HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

大掃除

2005年12月30日 | 雑記
 2005年もあとわずか。我が家も年末の強制イベント《大掃除》を行いました。とはいっても今日は自分の部屋だけで、水周りとかは明日にやる予定なんですが。しかし、この部屋の掃除というのが結構ゴチャゴチャしていて、できればそのままの方が何が置いてあるか分かるので動かしたくないなぁというのが本音だが、しかしホコリ等が約1年分積もっているのでやらざるを得ない。
 もう書籍やら雑誌・ビデオなどが収納する場所がなくて四苦八苦。収納能力を考えずにバカバカ買うと、こういう目に遭うのが毎年分かってるのに今年もこれだ。あぁ、オレのバカっ! 写真を見てもらえば分かるが、隙間と言う隙間に本を詰め込んで収納しているのだ。もちろん大事な本は本棚に並んでいるのだけど。
 自室の大掃除もひと段落付き、このブログを書いているが、こりゃ明日は筋肉痛だな。今現在でもちょっとキてるし…仕事辞めてから身体動かしてないからなぁ。
 来年はどんな年になるだろう?来年の今頃もこうしてブログを書いているだろうか?いかん、最近どうもネガティブシンキングだ。もっと明るく考えなければ!
 歌の文句じゃないがもういくつ寝ると正月だ。凧も独楽もやらないけど、来年はもっと充実した1年にしたいと思っとります。それでは良いお年を!
  
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興味がないなら放っておけっ!~非ハリウッド娯楽映画コレクターのホンネ~

2005年12月24日 | 雑記
 「言葉が判らないのによく観るね~」とか「意味が判らないのに観るな!」とか、あ~うるさい!こっちは好きで観てんだから放っておいてくれよ。大体言葉の判る判らないで《面白い映画》の基準を決められちゃ困る。そんなことだったら日本人は日本映画しか観れないことになっちゃうぞ!
 なのに観客動員の多い映画といえばハリウッド映画がほとんどじゃないか。矛盾してるって。
 「いや、あれは字幕が付いてるし」
 じゃあ、ノー字幕のハリウッド映画を観てれば問題ないのか?そーじゃないだろ。いいか?!映画っていうのはね、言葉が判らなくても役者の表情と、音楽と、台詞の強弱で大体何をやっているか判るのっ!それに私は小難しい芸術映画とか観ないからほとんどの映画が1本道のストーリーなので言葉の意味が判らなくてもいいの。
 まったく…偏食家どもめ。その地方でしか創りえない映画があるから、映画ってのは面白いんだよ。同じ規格の作品ばっかだと飽きちゃうでしょ?
 「じゃあ何で変な国の映画ばっか観るんだよ?」
 別に意図的にハリウッド映画を避けているわけじゃなくて、ただ、観たい映画がその国で製作されていただけの事。もういいっ!興味がないなら私の観てる映画に口出すな!放っておいてくれっ!!
 と、家族や知り合いに同じようなことを何回と言われるたびに、私は心の中でそう叫ぶ。いいじゃん、別に…   
        
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オリジナル・シリアル・ヒーロー物の代表作 『KING OF THE ROCKET MEN』

2005年12月20日 | 連続活劇

 連続活劇のなかでもいろんなジャンルがあるが、私が大好きなのは何と言ってもヒーロー物だ。現実離れしたカッコで街の中を闊歩し、悪人たちと戦うなんて映画やテレビでないと許されないし、また観る側にしてみればそこに興奮を覚える部分なのである。さて、その連続活劇のヒーローたち、コミックスやパルプマガジンからの出身がほとんどで、現在の日本の特撮ヒーローたちのように映画のために生み出されたオリジナルヒーローというのがあまりない。誰でも知ってる有名キャラクターを映画化したほうが子供たちを劇場へ足を運ばせやすいのでちょっと無理というものだろう。
 しかし、わずかだが中にはオリジナルなキャラクターもいて、何と3回も映画化されたものもある。それがこのロケット背負ったニクい奴《ロケットマン》なのだ。以前このブログでも紹介した『月からのレイダーマン』(51)も実はこの《ロケットマン》のシリーズで、今回紹介するのは1949年製作の初登場作『ロケットマンの王』(KING OF THE ROCKET MEN)だ。  

