カポーティ (2005)
CAPOTE
上映時間 114分
製作国 アメリカ
初公開年月 2006/09/30
監督: ベネット・ミラー
原作: ジェラルド・クラーク
出演:
フィリップ・シーモア・ホフマン / トルーマン・カポーティ (主人公、作家)
キャサリン・キーナー / ネル・ハーパー・リー (主人公友人、作家)
クリフトン・コリンズ・Jr / ペリー・スミス (殺人犯)
クリス・クーパー / アルヴィン・デューイ (捜査部長)
ブルース・グリーンウッド / ジャック・ダンフィー(主人公の同性愛パートナー、作家)
ボブ・バラバン / ウィリアム・ショーン(ザ・ニューヨーカー紙編集者)
エイミー・ライアン / マリー・デューイ(捜査部長の妻)
マーク・ペルグリノ / ディック・ヒコック(殺人犯その2)
アリー・ミケルソン / ローラ・キニー(惨劇発見者少女)
マーシャル・ベル / マーシャル・クラッチ(刑務所長)
(感想)
1959年11月15日、カンザス州の田舎町で起こった一家4人惨殺事件。作家カポーティはニューヨークでこの事件を知り、直ちに取材を開始する。事件に金脈を見出したカポーティは、次第にこの事件に深入りしていく。2人の容疑者に接近し、そのうちの一人ペリースミスにとりわけ興味を抱いたカポーティは、面会によって彼の信任を得て行くが・・・
ノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを切り拓いた第一人者、トルーマン・カポーティの傑作『冷血』が完成するまでのエピソードを映画化した、カポーティ。
事件は惨劇発見の朝に始まり、カポーティが友人のネルと一緒に捜査部長に会いに行ったり、発見者少女に被害者女性の日記を見せてもらったりしてこれを小説化していく。二人の逮捕者が出れば足しげく通って信頼を得る。作家カポーティの、小説完成への執念のようなものを感じさせます。
二人の逮捕者に対しては、一方では腕利きの弁護士を紹介し、ペリー(死刑囚)が"怪物"でないことを世間に知らせたいと説得し、友達だと信頼させて日記を借り、事件の細部を聞き出し、また一方では作家として、朗読会で彼らの一部始終を暴露し、「冷血」とタイトルをつけて発表したり、この時のカポーティのとった行動には色々と矛盾があります。
作家として世間には、事件の詳細を発表して真実を読者に知らせたい。
しかし、犯人には自分を彼らの理解者だと認識させるために彼らの保護者としての立場をとらなければならない。二つの立場は相反し、カポーティは苦しみます。
作家カポーティは、死刑囚が死ねば小説は完結し、作品への責任から開放され、前評判の高かったこの作品によって、大きな成功を得るだろうことが予想されました。彼らの死刑執行は、一刻も早いほうが良い。
しかし、死刑囚の友人カポーティは、友人が死ぬことを呵責として捉えています。カポーティは、死刑囚の心の闇に共感を持ち、またこの死刑囚をより深く知ろうとして来た結果、二人の死刑執行は身を切られるような辛いことだったのではないだろうか、と思います。
今回の映画カポーティはかなり難解で、完全に理解できたとは思えませんでした。加えて冷血もティファニーで朝食を、も読んだことのない自分が背後に流れるものをわかっているかは少々不安なところでもあります。
ただ、俳優が非常に好演しており、演出も良く、秀逸な映画であることは確かです。カポーティ、ティファニーで朝食を、などのフレーズに興味を持たれる方は、見ておいて損はない映画だと思います。
この作品が、事件発生から死刑執行まで、ほぼリアルタイムで文章化されていることに驚きを感じます。ノンフィクションということに加えて、時間の流れがほぼ同時なのも、この作品の評価を高めていることに繋がっているのかな、なんて思います。
・SONY PICTURES MOVES カポーティ
・トルーマン・カポーティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・『ティファニーで朝食を』
・CINEMA TOPIC ONLINE
CAPOTE
上映時間 114分
