
逆に、繁栄していく家系を調査すると、そこには「繁栄の法則」(繁栄家系の共通点)が存在することも分かりました。すなわち、夫婦や親子に良好な愛情関係があり、他人や社会に対して功績があり、家系に誇りや愛着心といった高い精神性を保っている家系では、子孫がその影響で豊かな繁栄を得ていることも判明しました。
繁栄のパターンの共通点を知れば、そこから、衰退している家系の再興の仕方や家運を強める方法が導き出されるはずです。皆様が何気なく見ている家系の流れや歴史は「家系に流れる法則」というメガネをかけてみる時、全く違ったものに見えてきます。
いままで知らなかった法則を知ることで、また、良い運気を引き寄せるための、家系譜を用いたルーツヒーリングの仕方などを通して運命の改善ができればと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史から何を学ぶ?

2024年09月09日 | 日本の歴史、地域の歴史
 中学や高校で歴史を勉強した時、つまらないと思いませんでした。戦後の日本歴史は無味乾燥、色を抜かれてしまいましたので、つまらないのが当たり前ですね。何のために学ぶのか?が欠けているからです。
 しかし本当は、日本人はとても歴史が好きな民族であると思います。「温故知新」・・・故 (ふる) きを 温 (たず) ねて新しきを知るという言葉は、「昔のことを研究して、そこから新しい知識や道理を見つけ出す」という意味があります。「歴史は、そこに過去を映し、未来を照らす鏡である」と言われ、歴史や多くの先祖たちが歩んだ個々の道には、人間が歩むべき未来に対するヒントが示されています。
 しかし、実際には、なかなか歴史が教訓になり難いのが常です。20世紀最大の大歴史家、英国のアーノルド・トインビー博士はこう言っています。「歴史は、人類が歴史から何も学んでいないことを証明している」・・・博士は、歴史学の研究の結果、たいへん残念な結論を出さざるを得ませんでした。それは、歴史を振り返っても、人類はそこからなんの教訓もつかむことができなかったということでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しい家紋 月に北斗星

2024年09月02日 | 家紋いろいろ
天体の中でも月は古くから信仰の対象となり愛されました。満月や三日月など月の満ち欠けにより様々な意味合いを持つことも興味をもって紋に用いられた要因。星紋は、妙見菩薩信仰から始まったと言われる。北斗七星は延命長寿、息災招福の象徴だが、星紋のなかで特に多い三つ星の家紋は、中国の三武(将軍星)の象徴で毛利氏をはじめとする武家で使用されることが多い。

一文字に三つ星紋(長井家、斎藤家)、
長門三つ星紋(一文字に三つ星紋:毛利家、大江家、永井家)
丸に三つ星紋(石田三成)、徳山三つ星紋(毛利家・徳山藩)
松浦星紋(松浦家・肥前国)
渡辺星紋(渡辺家)
丸に九曜紋(戸沢家・新庄藩)
細川九曜紋(細川家・熊本藩)、
七曜紋(田沼家・相良藩
九鬼家・三田藩、大須賀家・下総国、和田家、高山右近)。
抜け九曜紋(小西家・山城国)
八曜紋(蒔田家、富樫家)。
陰九曜紋(細川家・矢田部藩)
角九曜紋(保科家・飯野藩)。

月紋の使用地域:宮城、千葉、岩手、福島、山形

安倍晴明判紋(あべのせいめいばんもん): 平安時代中期の陰陽師の安倍晴明が使用した星印。陰陽道の根本は星の信仰で、星の霊力により悪魔を退け、福を招こうというもの。陰陽五行思想の「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(きん)」「水(すい)」を結ぶと星の形になる。これを一筆書きにすると、魔の入り込む余地がないとされる。酒匂家、市川家などに見られる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする