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――☆★さんぐ/撮速日記★☆――

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亡国のイージス(DVD)

2006年05月08日 22時34分43秒 | 映画
監督 : 阪本順治
原作 : 福井晴敏(「亡国のイージス」講談社刊)
脚本 : 長谷川康夫/飯田健三郎
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
配給 : 日本ヘラルド映画、松竹

俳優 :
《いそかぜ》先任伍長 仙石恒史 真田広之
《いそかぜ》副長 宮津弘隆2等海佐 寺尾 聰
《いそかぜ》1等海士 如月 行 勝地 涼
《いそかぜ》船務長 竹中 勇3等海佐 吉田栄作
《いそかぜ》艦長 衣笠秀明1等海佐 橋爪淳
DAIS内事本部長 渥美大輔 佐藤浩市
ジョンヒ チェ・ミンソ
内閣総理大臣 梶本幸一郎 原田芳雄
FTG・溝口哲也3等海佐 ヨンファ 中井貴一

亡国のイージスOfficial Site(http://aegis.goo.ne.jp/)

福井晴敏さん原作の、『ローレライ』『戦国自衛隊1549』に続く第三弾、だそうで、最近好評を博している邦画の中でもかなり重い主題の映画。

・ストーリー
 東京湾沖で訓練中の海上自衛隊イージス護衛艦「いそがぜ」で、訓練中の事故により隊員が死亡する。
 先任伍長である仙石は宮津副艦長に引き返す事を進言するが、其の席で驚くべきことを聞かされる。艦長が既に何者かによって殺されていた。副艦長は仙石に如月一等航海士の正体が対日工作員・ヨンファであることを告げ、艦長殺しの犯人も如月であると断言する。如月を説得にあたった仙石は、実は宮津副艦長こそがヨンファに操られた存在であることを知らされる。相反する情報に戸惑う仙石。艦の損傷を理由に乗務員は艦から退去させられ、ようやく真実に気づいた先任伍長は、艦を取り戻しに再びイージスに戻ってくる-。

 現職の自衛隊員がクーデターを企てるというストーリーで、さらに、"「バブル崩壊以降、自信と誇りを失い、国家としてのありよう、守るべき形を失った日本に守るに値する価値があるのか?」という問い掛けがなされ、国民一人一人の国防や平和への意識を考えさせられる作品となった"(亡国のイージス 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)とあり、かなりテーマとして本質的で考えさせられます。

 エンターテイメントとしてはとりわけ戦闘シーンの迫力が凄く、アクションとして日本映画でもここまでできるんだなぁ、といった感じの気合の入ったものとなっています。ただ、映画ではジョンヒや宮津副艦長の苦悩があまり理解できなかった・・・。人物の背景については、パンフレットなり読まないとちょっと辛い感じ。

 それでも、久しぶりに緊張感のある邦画を見た、といった満足感はありました。原作の評価が高いようなので、近いうちに読んでこの下に貼りたいと思います。

・イージス艦について(関西どっとこむ
”基準排水量、7250トン、主要寸法161×21.0×12.0×6.2m(長さ、幅、深さ、喫水)で定員が300名の最新鋭の防空システムを搭載した護衛艦。ギリシャ神話に登場する無敵の盾の名前からイージス護衛艦と呼ばれる。数100キロをカバーするレーダーにより直ちに攻撃機などの情報をコンピューターで分析し、10以上の目標物に対処出来る力を持っている。守備に最も力を発揮する。馬力100000ps有し、速力は30kt。高性能20ミリ機関砲×2、SSM装置一式、3連操短魚雷発射管×2、電波探知妨害装置一式、対潜情報処理装置一式を装備している。
現在「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」という護衛艦を日本は保有。 ”

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亡国のイージス

ジェネオン エンタテインメント

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海猿(映画、TVで放送)

2006年05月06日 23時31分52秒 | 映画
海猿 (2004年6月)

・監督:羽住英一郎
・原作:佐藤秀峰/原案・取材:小森陽一 「海猿」(小学館 ヤングサンデーコミックス)
・脚本:福田靖

■制作プロダクション:ROBOT
■製作:フジテレビジョン・ROBOT・ポニーキャニオン・東宝
■配給:東宝

・キャスト
仙崎大輔  :伊藤英明(主役)
伊沢環菜  :加藤あい(ヒロイン)
三島優二  :海東健(仙崎のライバル)
松原エリカ :香里奈(工藤の彼女的存在)
工藤始   :伊藤淳史(海にて殉死)
中迫夏子  :杏子(訓練生の姉的存在)
源太郎   :藤竜也(鬼教官)

 人命救助のエキスパートである"潜水士"を目指す若き海上保安官たちの物語。海上保安官のわずか1%、人命救助のエキスパート"潜水士"。14名が研修を受ける中、仙崎大輔もまたこのハードな研修に臨んでいる。主任教官・源からの指示で、身体能力が劣る工藤とバディを組み、周りの助けや努力によって、困難な訓練を乗り越えていく。辛い訓練の間に大輔は環菜という女性と出会い、急速に惹かれ合っていく…。

 海猿は、映画では初めて見ました。
 人の命の限界地点で人間がとる行動について、考えさせられる映画でした。
 こういった熱血の、主張がはっきりしている映画は非常に感動します。
 人の命の最前線にいる主人公の人間的な成長を描くドラマは、海外ではバックドラフトのような良作がありますが、実は日本にも沢山眠っているのではないかと思います。

 次回作も今日が初日だというし、観にいってみたいです。(フジテレビの思うツボですね(汗))

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海猿 スタンダード・エディション

ポニーキャニオン

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海猿 全12巻

小学館

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LIMIT OF LOVE 海猿(2006年5月、第2作)
海 猿 -UMIZARU EVOLUTION-(フジテレビ系、2005年7月5日-9月13日 全11話)

参考にしたサイト:
narinari.comさん

春の雪

2006年05月04日 15時42分52秒 | 映画
製作年度:2005年(2005年10月19日~11月7日公開)
上映時間:150分

監督: 行定勲 監督
原作: 三島由紀夫
出演: 妻夫木聡(松枝清顕),
    竹内結子(綾倉聡子),
    高岡蒼佑(本田繁邦),
    真野響子(松枝侯爵夫人),
    及川光博(洞院宮治典王),
    榎本孝明(松枝侯爵),
    宮崎美子(綾倉伯爵夫人),
    大楠道代(綾倉家侍女・蓼科)
    岸田今日子(清顕の祖母)
    若尾文子(月修寺門跡)
    スウィニット・パンジャマワット
    アヌチット・サパンポン

春の雪公式サイト(http://harunoyuki.jp/)
春の雪ブログ(http://blog.harunoyuki.jp/)

ちょっと前の映画で、昨年の10月29日に東宝洋画系ロードショーにて公開されていたものです。GWの最初、5月3日、4日2日間だけ池袋サンシャイン劇場で上映していました。(招待券で招待された人が観劇)三島由紀夫原作で、儚くも美しい「悲恋」の物語、ということで、ちょっと切なくなるような悲しい恋の物語でした。

 この映画は、三島由紀夫80年、没後35年という節目の年に公開された映画で、進化を続ける日本映画が向かうべき新たな方向を示す野心作、というだけあって非常に洗練されたつくりになっています。

 映画館は、招待券で招待された人々でごった返しており、入り口で、立ち見になるかもしれません、と言われた時にはさすがに驚きました。最近は映画館に行っても満員ということは無いので、これだけの人と一緒に映画を観る、というのは久しぶりな感じでした。

 映画は、貴族の優雅さを身に着けるために名門家族綾倉家に一時期預けられていた清顕と、その時の幼馴染、聡子との間の恋を描いている。自分の感情に素直になれない清顕は聡子とすれ違い、そうこうしているうちに聡子は宮家の許嫁(いいなずけ)になってしまう。そして聡子と清顕の関係は、この後禁断の恋へとすすみ、やがて悲劇的な結末を迎えることになる。

 映画の中では四季が非常に美しく、役者さんの言葉遣いや立ち振る舞いも優雅でした。クライマックスの悲しい場面では、映画館のそこかしこからすすり泣きの音がもれ、悲しみがさざ波のように劇場を包み、かなり胸にぐっとくるものがありました。こういう周りの人の感じている事を共有できるのが映画館で観るところの良さですね。ストーリーと映像共に素晴らしく、非常に良い作品でした。ちょっと前に公開されていたものだけれど、感動したので詳しく書いてみました。

