HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

JOHNNY SOKKOってだれの事?

2007年11月29日 | その他の映画、テレビ

 いやぁ~、早いっすね。もう今年も残すところ1ヶ月ですがな。今年って記事何本書いたっけかな?あんまり書いてない…そうですか。たしかに生活環境が変わってから落ちついてパソコンの前に向かってブログを書くなんてこと出来なくなったもんで。自家製DVDソフトはちゃんと製作してるのに。そんな事はどーだっていいっ!!(逆ギレ)

 ではボチボチ始めますか。

 JOHNNY SOKKOって聞いたことありますか?IKKOさんじゃありませんよ。かなりの特撮ファンなら耳にしたことがあると思うけど、実はこれ『ジャイアントロボ』(67)のアメリカ版タイトルでして、正確には『JOHNNY SOKKO AND HIS FLYING ROBOT』(靴下ジョニーと彼の空飛ぶロボット)という。靴下(ソッコー)=少年のイメージなんでしょうね、きっと。にしても靴下ジョニーはどうかと思いますが。それにジョニー(原版は草間大作)の靴下姿なんて第一話でしか見られません。あとはユニコーン団(劇中に登場する正義の秘密機関)のユニフォーム姿ばっかで。アメリカ人の発想はよく分かりません。

 名前だけは知っているが今までちゃんと観た事がなかったこの『ジャイアントロボ』だが、TOUTUBEで数話投稿されているのを発見。ただちに怪獣が登場する回だけを観賞。やっぱり怪獣って燃えるよねぇ~(萌えじゃなくて)。ジョニー大作(ジョニー大倉じゃないよ)そっちのけで怪獣ばっかり熱心に観ましたよ。あっ、もちろんジャイアントロボとの対決もね。
 現在35歳のおっさんでも怪獣の暴れる姿を見れば怪獣熱が最も高かった13~4歳の頃に戻っちゃうんだもん(この年齢でも相当おかしいが)

           
           
           
           

 ちなみにGIANT ROBOと海外DVDショップのカタログで検索したらアニメ版ばっかり出てきました。アメリカ人にとって特撮版『ジャイアントロボ』はJOHNNY SOKKOの名が常識みたいです。

 補足:1970年に『ジャイアントロボ』全26話を再編集した『VOYAGE INTO SPACE』(宇宙への航海)なる作品が公開(テレビ放映?)されたとの事。この作品といいジョニー・ソッコーといい、

アメリカ人は好きなのか?
コメント (2)
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90年代初頭のルチャ映画

2007年11月25日 | ルチャリブレ
 1989年にメキシコでルチャリブレのTV放映が全面的に解禁され、またたく間にルチャリブレ・ブームが起こった。それまで会場へ行って観戦するなり、映画で観るなりするしか出来なかったのが、自宅で観る事が出来るのだからこれは新たなファン層の拡大につながるというものだ。

 TV時代に伴ってメキシコ最大のルチャ団体EMLL(現CMLL)はカラフルで斬新なデザインによる新たなキャラクター作りに着手した。その中でも最大の“ヒット商品”となったのは“カリスマ忍者仮面”ことオクタゴンで、当時「大統領の名は知らなくてもオクタゴンは知っている」と言われたほどの国民的人気だった。

 このルチャブームに沸く90年代初頭におけるルチャ映画は「TV人気にあやかって劇場へファンを引っ張り込もう!」とばかりに茶の間でおなじみの選手たちが次々と劇場用映画へ引っ張り出された。選手が個人で映画会社と契約していた60年代のルチャ映画黄金期とは違い、団体の放映権を持つTV局が映画会社と協力して製作するというものだった。ちょうど日本でも人気が出てきたアイドル歌手を主役に映画制作していた感じと似ている。

 というわけで今回紹介するのはそのオクタゴンと“聖なる白い虎”の異名を持つヘビー級の体格をしたマスカラ・サグラーダが主演を務めた92年製作の『Lucha a 
Muerte』
という作品。
 
            

 オクタゴン&Mサグラーダはルチャドールの傍ら秘密捜査官を務めているという設定で、大規模な貴金属窃盗団の悪事をあの手この手を使って一網打尽にしてしまおうという簡単に言えばこんなストーリーで、ルチャ映画らしく話などあって無きものだ。オクタゴンは黒を基調にした配色なのでまだいいとして、Mサグラーダなんかは白地に蛍光色のオンパレードなので捜査官としてはかなり目立つと思うのだが。

 この映画の見所はオクタゴンの空手アクション(サグラーダは図体がでかいだけでアクションに特徴がない)、それにこの年にCMLLからスター選手をごっそり引き抜いて旗揚げした新興団体AAAの当時の選手の顔ぶれが見れるといった所かな。特にルチャ好きの私としては旗揚げ当初の顔ぶれなんて雑誌でしか見たことが無いので動く映像を観れるだけでも十分に価値がある映画だと思った。

              

 オクタゴンも劇中で見せるアクションはスタントマン(やられ役)のレベルが向上したのか、かなりリング上で見せるアクションに近いものを披露しているし、肝心の試合シーンも今のオクタゴンでは考えられないほどスピード感ある試合ぶりを見せてくれる。 肩車から脚を引っ掛けて相手を投げるオクタゴン・ホイップという技なんかミゼット選手のオクタゴンシートでしか見た事が無かったので、本人がやるのを見て「あぁ、やれるんだぁ…」と思ったほどだ。これを観るだけでも…(以下省略)

                 
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