男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

ヒョウタンからこま? 瓢(ひさご)紋

2010年02月28日 | 家紋いろいろ
ひさご言ってもわかりにくい。ヒョウタンのこと。ウリ科の植物。葫蘆(ころ)とも呼ぶ。ヒョウタンと同種のユウガオは、苦みが無く実が食用になり干瓢の原料となる、農産物としても重要であり、近年は中国からの加工品輸入も増加している。主として生または乾物を煮て食べる。

よく「ヒョウタンからこま」と言うが、こまは独楽ではなく駒(馬)のことで、意味は、瓢箪から馬が飛び出すような有り得ないことが実現する例えです。主に良い意味で用いられています。縁起の良い家紋なのでしょう。


この紋は神社でも用い、社家でも用いる。飛騨一の宮の「水無神社」の神紋が「瓢」です。美濃国不破郡にある伊吹山、この山に住む神は風神としてまつられました。その神に仕える人たちが伊福氏で一族が伊福部氏、のちに福部とも略称しました。(明日に続く)

日本家系調査会
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家紋いろいろ 目結(めゆい)紋

2010年02月27日 | 家紋いろいろ
写真は栃木県那須塩原市石林の乃木神社で撮ったもの。この写真はあまり家紋らしくないが、乃木希典大将も佐々木一族で「市松四つ目結い」を使用していた。

絞染の技法はインドから中国を経て日本に伝えられたと考えられるが、奈良時代には纐纈(こうけち)、きょう纈(きょうけち)、臈纈(ろうけち)が代表的な模様染であった。

そのなかのコウケチが目結染といわれる。布を糸で括って染料に浸すと、括った目のところだけが白く染め残る。

目結とは、この白く染め残った斑模様をさす。

一つ目結から十六目結まである。この「目結紋」は近江源氏の佐々木一族がこの紋を使用している。

この一族は近江佐々木庄を本拠とし、沙々貴神社を中心に栄えてきた。

宇多天皇を祖神としているので宇多源氏ともよばれ、沙々貴神社の氏子は「目結紋」を用いる。京極、朽木、尼子、三上、伊吹などの佐々木一族の諸氏。(明日に続く)

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街 姓

2010年02月26日 | この名字のルーツは?
「チマタ」と読む名字が多いがほかにツジ、マチ、ユウジなどとも。

街の意味は、道が分かれるところ。

全国25837番目で約130人。出自不詳。現在、大阪府に多い。

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税 姓

2010年02月25日 | この名字のルーツは?
「ちから」「みづき」とも読む。

古代、租税を徴収し税務を管理した職業部の税部「ちからべ」の末裔。

52190番目の苗字で税姓は稀少。駿河発祥、桓武平氏。ほか税部の裔か。

ほかに税のつく苗字は、
税所姓は4290番目で約2,600人。桓武平氏大掾氏流(常陸)、宇多源氏(大隅)、藤原氏、建部氏、百済氏など諸流多し。

税田姓は8092番目で約1,000人。清原氏。秋月家臣。現在、宮崎県や福岡県に多い。

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玉祖 姓

2010年02月24日 | この名字のルーツは?
「たまのや」あるいは「たまおや」

古代の職業部の玉造部(たまつくりべ)をつかさどった氏族。高魂命裔の玉祖連、玉祖宿禰の後裔。

51586番目で稀少。

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流れに乗る「下流に向かう」までの手順

2010年02月23日 | 自己啓発と引き寄せ
運気の流れを変え、良い引き寄せをするためには、流れに添った感情や思考の持ち方が不可欠です。良い引き寄せをするための「下流に向かう」手順をお伝えします。
 望まない結果が出た    ↓
 本来の望む方向がわかる  ↓
 櫂を手放して楽になる   ↓
 流れの方向転換をする   ↓
 下流に向かってこぎだす  ↓
 望む結果が現れる     ↓
 結果を楽しむ       ↓

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例題三 ガンになってしまった

2010年02月22日 | 自己啓発と引き寄せ
病気の程度によって出てくる感情はまちまちですが、かなり病気が進行している状態を想定して・・・この場合の「上流に向かう」感情は?
 「絶望的だ。死にたくない」
 残される家族が心配で眠れない。
 「なんて運が悪いのだろう」
 無気力になる。
 苦しいですね。このように思えば思うほど、よけいに病気は進行します。何をしても楽しくありません。
では「櫂を手放す」感情は?
 「どうにでもなれ。なるようにしかならないさ。」
 「人の死は誰にも避けられない。」
 「あれこれ考えても疲れるから考えないことにした。」
 「いくらあせっても、人間の寿命は決まっているのかもしれない。」
 「うちの家系は癌が多い。遺伝だからしようがない。先祖を取り替えるわけにはいかないから、諦めるしかないか。」

解決はしていませんが、大分、気持ちは楽になっています。いったんは櫂を手放すことです。比較的、ここまではたやすくたどり着けると思います。
 では「下流に向かう」感情は?

