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DeepL翻訳でアメリカン・コミックスを読む⑩ 『ザ・クエスチョン』

2022年07月13日 | 海外コミックス
今回は【ゴールデンエイジ】の次の繁栄期である【シルバーエイジ】(銀器時代、と訳される事がある)の作品を紹介したいと思います。


コミック史的には、1956年~1970年頃までが【シルバーエイジ】と定義されていまして、この期間にはスパイダーマンやX-メンなどといったマーベルコミックスの大躍進があったりと、現在ハリウッドで、映画化されているものの多くはこの時代のキャラクターであり、現代ヒーローの出発点だといえるでしょう。

そんな中、コミックス両巨頭を向こうに回し、質の高いオリジナルヒーロー作品を発信していた出版社がありました。その名はチャールトン・コミックス。残念ながら事業不振で1983年にDCに売却され、看板ヒーローであったブルー・ビートルやキャプテン・アトム、そしてピースメーカーらは活動の場をDCユニバースへと移すのでした。

そんなヒーローたちのなかで今回ピックアップしたのは、顔のない傍観者、ザ・クエスチョンです。人気ニュースキャスターであるヴィク・セージが、天才科学者の発明品である特殊なガスと人工皮膚を使い、ザ・クエスチョンという別人格となって犯罪者を懲らしめる、といったハードボイルド的なスタイルは全身コスチュームや超人のスーパーヒーローが多い中では異色だといえるでしょう。


このクエスチョンは、後に『ウォッチメン』に登場するロールシャッハというキャラクターのイメージの元となったので、どこか既視感があるな、と思った方も多いでしょう。


初出:『ブルー・ビートル』Vol.4 1967年6月












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