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春の雪

東宝

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プロデューサーズ

2006年04月15日 23時22分30秒 | 映画
製作年度:2005年
製作国・地域:アメリカ
監 督:スーザン・ストローマン(SUSAN STROMAN)
脚 本:メル・ブルックス(MEL BROOKS) 、トーマス・ミーハン(THOMAS MEEHAN)
出 演:ネイサン・レイン(NATHAN LANE/役名マックス・ビアリストック)
マシュー・ブロデリック(MATTHEW BRODERICK/役名レオ・ブルーム)
ユマ・サーマン(UMA THURMAN/役名ウーラ)
ウィル・フェレル(WILL FERRELL/役名フランツ・リープキン)
ゲイリー・ビーチ(GARY BEACH/役名ロジャー・デ・ブリー)
ロジャー・バート(ROGER BART/役名カルメン・ギア)


・プロデューサーズ(公式サイト)(ソニーピクチャーズ、映画)(http://www.sonypictures.jp/movies/theproducers/site/)
・プロデューサーズ(ブログ)(http://blog.cinemacafe.net/producers/archives/200602/171000.php)

・プロデューサーズ(去年7月のミュージカルの方)(http://www.tbs.co.jp/p-guide/event/producers/index-j.html)


●オリジナルはメル・ブルックスの1968年の映画、プロデューサーズ。2001年にこれを舞台化、ブロードウェイで大ヒットしたため、再び映画化したもの。ミュージカルのパロディが随所に盛り込まれ、つくりも本格派ミュージカルを踏襲したものとなっている。

☆STORY
 ブロードウェイのプロデューサー、ビアトリックスの元へ小心者の会計士、レオがやってくる。彼は少年時代ビアトリックスに憧れ、プロデューサーになりたいと密かに思っていた。帳簿を調べていたレオが、出資者から制作費を集め、ショーが失敗すれば配当金を払わなくて済むので、逆に儲かる、ということを発見した。これをきっかけに、2人は最低のミュージカルを製作し、一儲けしようと企むが・・・


 うーん、テンション高い映画です。ミュージカル映画というのを最初は忘れていて、アドルフって名前のチープなつくりのハトがびしっと敬礼するあたりで思い出しましたw。
 最初のうちは小心者のレオの説明や老婆の出資の説明がややくどくてテンポが悪かったのですが、歌はさすがにミュージカルから来てるだけあって上手い。ゲイ、ヒトラーなど、ブラックジョークというかしもネタが結構多く、ここの評価によって意見が分かれてくると思います。
 最低のミュージカルをプロデュースするために、まずナチスマニアの所に行って脚本の承諾を得て、ゲイの館で演出を頼みます。このゲイがまた何とも、なんでこういう業界の人って似てるんだろう(汗)というか、皆やけに生き生きしてて、ロジャーとカルメンの迫真の(笑)演技ぶりが笑えました。それにしても、ゲイでくねくねしたヒトラーが出てきたときには衝撃受けましたw。こういうブラックジョークも有りかなと。
 
 最後にグーテンタークという歌が流れて、わが闘争買ってね♪たいてい本屋さんにおいてあるけど、なければamazon.comに置いてあるからね、っていうのが爆笑w。amazonに行くと、"アドルフ・ヒトラーの代表作 映画『プロデューサーズ』がオススメする本 『わが闘争 上―完訳』、『わが闘争 下―完訳』発売中。"って書いてあるし・・・(汗)。

この映画、最後のエンドロール見て一気に評価が上がりましたw。

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プロデューサーズ



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わが闘争 上―完訳 角川文庫 白 224-1

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わが闘争 下―完訳  角川文庫 白 224-2

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ウォーク・ザ・ライン

2006年03月06日 22時17分01秒 | 映画
テアトルタイムズスクエアで見てきました。伝説のミュージシャン、ジョニー・キャッシュと運命の女性ジューン・カーターの、ふたりが歩んできた道のりを描いた"トゥルー"ラブ・ストーリー、だそうで、非常に良い映画でした。

エルヴィス・プレスリーと共に150年代の黄金時代を築きあげた伝説の、と言われても自分の世代にはピンと来るものがありませんが、音楽が良い。
華やかなスターの、薬による転落等、後世に創作された様々な作品の基にある実話、といった趣があり、新味は無いけれど分りやすくて話に入っていきやすいです。

華やかなスターのその後という、日常生活に無い話が観る人の心を打つのは、逆境にあっても周りの人に助けられて救われたり、立ち直った後にハッピーエンドが待っていたりといった人生の山や谷が(大小の差はあれ)誰の身にも起こっていることだからかな、と思いました。