 世界征服を狙うDr.バルカンは、自分の周りにいる邪魔な科学者たちを次々に殺していく。主人公ジェフ・キングは《どんな物質でも溶解する兵器》を開発している友人を(バルカンの魔の手に掛かって)死んだことにさせて、岩山の洞窟にこさえた研究所に身を隠させ、自らはDr.バルカン探しと《どんな物質でも溶解する兵器》の秘密を守る為に、友人がすでに開発していた携帯用ロケットブースターと砲弾型のヘルメットを身に纏い《ロケットマン》となって数々の危機に立ち向かっていくのだった…。 
 この映画、すごく期待していたのだが、実際鑑賞してみると「思っていたほどじゃないな」と正直思った。第2作目の『月からのレイダーマン』が宇宙人が出たり、有人ロケットに乗って月へ行ったりと衝撃的だったので第1作目は…と過度な期待をしていたのがマズかったか。SF的な小道具はあまりなく、ロケットマンとギャング風の悪漢たちが延々と殴りあっているイメージしか記憶には残らなかった。しかし最終回のニューヨーク大崩壊のシーンは迫力があってとてもよく、すげー!と感心していたのだが、いろんな資料を読むとあのシーンは『世界大洪水』(33・RKO製作)の流用だそうで、一気にガクーンと落ち込んだ。そりゃそうだよなぁ、あそこだけ特撮シーンが凄かったもんな…。というわけで感想としては
 「一応楽しめたけど、安っぽさだけが印象に残った作品」

でした。

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トルコ映画でGO!② 『THE DEATHLESS DEVIL』

2005年12月16日 | 非ハリウッド娯楽映画
 第2回目はちょっとSFテイストが入った現代もののヒーロー活劇である『THE DEATHLESS DEVIL』だ。

 ある軍事的発明をした天才科学者を誘拐して世界征服を企てているその名通りの悪い奴・Dr.サタンの魔の手から守るため黄金のマスクで素性を隠して活躍する主人公の闘いを描いたこの作品、まるでアメリカ製のかつての連続活劇のように山場が数分に一度あり、ピンチとチャンスが交互にやってくるのだ。これは今作に限らず、トルコ娯楽映画すべてに共通する作法らしい。この作品が収録されているDVDに特典映像として入っているトルコ娯楽映画についてのドキュメンタリーでトルコの映画制作者が「アメリカの30~40年代の連続活劇に影響を受けた」みたいな事を言っていた(すいませんね、英語が完全に理解できなくて…)。そういえば普通のアクション映画だと見せ場と見せ場の間に、普通のドラマ場面を入れて緩急をつけるのであるが、トルコ娯楽映画だと多少はあるが、ず~っとテンション高いまんまで映画が進むので、その作品に乗れればこれほど楽しいものはないが、乗りそこなうとかなりツライと思う(って書くと底が見えちゃうな、こりゃ)。
 
 この映画で感心したのは主人公のアクションだ。同時期のアメリカ映画(やテレビシリーズ)の殺陣といえば、昔からのボクシングスタイル一辺倒なのに対し、トルコ娯楽映画のヒーローたちは、すでにバック転などの軽業的な動きを随所に見せ、キック技を用いるという香港スタイルを、この70年代初頭の時期ですでにやっていたのは注目に値するだろう。日本では『仮面ライダー』(71)でようやくこのスタイルが一般的になってきた頃である。面白いと思ったモノはすぐ自分たちの映画に取り入れる。これがトルコ娯楽映画のいい所であり、我々トルコ娯楽映画ウォッチャーの面白い!と思う所なのである。
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海外向け味付けタイ・アクション大作! 『トムヤムクン』

