男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

日本旧石器時代は世界最古

2024年02月16日 | 日本の歴史、地域の歴史
 今まで日本は旧石器時代は無かったと考えられ、縄文時代以前は誰も住んでいなかったということになっていました。ところが昭和21年(1946年)に相沢忠洋氏が、群馬県みどり市の岩宿で発掘をしていたら、関東ローム層の中から磨製石器を発見し、今から35,000年前と推定されました。その後も次から次へと磨製石器が発見され、一番古いものは38,000年前とされました。これはなんと、世界最古です。
 世界では約10,000年前から磨製石器が使われたというのが常識です。古いと言われているオーストリアで26,000年前、中国大陸では15,000年前です。朝鮮半島においては7000年前からと言われています。もしかすると人類文明発祥は日本ではないだろうか?(なにをもって文明とするかはそれぞれの判断だが)
 磨製石器の前は打製石器があり、石を砕いて作った石器で、打製石器は偶然にサルが作ったものもあるようです。しかし、磨製石器は絶対、サルには作れません。手の指の構造が違うからです。道具を作れるということはそれだけの知能が有ったからです。
 中国や朝鮮半島から来たという学説が多いですが、それらは疑問視しなければなりません。新しい所から古い所に流れるわけが有りません。水は高い所から低い所に流れると一緒です。人類最古の釣り針は沖縄で発見され、今から23,000年前のものでした。当然、世界最古です。考古学の技術的発展、DNAやゲノム解析が進む中、いろいろな真実が明らかになっています。教科書を書き換えなければなりません。
 

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