製作国 アメリカ
初公開年月 2006/09/30
監督: ベネット・ミラー
原作: ジェラルド・クラーク
出演:
フィリップ・シーモア・ホフマン / トルーマン・カポーティ (主人公、作家)
キャサリン・キーナー / ネル・ハーパー・リー (主人公友人、作家)
クリフトン・コリンズ・Jr / ペリー・スミス (殺人犯)
クリス・クーパー / アルヴィン・デューイ (捜査部長)
ブルース・グリーンウッド / ジャック・ダンフィー(主人公の同性愛パートナー、作家)
ボブ・バラバン / ウィリアム・ショーン(ザ・ニューヨーカー紙編集者)
エイミー・ライアン / マリー・デューイ(捜査部長の妻)
マーク・ペルグリノ / ディック・ヒコック(殺人犯その2)
アリー・ミケルソン / ローラ・キニー(惨劇発見者少女)
マーシャル・ベル / マーシャル・クラッチ(刑務所長)
(感想)
1959年11月15日、カンザス州の田舎町で起こった一家4人惨殺事件。作家カポーティはニューヨークでこの事件を知り、直ちに取材を開始する。事件に金脈を見出したカポーティは、次第にこの事件に深入りしていく。2人の容疑者に接近し、そのうちの一人ペリースミスにとりわけ興味を抱いたカポーティは、面会によって彼の信任を得て行くが・・・
ノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを切り拓いた第一人者、トルーマン・カポーティの傑作『冷血』が完成するまでのエピソードを映画化した、カポーティ。
事件は惨劇発見の朝に始まり、カポーティが友人のネルと一緒に捜査部長に会いに行ったり、発見者少女に被害者女性の日記を見せてもらったりしてこれを小説化していく。二人の逮捕者が出れば足しげく通って信頼を得る。作家カポーティの、小説完成への執念のようなものを感じさせます。
二人の逮捕者に対しては、一方では腕利きの弁護士を紹介し、ペリー(死刑囚)が"怪物"でないことを世間に知らせたいと説得し、友達だと信頼させて日記を借り、事件の細部を聞き出し、また一方では作家として、朗読会で彼らの一部始終を暴露し、「冷血」とタイトルをつけて発表したり、この時のカポーティのとった行動には色々と矛盾があります。
作家として世間には、事件の詳細を発表して真実を読者に知らせたい。
しかし、犯人には自分を彼らの理解者だと認識させるために彼らの保護者としての立場をとらなければならない。二つの立場は相反し、カポーティは苦しみます。
作家カポーティは、死刑囚が死ねば小説は完結し、作品への責任から開放され、前評判の高かったこの作品によって、大きな成功を得るだろうことが予想されました。彼らの死刑執行は、一刻も早いほうが良い。
しかし、死刑囚の友人カポーティは、友人が死ぬことを呵責として捉えています。カポーティは、死刑囚の心の闇に共感を持ち、またこの死刑囚をより深く知ろうとして来た結果、二人の死刑執行は身を切られるような辛いことだったのではないだろうか、と思います。
今回の映画カポーティはかなり難解で、完全に理解できたとは思えませんでした。加えて冷血もティファニーで朝食を、も読んだことのない自分が背後に流れるものをわかっているかは少々不安なところでもあります。
ただ、俳優が非常に好演しており、演出も良く、秀逸な映画であることは確かです。カポーティ、ティファニーで朝食を、などのフレーズに興味を持たれる方は、見ておいて損はない映画だと思います。
この作品が、事件発生から死刑執行まで、ほぼリアルタイムで文章化されていることに驚きを感じます。ノンフィクションということに加えて、時間の流れがほぼ同時なのも、この作品の評価を高めていることに繋がっているのかな、なんて思います。
・SONY PICTURES MOVES カポーティ
・トルーマン・カポーティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・『ティファニーで朝食を』
・CINEMA TOPIC ONLINE
上映期間:2006/8/12(土)~11/24(金)
上映時間:113分
原田知世: 紙屋悦子