2005年12月15日 | タイ映画
 やっと感想を書くことができるよ~。アクション映画好きの間では結構話題になっていてるし、作品レポートなんかもネット上で掲載されているのでどうしようか?と思ったりしていたのだが、やっぱ書かなきゃマズイでしょ。巻頭に《タイ映画》と謳ってあるから。と、いうことで今回はトニー・ジャー主演最新作『トムヤムクン』(05)です。

 ストーリーはいろんな所で紹介されているとおり、象使いの主人公・トニーが、ふとしたことで王室に献上するはずだった象をチャイニーズマフィアに盗まれ、彼等の本拠地がオーストラリアのシドニーにあることを知った彼が、象を助けに単身シドニーまで殴りこみをかける…というもので、基本的には前作『マッハ!』と大して変わりません。ただ、今回は舞台が海外にまで拡大したので、トニーの《田舎者》っぷりが物凄く誇張されていて観ていて可哀想になります。言葉は分からない、他者に協力を求めない、それでいて格闘技術は天下一品ときたら現実社会では絶対有無も言わさず逮捕でしょうね。これはこの作品を海外のバイヤーにセールスしやすいよう主人公のキャラクターはなるべく分かりやすいように(言葉が分からないタイ人以外の観客でも観れるように)した結果じゃないだろうか?その結果、タイ人の観客にはあまり評判はよくなかったとの話をこれ(VCD)を買った店の店長さんや他のサイトでも聞いている。やっぱり自国の評判あっての海外進出だよな、と思う。
 
 じゃあ、つまらないか?と問われると、これがまた前作以上にアクションがてんこ盛りで楽しいのだ。予算もアップしたせいもあって、大掛かりな河でのボートチェイスはあるし、ホテルの下から上に登りながら闘うシーンを1ショットで撮ってみたりとピンゲーオ監督、好き放題やっている。格闘アクション好きの私としては、今回3人の違ったスタイルの敵が登場するのが良かった。プロレスラーや中国武術といった想定内のタイプのほかに、映画史上初であろうカポエイラ使いが登場するのだ。トニーの変則的な軌道の蹴り技に決して劣らないカポエイラの蹴り技は必見だ!日本公開予定は2006年GW。さぁ、貴方は待つか?それとも買って観るかどっち?!
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エンターティメントってこういう事だよね 『後浦なつみ』コンサートDVD

2005年12月06日 | 雑記
 とりたてて私は、モーニング娘。やハロプロ系アイドルのファンではないものの、テレビ等の映像媒体への露出が凄いため、ついつい観てしまう。ウチの兄弟がハマっているので観ざるを得ないというのが半分本音なのだが… デビューしたての頃は企画モノアイドルで終わるのかなぁと思っていたのだが、どうしてどうして、もはや国民的アイドルグループの地位に登り詰めて、ローティーンの少女の憧れの存在にまでなっているではないか。これも彼女たちの努力と、プロデューサーであるつんく♂の緻密かつ大胆なプロモーション戦略の賜物であろう。

 ついこの間、弟が『後浦なつみ』のコンサートDVDを買ってきて、一緒に観ようと誘われたので何の気なしに観賞したのだが、これが面白いのなんの!ハロプロを代表する存在である松浦亜弥、後藤真希、安部なつみの3人が、でっかいステージを所狭しと駆け回り、踊り、力いっぱい歌うので、すげぇ~と感心、そして感動した。こういうコンサートもののDVDって部外者が観ても面白い物ではないのだが、さすがこの3人、ヒット曲をたくさん持っているので「おぉ、知ってる知ってる」とこちらの興味を惹きつけられる。