前に座った外国人のおじさんが、ノリノリだったのがかなり印象に残りましたw。
前に座っていて、音楽が流れるだけでそれはもう楽しそうにUohhou!とかHa-Ha-Ha!とか足組んだり体ゆすったりすごい嬉しそうで、周りが静かなときにそのおっさんがA-HaHaHa!って言ってたりするんだけど、そこは笑うとこなのか?(笑)という脳内突っ込みを入れて観てました。

やはり自分の国の、同世代の音楽だと違うんだろうな。何だかその人だけ自分にぴったりのオーダーメイドの服を手に入れているのを横で眺めているような羨ましさを感じたりしました。

公式サイト
ウォーク・ザ・ライン

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ウォーク・ザ・ライン 君につづく道



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博士の愛した数式

2006年01月21日 20時46分44秒 | 映画
上野東急2で見てきました。

★ストーリー
80分しか記憶の持たない数学博士のもとに、一人のシングルマザーが家政婦としてやってくる。博士の義理の姉に雇われた彼女は、離れに住む博士の世話をすることになる。彼女に10歳の息子がいることを知った博士は、母子一緒に家に来るように彼女に告げ、息子もまた博士の離れに来て3人の交流がはじまるー。

/博士役…………………………………寺尾聰  
/杏子(家政婦さん)役…………………深津絵里
/ルート(杏子の子供)役………………齋藤隆成
/ルート(成人後、先生)役……………吉岡秀隆
/未亡人(博士の兄嫁)役………………浅丘ルリ子
/監督(雨あがる、阿弥陀堂だより)…小泉堯史
/原作……………………………………小川洋子

△感想
非常に純情で純粋な、昔の日本映画の流れを受け継ぐ(と思われる)心温まる良作。
動きの少ない人物、抑えた台詞、背景の音楽がでしゃばらず、音楽の無いときに流れる背後の鳥の声や、野球場の声援が良い、また枯れ草の土手の上で家政婦さんの赤い自転車、赤いセーター、樹木の緑が映えて映像的にも美しい。

自分の感想としては自分が10代であったなら、こうした映画は表現が抑えられているし、刺激が少なく物足りなさを感じていたかもしれないが、今は登場人物の感情もわかるようになったため、こうした静的な、控えめな表現も面白く感じるようになった。色々考えさせられるところが多く、感動する部分もあってかなりの良作。お薦めの映画です。
映画は、ストーリーがしっかりしているので、パンフレットを買うとより楽しめると思います。

予告編、記者会見等
博士の愛した数式 公式サイト


★映画に出てくる数学の用語。
まったくワカラナクてもこの映画の感動が薄れるわけではないけど、気になったので書き出してみるw。
「完全数」
・約数の合計がその数と同じになる数。(例 28 1+2+4+7+14=28)
「自然数」
・正の整数。(1,2,3,4~)
「階乗」
・自然数を掛け合わせた数。(自然数nの、1~nまでの総乗。4の階乗は1×2×3×4=24 4!=1×2×3×4=24)
「友愛数」
・異なる2つの自然数の自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数(最小のペアは220と284。220は、1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110=284/284は、220=142+71+4+2+1)
「素数」
・素数(そすう)とは、1 とその数自身以外に約数を持たない(つまり1とその数以外のどんな自然数によっても割り切れない)、1 より大きな自然数(2,3,5,7,11,13,17,19,23,29等)
「オイラーの公式」
・指数関数と三角関数を結びつける公式。(eiπ + 1 = 0 )

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★小説

・博士の愛した数式(小川洋子(著)、新潮社)

小説版です。これを観ると、映画と対比して観られます。
映画版だと、家政婦さんの女性の考えや生き方については、かなり淡白にかかれてます。
そして、息子さん(ルート)が物語に果たす役割を、小説版とはかなり変えて描かれてます。

小説版だと、タイガースの江夏豊、が映画版に比べより重要な鍵として書かれているように思います。また、博士との美しい交流のその後も少し触れられていて、映画とはまた違った感覚を受けます。
文庫本も出ていて軽い気持ちで手に取りやすいです。
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博士の愛した数式

新潮社

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・世にも美しい数学入門(藤原 正彦/小川 洋子 (著)、ちくまプリマー新書)