永瀬正敏: 永与少尉(明石の友人、悦子のお見合い相手)・出水航空隊予備士官
松岡俊介: 明石少尉(ヒロインが密かに想いを寄せる)・出水航空隊予備士官
本上まなみ: 紙屋ふさ(安忠の妻、悦子の同級生)
小林薫: 紙屋安忠(悦子の兄)
終戦間近の昭和20年(1945年)、東京大空襲によって両親を亡くした紙屋悦子は、鹿児島の兄夫婦の元へ身を寄せていた。彼女には密かに想いを寄せていた、海軍航空隊所属の明石少尉がいたが、兄が持ちかけてきた縁談は、意外にも明石の親友である永与少尉とのものだった。
舞台は、戦時中のごく普通の一家庭で、庭には祖父が植えた見事な桜の樹がある。外来の客は土手の向こうからやってきて、土手の向こうに消えていく。戦争も、縁談も、友情も恋も、この一軒家で展開し、多くの描写は家族の団欒や会話の中で推測、想像されるものだけれど、逆に観客側の想像力によってより豊かな情景が見えてくる。
物語は、前半は悦子と兄夫婦の団欒がユーモアを込めて描かれる。後半では明石ではなく、永与と悦子の縁談が組まれた理由が明らかにされる。会話にユーモアがあり、笑いも出ていて、戦時中を扱った日本映画には珍しい展開だった。筋立てはシンプルで、奇をてらうことなく素直に表現されており、好感を持った。
この映画、キャストの年齢がかなり辛いw。青年と少女の恋、には厳しい年齢の人たちでしたが、清楚、純情という点ではうまく合っているように見えました。会話で想像させる舞台風の映画で、淡々とした良さがあり、昔の日本映画の流れを汲むものだと思います。
映画が終わって全ての人が舞台から出終わった後、初老の紳士がホールに再び入り係の人に、今日は良い映画を見せて頂きました、また映画を見にここへ参ります、と話しかけていました。
係の人もまた、是非お越しください、お待ちしております、と応えていて、非常に印象に残りました。
上映中の岩波ホールは、世界各地の大手が取り上げないような名作を上映していて、ミニシアターの先駆けともいえる小劇場で、非常に独特の雰囲気を持った良質の映画館でした。
・紙屋悦子の青春
・岩波ホール
上映時間:113分
原田知世: 紙屋悦子
永瀬正敏: 永与少尉(明石の友人、悦子のお見合い相手)・出水航空隊予備士官
松岡俊介: 明石少尉(ヒロインが密かに想いを寄せる)・出水航空隊予備士官
本上まなみ: 紙屋ふさ(安忠の妻、悦子の同級生)
小林薫: 紙屋安忠(悦子の兄)
終戦間近の昭和20年(1945年)、東京大空襲によって両親を亡くした紙屋悦子は、鹿児島の兄夫婦の元へ身を寄せていた。彼女には密かに想いを寄せていた、海軍航空隊所属の明石少尉がいたが、兄が持ちかけてきた縁談は、意外にも明石の親友である永与少尉とのものだった。
舞台は、戦時中のごく普通の一家庭で、庭には祖父が植えた見事な桜の樹がある。外来の客は土手の向こうからやってきて、土手の向こうに消えていく。戦争も、縁談も、友情も恋も、この一軒家で展開し、多くの描写は家族の団欒や会話の中で推測、想像されるものだけれど、逆に観客側の想像力によってより豊かな情景が見えてくる。
物語は、前半は悦子と兄夫婦の団欒がユーモアを込めて描かれる。後半では明石ではなく、永与と悦子の縁談が組まれた理由が明らかにされる。会話にユーモアがあり、笑いも出ていて、戦時中を扱った日本映画には珍しい展開だった。筋立てはシンプルで、奇をてらうことなく素直に表現されており、好感を持った。
この映画、キャストの年齢がかなり辛いw。青年と少女の恋、には厳しい年齢の人たちでしたが、清楚、純情という点ではうまく合っているように見えました。会話で想像させる舞台風の映画で、淡々とした良さがあり、昔の日本映画の流れを汲むものだと思います。
映画が終わって全ての人が舞台から出終わった後、初老の紳士がホールに再び入り係の人に、今日は良い映画を見せて頂きました、また映画を見にここへ参ります、と話しかけていました。
係の人もまた、是非お越しください、お待ちしております、と応えていて、非常に印象に残りました。
上映中の岩波ホールは、世界各地の大手が取り上げないような名作を上映していて、ミニシアターの先駆けともいえる小劇場で、非常に独特の雰囲気を持った良質の映画館でした。
