10月28日の日経新聞に、"官民共同で開発中の中型ロケット「GX」での衛星打ち上げサービスを2011年度から始めると表明"と載ってます。
H2Aロケットが三菱重工、GXが石川島播磨重工業等が担当するそうです。打ち上げ能力がH2Aが4~6トン、GXが1.9トンだそうです。
2006年9月24日の打ち上げが最後だった宇宙航空研究開発機構のM(ミュー)5ロケットが最大1.8トンだったため、これとほぼ同じくらいの打ち上げ能力ですね。高度250キロの低軌道に打ち上げるM5に対し、GXは高度800キロに打ち上げられるものを目指すとのことです。(M5は固体燃料ロケットで、このタイプとしては世界最大級、三段式。(通常ロケットは液体燃料が多い))
H2Aは打ち上げ費用が約100億円。ライバル奥州アリアンスペースや米ロッキードマーチンが60億円~70億円とされるのに比べて割高で、しかも打ち上げ実績は露米欧中に劣ってます。日本の打ち上げ実績は50回、そのうちH2Aは10回(失敗1回)ですが、世界ではロシアが1261回(失敗49回)と突出し、アメリカ合衆国が510回(失敗35回)、EUが164回(失敗11回)、中国が81回(失敗8回)、日本が50回(失敗5回)です。
今回はロッキードマーチン社開発のエンジンが遅れており、開発自体が遅れてるようです。
商売敵からエンジンを購入するという点には他人事ながら忸怩たるものがあります…。日本の宇宙産業は常にアメリカから警戒され、けん制されてきた歴史があるので、つい何か裏があるのではないか、と勘繰りたくなってしまいますが・・・。今回のGXロケットはH2Aに比べ性能的には下のものなので、素人考えでは、昔のロケットを転用してできないのかなぁ、なんて考えてしまいます。
また長文になってしまった・・・(汗)
・ロケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・宇宙科学研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・宇宙開発事業団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・スペースシャトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・ソユーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・アリアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・低軌道 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
低軌道(地球低軌道、Low Earth orbit)は、人工衛星などの物体のとる軌道で、中軌道や静止軌道よりも高度が下のものをさす。通常は地球表面からの高度350kmから1400kmの場合が多い。これよりも低い軌道では安定せず、大気との摩擦抵抗で急激に高度を下げ、やがては大気中で燃え尽きてしまう。低軌道衛星は、約27,400km/h(約8km/s)で飛行し、1回の周回に約1.5時間を要する(高度約350kmの例)。
・中軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中軌道(Medium Earth Orbit)は、低軌道(高度約1,400km以下)と静止軌道(高度約36,000km)の中間に位置する人工衛星の軌道の総称である。(中略)
GPS衛星は高度26,561km(周期は恒星時で12時間)の中軌道の衛星コンステレーションを使用する。
・静止軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
静止軌道(せいしきどう)は対地静止軌道 (Geostationary Orbit) ともいい、軌道傾斜角=0度、離心率=0(真円)、平均運動=1回転/恒星日の軌道のことである。
言い換えると、赤道上の高度約35,786kmの円軌道であり、軌道周期は23時間56分4秒となる。 この軌道は地球の自転に同期しているため、赤道上の上空に見かけ上静止しているように見える。 見かけ上の静止点の経度と観測地の緯度・経度が定まれば衛星の見かけの方向が一意に定まる。
通信衛星や放送衛星に用いると、アンテナを固定しておくことができ、都合が良いため、通常はこの軌道が選ばれる。
・宇宙空間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇宙空間(うちゅうくうかん、英語: outer space, space)は、地球の大気圏外の空間領域。厳密な定義としては、地表から100kmを超える地点を宇宙空間と呼称する。
H2Aロケットが三菱重工、GXが石川島播磨重工業等が担当するそうです。打ち上げ能力がH2Aが4~6トン、GXが1.9トンだそうです。
2006年9月24日の打ち上げが最後だった宇宙航空研究開発機構のM(ミュー)5ロケットが最大1.8トンだったため、これとほぼ同じくらいの打ち上げ能力ですね。高度250キロの低軌道に打ち上げるM5に対し、GXは高度800キロに打ち上げられるものを目指すとのことです。(M5は固体燃料ロケットで、このタイプとしては世界最大級、三段式。(通常ロケットは液体燃料が多い))
H2Aは打ち上げ費用が約100億円。ライバル奥州アリアンスペースや米ロッキードマーチンが60億円~70億円とされるのに比べて割高で、しかも打ち上げ実績は露米欧中に劣ってます。日本の打ち上げ実績は50回、そのうちH2Aは10回(失敗1回)ですが、世界ではロシアが1261回(失敗49回)と突出し、アメリカ合衆国が510回(失敗35回)、EUが164回(失敗11回)、中国が81回(失敗8回)、日本が50回(失敗5回)です。
今回はロッキードマーチン社開発のエンジンが遅れており、開発自体が遅れてるようです。
商売敵からエンジンを購入するという点には他人事ながら忸怩たるものがあります…。日本の宇宙産業は常にアメリカから警戒され、けん制されてきた歴史があるので、つい何か裏があるのではないか、と勘繰りたくなってしまいますが・・・。今回のGXロケットはH2Aに比べ性能的には下のものなので、素人考えでは、昔のロケットを転用してできないのかなぁ、なんて考えてしまいます。
また長文になってしまった・・・(汗)
・ロケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・宇宙科学研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・宇宙開発事業団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・スペースシャトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・ソユーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・アリアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・低軌道 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
低軌道(地球低軌道、Low Earth orbit)は、人工衛星などの物体のとる軌道で、中軌道や静止軌道よりも高度が下のものをさす。通常は地球表面からの高度350kmから1400kmの場合が多い。これよりも低い軌道では安定せず、大気との摩擦抵抗で急激に高度を下げ、やがては大気中で燃え尽きてしまう。低軌道衛星は、約27,400km/h(約8km/s)で飛行し、1回の周回に約1.5時間を要する(高度約350kmの例)。
・中軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中軌道(Medium Earth Orbit)は、低軌道(高度約1,400km以下)と静止軌道(高度約36,000km)の中間に位置する人工衛星の軌道の総称である。(中略)
GPS衛星は高度26,561km(周期は恒星時で12時間)の中軌道の衛星コンステレーションを使用する。
・静止軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
静止軌道(せいしきどう)は対地静止軌道 (Geostationary Orbit) ともいい、軌道傾斜角=0度、離心率=0(真円)、平均運動=1回転/恒星日の軌道のことである。
言い換えると、赤道上の高度約35,786kmの円軌道であり、軌道周期は23時間56分4秒となる。 この軌道は地球の自転に同期しているため、赤道上の上空に見かけ上静止しているように見える。 見かけ上の静止点の経度と観測地の緯度・経度が定まれば衛星の見かけの方向が一意に定まる。
通信衛星や放送衛星に用いると、アンテナを固定しておくことができ、都合が良いため、通常はこの軌道が選ばれる。
・宇宙空間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇宙空間(うちゅうくうかん、英語: outer space, space)は、地球の大気圏外の空間領域。厳密な定義としては、地表から100kmを超える地点を宇宙空間と呼称する。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます