特集:家系譜の効能
「効能」というのもおかしい表現ですが、遺伝子をオンにするという観点でまとめてみました。
「ファミリー・シークレット」の解釈
アメリカのベストセラー、心理学者ジョン・ブラッドショウが書いた「ファミリー・シークレット」 では「運命は家系の先祖に原因がある。」と記されています。運命は英語ではfate(神などの力による)運命、或いはdestiny(宿命・避けられない運命)などがありますが、「運勢」と捉えても間違いではありません。つまり持って生まれた運勢は家系の先祖に左右されるということです。
また「悪いことを隠すと、悪いことが繰り返す。」と言っています。先祖の中に悪いことをした人がいたり、複雑な結婚や家族関係があると、誇れることではないので、どうしても隠したがります。しかしそれを隠すと皮肉なことに、課題が残り清算されずに何度も何度も子孫へ投影され続けるというのです。つまり家系の繰り返し、家系連鎖するわけです。
では、どうしたら良いのか?著者は「先祖の暗い部分を掘り起こすことで運命は改善する。」特に「自分と同じような運命をたどった先祖の人を掘り起こすことで運命を改善することができる。」つまり先祖の良いことも悪いことも掘り起こし、ありのままを受け入れることで運命の改善ができると言っています。それは、確りと家系調査を行い、事実を受け入れ、先祖に対する感謝と愛情心を持つようになれば、潜在意識に何らかの良い変化が生じ、運命の縄目から解放されることではないかと思います。
家系譜のふしぎな力について
家系譜のふしぎな力について、多くの人々が語っています。「強運を呼び込む47の習慣」(ナイン・マトリックス・ラボ代表の佐藤伝氏著書)という本に、強運と呼ぶには「家系図を作ってご先祖に感謝する」という項目が載っていました。
『致知』2015年6月号では「ご先祖を知れば遺伝子のスイッチがオンになる」「自分の家系図を知れば仕事や人生が上手くいく?? ~家系分析の大家が語る人生発展の法則~」と題し、事業構想大学院大学教授の天明茂さんと筑波大学名誉教授、村上和雄さんの対談が載って話題になりました。天明茂さんは家系図を用いて家系分析を行っています。
今までは日本家系調査会を含めたごく少数派が家系分析を行っていましたが、最近、大学教授クラスの人たちまで始めたことは、今後「家系学」がよりメジャーな学問として受け入れられる契機になるのではないかと期待しています。
遺伝子をオンにする方法
「遺伝子をオンにする」ことでは筑波大学名誉教授、村上和雄先生が講演をしています。オンにするには、物理的、化学的、精神的作用があるが、なかでも精神的要因が大きいと言います。精神的な変化と言うと、よく笑いで血糖値が下がる、ガンがなおる等の話しを聞きますが、心がプラス思考になった時、つまり感謝、喜び、感動といった感情は良い遺伝子のスイッチをオンにすると言います。例えば今まで成績の悪かった子が、何かのきっかけで前向きになった時、先祖から受け継がれた優秀な遺伝子が眠りから覚めて、突然、頭角を現すといったことがあります。逆にマイナス思考、つまり恨み、悲しみ、悩みなどは、悪いほうの遺伝子をオンにしてしまうと言うのです。まじめな家系に突然、凶悪な犯罪者が出てくるといったことでしょう。
なぜ、先祖を知れば遺伝子がオンに?
当会にも、家系を調べたことで運命が改善されたというお客様の体験談が何度も寄せられました。その体験談が何年か前、白夜書房女性誌Sundari(スンダリ・美しい女性という意味)VOL5に紹介されたことがあります。
なぜ、先祖を掘り起こすという行為が遺伝子をオンにするのでしょうか?私なりに考えてみました。
まず、具体的に先祖の名前や命日、人物像を知ることで親や先祖に心が向いたことがあげられます。無知からは何の情緒も感情も出てきませんが、先祖の苦労や足跡を知ることで、親や先祖、家系に対する誇りや感謝の気持ちが出てくると思います。今、自分が居るのは親や先祖のおかげだと思う深い、深い感謝の念です。実はこのことに勝るプラス思考はないのです。それは子孫への最高の教育であり、最高の財産であると言えます。学校教育だけでは決して教えることができないことです。
また、具体的に先祖の情報を知ることで、漠然とした供養ではなく、(スピリチュアルな意味では)因縁(原因)の先祖をつきとめ、確り供養することで成仏させることができると思います。私たちはこのことを「家系を整理する」と表現しています。また、家系譜まで作って供養しきった達成感から、これからの未来や子孫に希望が持てるようになるでしょう。
「効能」というのもおかしい表現ですが、遺伝子をオンにするという観点でまとめてみました。
「ファミリー・シークレット」の解釈
アメリカのベストセラー、心理学者ジョン・ブラッドショウが書いた「ファミリー・シークレット」 では「運命は家系の先祖に原因がある。」と記されています。運命は英語ではfate(神などの力による)運命、或いはdestiny(宿命・避けられない運命)などがありますが、「運勢」と捉えても間違いではありません。つまり持って生まれた運勢は家系の先祖に左右されるということです。
また「悪いことを隠すと、悪いことが繰り返す。」と言っています。先祖の中に悪いことをした人がいたり、複雑な結婚や家族関係があると、誇れることではないので、どうしても隠したがります。しかしそれを隠すと皮肉なことに、課題が残り清算されずに何度も何度も子孫へ投影され続けるというのです。つまり家系の繰り返し、家系連鎖するわけです。
では、どうしたら良いのか?著者は「先祖の暗い部分を掘り起こすことで運命は改善する。」特に「自分と同じような運命をたどった先祖の人を掘り起こすことで運命を改善することができる。」つまり先祖の良いことも悪いことも掘り起こし、ありのままを受け入れることで運命の改善ができると言っています。それは、確りと家系調査を行い、事実を受け入れ、先祖に対する感謝と愛情心を持つようになれば、潜在意識に何らかの良い変化が生じ、運命の縄目から解放されることではないかと思います。
家系譜のふしぎな力について
家系譜のふしぎな力について、多くの人々が語っています。「強運を呼び込む47の習慣」(ナイン・マトリックス・ラボ代表の佐藤伝氏著書)という本に、強運と呼ぶには「家系図を作ってご先祖に感謝する」という項目が載っていました。
『致知』2015年6月号では「ご先祖を知れば遺伝子のスイッチがオンになる」「自分の家系図を知れば仕事や人生が上手くいく?? ~家系分析の大家が語る人生発展の法則~」と題し、事業構想大学院大学教授の天明茂さんと筑波大学名誉教授、村上和雄さんの対談が載って話題になりました。天明茂さんは家系図を用いて家系分析を行っています。
今までは日本家系調査会を含めたごく少数派が家系分析を行っていましたが、最近、大学教授クラスの人たちまで始めたことは、今後「家系学」がよりメジャーな学問として受け入れられる契機になるのではないかと期待しています。
遺伝子をオンにする方法
「遺伝子をオンにする」ことでは筑波大学名誉教授、村上和雄先生が講演をしています。オンにするには、物理的、化学的、精神的作用があるが、なかでも精神的要因が大きいと言います。精神的な変化と言うと、よく笑いで血糖値が下がる、ガンがなおる等の話しを聞きますが、心がプラス思考になった時、つまり感謝、喜び、感動といった感情は良い遺伝子のスイッチをオンにすると言います。例えば今まで成績の悪かった子が、何かのきっかけで前向きになった時、先祖から受け継がれた優秀な遺伝子が眠りから覚めて、突然、頭角を現すといったことがあります。逆にマイナス思考、つまり恨み、悲しみ、悩みなどは、悪いほうの遺伝子をオンにしてしまうと言うのです。まじめな家系に突然、凶悪な犯罪者が出てくるといったことでしょう。
なぜ、先祖を知れば遺伝子がオンに?
当会にも、家系を調べたことで運命が改善されたというお客様の体験談が何度も寄せられました。その体験談が何年か前、白夜書房女性誌Sundari(スンダリ・美しい女性という意味)VOL5に紹介されたことがあります。
なぜ、先祖を掘り起こすという行為が遺伝子をオンにするのでしょうか?私なりに考えてみました。
まず、具体的に先祖の名前や命日、人物像を知ることで親や先祖に心が向いたことがあげられます。無知からは何の情緒も感情も出てきませんが、先祖の苦労や足跡を知ることで、親や先祖、家系に対する誇りや感謝の気持ちが出てくると思います。今、自分が居るのは親や先祖のおかげだと思う深い、深い感謝の念です。実はこのことに勝るプラス思考はないのです。それは子孫への最高の教育であり、最高の財産であると言えます。学校教育だけでは決して教えることができないことです。
また、具体的に先祖の情報を知ることで、漠然とした供養ではなく、(スピリチュアルな意味では)因縁(原因)の先祖をつきとめ、確り供養することで成仏させることができると思います。私たちはこのことを「家系を整理する」と表現しています。また、家系譜まで作って供養しきった達成感から、これからの未来や子孫に希望が持てるようになるでしょう。