・紙屋悦子の青春
・岩波ホール
「写真に死はない。生き続ける。突然、ある光景がよみがえるのだ」アンリ・カルティエ=ブレッソン。
20世紀を代表する写真家。小型のライカでスナップショットを芸術にした人ー。
2004年8月、95歳で無くなる1年前に撮られたドキュメンタリー、アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶、は興味深い映画でした。(渋谷ライズXで8月11日まで)
著名なアーティスト、女優、作家、写真家達が語るアンリの写真への評価等を元に構成されていて、写真への考え方などがわかって面白かったです。
1952年に出版されたブレッソンの写真集、決定的瞬間は、世界中の写真家に大きな影響を与え、フォト・ジャーナリズムを語る言葉として世界に広まっていったー。
パンフレットの受け売りの部分がかなりありますが、この映画は、写真に興味を持っている今、どうしても見ておきたい映画でした。良作。
20世紀を代表する写真家。小型のライカでスナップショットを芸術にした人ー。
2004年8月、95歳で無くなる1年前に撮られたドキュメンタリー、アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶、は興味深い映画でした。(渋谷ライズXで8月11日まで)
著名なアーティスト、女優、作家、写真家達が語るアンリの写真への評価等を元に構成されていて、写真への考え方などがわかって面白かったです。
1952年に出版されたブレッソンの写真集、決定的瞬間は、世界中の写真家に大きな影響を与え、フォト・ジャーナリズムを語る言葉として世界に広まっていったー。
パンフレットの受け売りの部分がかなりありますが、この映画は、写真に興味を持っている今、どうしても見ておきたい映画でした。良作。
渋谷Bunkamuraル・シネマで見てきました。会社を早めにあがったので、最終にギリギリ間に合いました。
「胡同(フートン)のひまわり」
製作年: 2005年
製作国: 中国
上映時間: 132分
原題: 向日葵/Sunflower
監督: 張揚(チャン・ヤン)
出演:
孫海英(スン・ハイイン、父)
陳沖(ジョアン・チェン、母)
劉子楓(リュウ・ヅーフォン、父の友人、老劉(ラオ・リュウ))
張凡(チャン・ファン、9歳少年、向陽(シャンヤン))
高歌(ガオ・グー、19歳青年、向陽)
王海地(ワン・ハイディ、32歳壮年、向陽)
張玥(チャン・ユエ、19歳青年向陽の恋人、於紅(ユー・ホン))
梁静(リャン・ジン、32歳壮年向陽の結婚相手、韓静(ハン・ジン))
物語:
1976年の北京。いたずら盛りの向陽少年の元に、文化大革命によって農場に下放(地方に飛ばされ強制労働させられる)されていた父が戻ってきた。母は喜ぶが、その日を境に少年向陽の生活は一変する。
画家だった父は、農場での強制労働で利き腕の親指を折られ、絵が描けなくなっていた。息子に絵の才能を見出した父は、厳格な英才教育を施すことよってこれを開花させようと必死になり、息子は自分の自由を奪う父に反抗意識を抱くがー。
映画は、向陽の少年時代(9歳)、青年時代(19歳)、壮年時代(32歳)の3場面が描かれ、文化大革命の傷跡や、唐山大地震、毛沢東の死亡、4人組の打倒、小平の開放政策などの時代背景のもとに描かれています。
息子を画家として大成させたい父親の話で、父は息子の絵画での成功を目指しその生活に過度に介入してきます。映画の時代背景は結構さらっと描かれており、少年時代の向陽の感受性などは、国を越えて考えや行動は一緒なんだ、という気持ちにさせてくれ、かなり共感できます。ただ、青年時代はかなり過酷で、ちょっと父親がやりすぎの感が強いです。でも、人生の岐路、というのがこの映画には存在し、そこでどういう行動をとるかで、おそらく後の人生は全然違ったものになると思える場面がありました。
