HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

シュ・ネイさま再び!『女黒侠 木蘭花』

2007年07月29日 | 中華圏映画

 いやぁ~、60年代の香港広東語映画って面白いッスね。これまでに(当時の)神怪武侠片は観ていたけど、現代アクションものは初めてだったのでとても新鮮でした。
 購入の決め手になったのは、もちろん私にとってのヒロイン、シュ・ネイ(雪妮)さまが主演していたから。

               
               
 ストーリーはよく理解できなかったが、とにかく木蘭花と呼ばれる女義盗二人組が正義の警部(ロイ・チャオ/喬宏)の指令により殺人光線の設計図のありかを探しだすというもので、敵対する悪徳警部をセッ・キン(シー・キェン/石堅)が演じており、多数ある武侠映画のように今回も敵役を憎々しくヒロインたちを追い詰めていく姿は圧巻だ。

               
               

 21世紀の今からみれば本当にレトロな感じで(当たり前だが)、殺人光線などというアイテムからして時代を感じさせる。今や少年漫画でも使わないネタだぞ。
 あとアクション指導には唐佳と劉家良の名コンビがクレジットされていたが、剣戟アクションとは勝手が違ったか若干ぎこちない。まぁ、当時のアクションなんて洋の東西問わずみんなこんな感じでしたけどね。今みたいにどれだけ危険な事をするか?じゃなくて雰囲気重視のアクションで。

                  
               

 このシュ・ネイさまの『女黒侠』シリーズはあと2作あるそうで、どこかの動画共有サイトで彼女がマシンガンをブッ放しているシーンを観たことがある。やっぱりYesasia.comで買うしかないのか…

               

 って、ウインクされてもシュ・ネイさま…(哀)

幻の一戦!ザ・グレート・サスケvsTAKAみちのく (WWF)

2007年07月16日 | ルチャリブレ

 現在、全日本や各団体で大活躍しているTAKAみちのくがWWF(現WWE)で過去に所属していた事はご記憶の方も多い事だろう。しかし、本来WWFがライトヘビー級の目玉選手として出場要請していたのは彼ではなく、ザ・グレート・サスケだった事は結構忘れがちである。

  自分の実力を100%発揮できる相手としてサスケ自身がチョイスしたTAKAだったが、ビンス・マクマホンJrはじめWWF首脳陣の目に留まったのが彼ではなく、引き立て役のTAKAだったとは何と言う皮肉だろう。

 ゴング誌でこの試合のグラフを掲載した号を見たときは「サスケ凄ぇな」と感動したのだが、その次の号を読んだときTAKAと契約を結ぶと書かれていて正直「何じゃそりゃ?」だった。
 そしてこの2007年になって、動画共有サイトでこの試合を始めて目にしたのだが、何となくWWF首脳陣の、というかアメリカの普通のプロレスファンの視点がよぉく分かった気がした。

 まず、サスケが黒づくめの衣装でヒールっぽい。にもかかわらずファイト内容はベビーフェイス的なのでどうしたらいいのか分からない。おまけにキック技なども多用している為ますます役柄が曖昧なのだ。それに対し、TAKAは終始ヒールファイトに徹し、感情豊かに客を煽っていくのだからどちらが分かりやすいのか一目瞭然だろう。あくまで地元・日本でやってきたファイトスタイルをそのまま押し通した結果がこの評価だったのだ。
  
   
                
          

 ※リンクが消える可能性があるので注意

やっと『ジャジャ・ザトゥーナ』観たぜッ!

2007年07月10日 | フィリピン映画
 前回「早く観てぇ~!」と書いた『ジャジャ・ザトゥーナ』をついに購入しました!

 脳内評価では大傑作のこの作品、実際はどうか?とちょっと心配したのだが、そんな不安も何のその!開巻早々の傘を使ってのミュージカルシーンから私のハートをグイっと掴み、主人公のオカマちゃんエイダが“ザトゥーナ”と書かれた宇宙からの飛来物を手にした所から興奮度がもうフルスロットル!そして見せ場である我らが(って、あれ…?)クイーン・フェミナさま率いるアマゾニスタ軍団との手に汗握る闘いにもうどうにでもしてぇ~!!、なのだ。

              

 しかし、こういったSF・ホラー系のネタを扱ったミュージカル映画って結構カルトムービーとして残るよね。有名な所で言えば『ロッキー・ホラー・ショー』や『ファントム・オブ・パラダイス』、マイナーどころでは『キャプテン・ザ・ヒーロー』とかね。

              
              
              
              

 その流れで言えばこの『ジャジャ~』も将来、カルトムービーとして人々に語り継がれるかもしれない。とは言っても今の所フィリピン国内でしか公開されてない(と思う)のでどれだけ世間に知れ渡るかが問題なのだが…