 決してマニアック・アーティステックに走らず、常に観客の望むものを100%答えてくれる。これが大衆娯楽なんだろうな、とDVDを観てそう思った。『後浦なつみ』自体は曲数があまりないので、このコンサートでは各個人の持ち歌を中心に構成されていたのだが、アルバム曲などのマニアックな曲は極力控えめにして、シングル曲などの比較的露出度の高いものを並べていたので、コアなファンはもちろん、一見さんでも観やすい作りになっていた。こういう事って凄く大事だと思う。もともとアイドル好きのつんく♂、よ~く心得ていらっしゃる。コア層・一般層の支持があってこそタレントは長い期間でも人気者になれるのだ。

 個人的には安部なっちと、ごっちんが2人で歌った『モーニングコーヒー』が良かったです。コーラスワークが見事で、聞いていて泣きそうになってしまいそうなほど。つい昨日もモー娘。の今年の春のコンサートのDVDでこの曲を聴いて泣きそうになりましたが。

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トルコ娯楽映画でGO!① 『TARKAN VS THE VIKINGS』

2005年12月04日 | 非ハリウッド娯楽映画
 おまたせしました。娯楽映画の最終到達点・トルコ映画を紹介するこの《トルコ娯楽映画でGO!》、最初の紹介作品はコミックブック発のヒロイックファンタジー『TARKAN VS THE VIKINGS(原題:TAKAN VIKING KANI)』だ。

 略奪のため上陸してきたバイキングたちに、守っていた城の主やその一族を殺され、恋人を含む女性たちを連れていかれたターカンが、数々の災難に巻き込まれながらも恋人を取り戻し、バイキングたちを全滅させるまでを描いた史劇風アクション映画で、もう冒頭から《ゴッツい男にムチ打たれながら必死で船を漕がされる捕虜たち》という、どこかで観たようなシーンから始まり、間髪入れずにバイキングたちの大殺戮シ-ンが展開され、主人公・ターカンは否応なく復讐の旅に出ることとなる… ストーリーの進行スピードがムチャムチャ速いのだ、この作品に限らずトルコ娯楽映画は。
 1秒でも退屈なシーンを入れると観客が退屈してしまう事を知ってますなぁ、トルコの映画製作者も。観客が観たいだろうと思うシーンを存分に挿入して、まるで洋食メニューのトルコライス状態だ。血しぶき飛び散るアクションあり、ヒーロー&ヒロインのロマンスあり、美女たちの拷問シーンあり、挙句の果てに怪物まで出しちゃう、もう「持ってけドロボー」的サービス精神である。堅物な映画ファンは絶対拒否反応起こしちゃうよな、絶対。私たちのようなエクスプロテーション映画好きには愛すべき作品なんだけどね…
  
 こんな面白い『TARKAN VS THE VIKINGS』なんだけど、ターカン役の俳優はチト貧弱な身体つきをしているのはどうも許せん。シュワルツェネガーとまでは言わんが、もう少しボリュームがある肉体の持ち主がやった方が説得力あるんじゃないか?でも女性に翻弄され続けるキャラクターならこのままでもいいか。個人的には(無断使用ではあるが)マカロニウェスタンのサントラがヒロイックファンタジーにも合うってことが発見だった。
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就職活動

2005年12月02日 | 雑記
 長いこと更新せずどうもすいません。実は職安のすすめで公共職業訓練校のカリキュラムが大詰めに入って、いま必死で次の職場を探している最中なんです。映画は観てないわけじゃないですけど、感想文を書くところまではいってないです。

 何を学んできたかと言うと、現在の印刷、デザイン業界ではもはや必須となったグラフィックソフトの使い方を(イラストレータ、フォトショップ等)4ヶ月間学んできました。紙やフィルムを切った貼ったりするアナログ技術は知っていてもソフトの使い方を知らなければ、今ではどこも雇ってくれないので必死で覚えました。

 まだ若干怪しい所はありますが、おかげで市販の低価格のドロー系グラフィックソフトで作品まで作れるところまできました。今日は面接なんですけど、この作品を持っていくことにしました。ではでは。
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