 「死は誰にでもやってくる。神様が決めることさ。どうせ誰も例外なく生きているものは、あの世に行くのだから、宇宙の法則だ。悩んでもしょうがない。生まれるのも決められないし、死ぬときも決まられない。死を悩むのは私の仕事じゃない。」
 「病気になることで、家族の大切さがわかった。愛情関係の大切さを教えられた。病気も悪いことばかりじゃないな。これからもっと家族を愛そう!」
 「人生は長さではなく密度だ。これからどう生きるかだ。貴重な毎日を充実させたい。」
 「これからの私の生き様を家族に見せておきたい。」
 「ガンを克服した話しはたくさんある。ガンを笑い飛ばす気迫で生きていこう。」
 「治療は病院の先生を信頼してまかせよう。あとは、自分がイキイキと生きるだけだ。」
 苦しい感情を乗り越えることができると、明るい希望的な考えが後から後から出てきます。その考えに添って生きると、気がついたら癌が小さくなっているかもしれません。末期のガンで回復が望めなくても、毎日を充実した気持ちで過ごすことができるでしょう。ガンの進行を遅らせてくれます。そして今までよりもずっと密度の濃い人生を楽しむのです。

日本家系調査会
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例題二 リストラに遭い苦しくてしかたがない

2010年02月21日 | 自己啓発と引き寄せ
不景気の時代なので生活苦から自殺が増えているようです。絶対安心という企業などありませんから他人事ではありません。お金の問題は収支計算で明らかになってしまう現実の話ですから事態は深刻です。
「上流に向かう」感情は?
 「お先真っ暗だ。」
 「死にたい気分だ。」
 「自分は、なんて運が無いのだろう。」
 「どうしよう。自分はこのままいったらきっと病気になる。うつ病になるかもしれない。自分は耐えられるだろうか。一年後、二年後、自分はどうなるのだろう。」
 「どうやって家族を養っていくんだ。」
 「おいっ!どうするんだよ!」と自分を責める。
 力が出ない。なにも考えられない。
 機嫌が悪いから夫婦喧嘩ばかりしている。

深い絶望感に陥るようになると、その気持ちは長期化し立ち上がる力もなくなります。アルコール等に依存して生きるようになると、ますます身も心もボロボロになっていきます。生活が乱れやる気も失せると心配だけが増幅され、やがてそれが恐怖感に似た感情に変わります。恐怖感は感情の中で一番、最悪の状態です。このような感情に支配されたら、残念ながら心配したとおりになってしまいます。心配しても心配が全て無駄になります。
では、「櫂を手放す」感情は?

 「いよいよダメになったら生活保護を受ければいい。」
 「考えすぎても苦しいからテレビでも見るか。」
 「起きていると苦しいから早く寝よう。」
 「親に金を借りよう。」

根本的な解決は見えてきませんが、先ほどよりも楽になります。いきなり「下流に向かう」ことはできませんから、いったん櫂を手放すことです。そうしないと病気になってしまうほどの深刻さですから。
では、「下流に向かう」感情は?

 「なぜこうなったか?原因があるに違いない。考えてみよう。」
 「荒れているばかりじゃ運も来ない。朝は早く起き、生活を正していこう。」
 「節約は美徳だ。もっと楽しく節約ができることを考えよう。」
 「今までの仕事よりも、自分に向いていて、もっと大きな場で活躍できる仕事があるかもしれない。」
 徐々に流れに乗ってきていますね。
 「貧しいからこそ、家族を大事にするぞ。」
 「いろいろあったけど、今まで自分はしっかりやってきたほうだ。自分を信じよう。何とかなるさ。暗い未来ばかりじゃないさ。希望が大事だ。」
 「気がついたら自分のことばかり考えていた。そういえば、自分は不満ばかり言っていた。だから運が下がったのだ。自分は人のため、社会のために役立つ人になろう。」
 「占いの先生に今は最悪ですと言われた。だけど最悪でもこうして一応、生きているぞ。」
 「運の悪いときもあれば運の良いときもあるさ。今は最悪だからこれから上がるしかない。希望じゃないか。」
 「いままで自分を相手にしてくれる人の存在に感謝したことが無かったな。人脈は財産じゃないか。ああっ、ありがたい。これからは人を大事にするぞ!喜んでもらおう!」

このような発想をすると心は明るくなりますが、また、不安が出てくるのはやむを得ません。このくりかえしをしながら徐々にあなたの心は前向きになっていきます。そうすると顔も見違えるように明るくなり、力に満ちてきます。そして希望が少しずつ見えてきて、「できるぞ」という確信に変わりつつあります。やがて、その気持ちに運も人も新しい職も引き寄せられてきます。(こういう気持ちになれないまま、いくら行動しても、良い出会いは全く望めません。)

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家紋いろいろ 茗荷紋

2010年02月20日 | 家紋いろいろ
「みょうが」紋です。よくタケノコと間違える人がいます。

茗荷紋が多の家系に用いられたのは、「みょうが」はが冥加に通じ、神仏の加護を受けるという意味があるからです。

写真は丸に抱き茗荷。

茗荷は物忘れに効果があると言われます。

徳川時代には志摩鳥羽・近江の稲垣氏ほかが使用していました。

清和源氏では義家流の小沢氏、桓武平氏では良文流の中根氏、藤原氏流では堀氏、国領氏など。

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家紋いろいろ 山紋

2010年02月19日 | 家紋いろいろ
写真は山に霞紋。

日本には古来から山岳信仰がありました。

先祖の霊は山に住むと信じられてきました。

比叡山や高野山に代表されるように山の頂に寺院を建立しました。

山を象った紋の使用家は、丹治氏流の青木氏が「富士山に霞」、藤原氏流の池原氏が」「山に雲」、未勘源氏の吉田氏が「山に霞」。

山形では藤原氏支流の山角氏、清和源氏満政流の林田氏、藤原氏秀郷流の近藤氏など。

ほかに山の付く名字にちなんで用いる家も多い。

山の字紋では、山の付く名字にちなんで、山本、山高、山川、増山、築山、山崎、陶山などの諸氏が用いている。


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