ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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3D映像 同時に2D 専用メガネかけても裸眼でも… 映画会社での採用目指す NTT…

2017-06-01 23:37:11 | NewsPaper
ニーズはありそうで、実際に導入されたスクリーンで体験してみたい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『3D映像 同時に2D
 専用メガネかけても裸眼でも…
 NTT 映画会社での採用目指す』

NTTが3D用の映像を裸眼で見ても映像がぼやけず
クリアな2D映像として楽しめる新しい映像処理技術を開発した

という記事

この技術によって、2D映像と3D映像を別々のものではなく
1つの映像素材として提供できるようになる

この技術は、人間が奥行きを知覚する視覚メカニズムの特性を使って
2D映像と3D映像の共存を実現した

http://www.ntt.co.jp/news2017/1705/170529a.htmlより

通常の3D映像の製作と同じように、2Dの元映像に右目と左目がそれぞれ
奥行きを知覚できる要素を加える
さらに、その奥行きの要素が、裸眼で見た時にはお互いに打ち消しあうように調整
眼鏡無しで視聴した場合には、通常の2D映像として違和感なく見られるようになる

http://www.ntt.co.jp/news2017/1705/170529a.htmlより

通常、3D映像を使った映画は、専用のメガネをかけないと
右目用と左目用の映像が混ざり合ってぼやけるため
通常の2D映像としては見られない
3D専用、2D専用シアターは分けられるため、映画館側のコストも大きい


この技術が映画館に導入されるなら喜ばしいことだが
その場合、お客さんの鑑賞料金はどうなるのだろうか

1シアターだけで済むわけだが、専用シアターは必要になるわけで
その分の料金は変わらずに必要となりそうだが、果たして…!?