映画に興味があったので、この本も読んで見ました。
博士の愛した数式の小川洋子さんと数学者藤原正彦さんの対話。小説家の新田次郎さん、藤原ていさんが両親の藤原さんは、文系の人の心にも響く感性を持った方だと想います。
とりわけ、アンドリュー・ワイルズのフェルマーの定理発見に連なる、「谷山=志村予想」や岩澤理論の果たした役割などは非常に物語性に富んでいて面白かったです。
数学の美しさについても事例とともに述べられており、漢字にルビが振ってあることから中高生を意識した本ではありますが、大人でも楽しく読めそうです。おすすめ。

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世にも美しい数学入門

筑摩書房

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・国家の品格

上記の本を読んで、さらに読んでみたくなりました。
賛否両論はあるけれど、論理や民主主義にそれだけでは限界があると捉え、古くからの日本の精神である武士道や情緒といった感情部分をもっと大事にして国家の品格を取り戻すべき、という主張がなされている本。
読みやすく、かつ筆者の主張が明確であるので、賛成派と反対派がはっきりと分かれる本だと思います。良作。

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国家の品格

新潮社

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☆DVD

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博士の愛した数式



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有楽座

2006年01月15日 21時35分09秒 | 映画
銀座にあります。
映画の街、有楽町・銀座に相応しい西洋の演劇劇場をイメージしたクラシカルなデザイン、というだけあって、古風な感じの良い映画館です。

☆有楽座

1/14(土)から
プライドと偏見
10:20/13:10/16:00/18:50~21:15(終)

映画館情報

住所      東京都千代田区有楽町2-2-3ニュートーキョービル3F
交通アクセス JR有楽町駅中央、銀座口または東京メトロ丸の内線・日比谷          線・銀座線銀座駅C1出口から徒歩1分
電話     03-3571-1946

東宝WEB SITE
ニュー東宝シネマが「有楽座-YURAKUZA-」へ

プライドと偏見

2006年01月15日 21時28分36秒 | 映画
有楽座で見て来ました。

プライドと偏見 公式サイト

イギリスの田舎家に住むベネット家には5人の姉妹。18世紀終わりの当時は、娘に相続が認められていない時代だったため、父親にもしものことがあると娘5人は路頭に迷ってしまう。
その為、母親は娘たちを資産家に嫁がせようと懸命になっていた・・・。

結論としては、すごく楽しい映画でした。映画は女性の観点から書かれており、登場人物(男)はかっこ良くてお金持ちだが、無口でよく分らない男、陽気で軽そうに見えて意外に真面目なその友達(?)、兵士で軍服の似合う筋肉質で手品や話術に巧みなプレイボーイ、真面目で道徳にうるさく、辛気臭い牧師の小男と、恋愛の少女マンガ的王道を行きます(笑)。

一コマ一コマがそのまま絵画になりそうな美しい描写やバックに流れる繊細なクラシック音楽、たくさんのキャストを使った賑やかな雰囲気、表情豊かで人間的な登場人物等、非常に若々しい物語に仕上がっています。登場人物それぞれに葛藤や悩みがあり、しっかりしたストーリーに多くの要素を含み、喜怒哀楽が全部入っていて見ていて引き込まれます。
原作もあり、ドラマとしても有名だったそうで、そうした予備知識を持って観ていたらまた感想も違っていたかもしれません。

お薦めの一本です。


DVDはまだ出てませんw。我ながら気が早いな・・・
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プライドと偏見 (出演 キーラ・ナイトレイ)



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Mr. & Mrs.スミス

2006年01月07日 21時33分38秒 | 映画
映画見てきました。
ブラッドピットとアンジェリーナジョリーの夢の競演!
だそうです。
ストーリーとしては、
コロンビアのボゴタでカップルを演じた二人の男女が結ばれ、結婚する。
その2人が実は別々の秘密組織のエージェントで、互いの正体を知った時、エージェントの掟では48時間以内に自分の正体を知った相手を抹殺しなければならない。かくして2人は壮絶な闘いを繰り広げるのだった・・・
といった感じです。

ブラピとアンジェリーナのファン以外は見てはいけない映画ですw。
ショールームのような綺麗な台所、主人公たち以外の人々の背景みたいな扱いとか、激しいアクションで傷は頬に少しだけとか、全く死なない主人公とか、とにかく(激しいアクションではハラハラするものの)安心して見ていられます。

逆に言えばリアリティからは程遠い(というかそういうものを期待してこの映画見に来ている人はおそらくいないだろう…)ので、2人のコスプレやアクションを楽しみたい人はどうぞ。

Mr. & Mrs.スミス(英文)

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