あと、もうちょっと!第九弾です。
●モンティパイソン 人生狂騒曲 (イギリス/83)
イギリスのコメディ集団・モンティパイソンのフルメンバーが揃った最後の作品。人の生き死にをネタにしているので笑っていいものかどうか迷う所。かなり毒気がある作品。
●ヤングマスター (香港/80)
ジャッキー・チェンがGH移籍後初めて製作したクンフー・コメディ映画。自身がこれで(クンフー映画製作は)最後と宣言したとおり、自らが主演してきたクンフー映画の集大成的な作品であり、と同時にジャッキー式アクション映画の始発点がこれである。
●夕陽のガンマン (イタリア/65)
S・レオーネのマカロニ・ウエスタン第二作目。本場の西部劇に追いつけ追い越せとばかりにディテールにこだわり尽くしたマカロニのみならず西部劇全体からしてもマスターピースの一つであろう。雨の中を歩いてくるイーストウッドの姿にヤられた!
●許されざる者(吹替版) (アメリカ/92)
こちらはイーストウッドの“最後の”西部劇。重苦しくて爽快感など微塵もないが、こういう映画って何かしら賞取れそうだと思った。実際アカデミー賞取ったけど。
●妖術秘伝 鬼打鬼 (香港/81)
サモ・ハン製作の中華ホラーシリーズ第一作。東洋独特のジメっとしたホラー・テイストとクンフーが見事にマッチしていい感じ。サモ・ハン・ホラー映画の中ではこいつが一番好きだし、一番完成度が高いと思う。
●ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ 烈火風雲 (香港/93)
ジェット・リーがツイ・ハーク製作『黄飛鴻』シリーズと決別してすぐに製作されたパロディ版黄飛鴻モノ。こういうとこがいかにも香港らしい。パロディとはいっても出来は最上級。だって監督にバリー・ウォン、武術指導はユェン・ウーピンだもん。
●リターン・トゥ・ジャスティス (アメリカ/89)
マカロニテイストの現代アクション映画。ジャケットからは想像つかなかったんだけどなぁ…
●龍の忍者 (香港/82)
真田広之の海外進出第一作。後年「バカ映画」として注目されることになるが、これを劇場で観ていたときにはそんな事思わなかった。たしかに前半の復讐劇と後半のコメディ調とのギャップはヘンだけど。OPの主題歌と忍者の特訓シーンがいつ観てもカッコいいっ!
(たぶん)ラストの第十弾へ続く
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