この時、意思決定をするのは誰なのか?というところで、この映画では父親が責任をもってそれを行っていました。この決断は、正しくないかもしれないし、息子自体が決断しなかったことによって、禍根を残したかもしれません。でも、絵画の道で息子が自立できるまで障害物を排除してやりたい、という強い想いが伝わってきて、人生とは何なのか考えさせられました。
少年、青年、壮年を通して物語を見ることによって、長い時間での人間の生き方について描かれており、子供の成長、父の老いを通して、あたかも人の一生を眺めているかのような思いにとらわれました。
考えさせられることが多く、非常に面白い映画でした。良作。
・胡同(フートン)のひまわり公式サイト
「胡同(フートン)のひまわり」
製作年: 2005年
製作国: 中国
上映時間: 132分
原題: 向日葵/Sunflower
監督: 張揚(チャン・ヤン)
出演:
孫海英(スン・ハイイン、父)
陳沖(ジョアン・チェン、母)
劉子楓(リュウ・ヅーフォン、父の友人、老劉(ラオ・リュウ))
張凡(チャン・ファン、9歳少年、向陽(シャンヤン))
高歌(ガオ・グー、19歳青年、向陽)
王海地(ワン・ハイディ、32歳壮年、向陽)
張玥(チャン・ユエ、19歳青年向陽の恋人、於紅(ユー・ホン))
梁静(リャン・ジン、32歳壮年向陽の結婚相手、韓静(ハン・ジン))
物語:
1976年の北京。いたずら盛りの向陽少年の元に、文化大革命によって農場に下放(地方に飛ばされ強制労働させられる)されていた父が戻ってきた。母は喜ぶが、その日を境に少年向陽の生活は一変する。
画家だった父は、農場での強制労働で利き腕の親指を折られ、絵が描けなくなっていた。息子に絵の才能を見出した父は、厳格な英才教育を施すことよってこれを開花させようと必死になり、息子は自分の自由を奪う父に反抗意識を抱くがー。
映画は、向陽の少年時代(9歳)、青年時代(19歳)、壮年時代(32歳)の3場面が描かれ、文化大革命の傷跡や、唐山大地震、毛沢東の死亡、4人組の打倒、小平の開放政策などの時代背景のもとに描かれています。
息子を画家として大成させたい父親の話で、父は息子の絵画での成功を目指しその生活に過度に介入してきます。映画の時代背景は結構さらっと描かれており、少年時代の向陽の感受性などは、国を越えて考えや行動は一緒なんだ、という気持ちにさせてくれ、かなり共感できます。ただ、青年時代はかなり過酷で、ちょっと父親がやりすぎの感が強いです。でも、人生の岐路、というのがこの映画には存在し、そこでどういう行動をとるかで、おそらく後の人生は全然違ったものになると思える場面がありました。
この時、意思決定をするのは誰なのか?というところで、この映画では父親が責任をもってそれを行っていました。この決断は、正しくないかもしれないし、息子自体が決断しなかったことによって、禍根を残したかもしれません。でも、絵画の道で息子が自立できるまで障害物を排除してやりたい、という強い想いが伝わってきて、人生とは何なのか考えさせられました。
少年、青年、壮年を通して物語を見ることによって、長い時間での人間の生き方について描かれており、子供の成長、父の老いを通して、あたかも人の一生を眺めているかのような思いにとらわれました。
考えさせられることが多く、非常に面白い映画でした。良作。
・胡同(フートン)のひまわり公式サイト

メディア 映画
上映時間 114 分
製作国 日本
初公開年月 2005/09/03
ジャンル ドラマ/青春/音楽
監督: 大谷健太郎
原作: 矢沢あい 『NANA』(Cookie/集英社刊)
出演:
中島美嘉 大崎ナナ (ナナ)
宮崎あおい 小松奈々(ハチ)
成宮寛貴 寺島伸夫(ノブ、「ブラスト(BLACK STONE)」ギター)
松山ケンイチ 岡崎真一(シン、「ブラスト(BLACK STONE)」ベース)
平岡祐太 遠藤章司 (ハチのカレ)
サエコ 川村幸子 (章司とバイト先一緒の美大生)
伊藤由奈 レイラ (「トラネス(TRAPNEST)」ボーカル)
水谷百輔 藤枝直樹(ナオキ、「トラネス(TRAPNEST)」ドラム)
能世あんな 早乙女淳子 (ハチの高校時代からの親友)
高山猛久 高倉京介 (淳子の恋人)
丸山智己 高木泰士(ヤス、「ブラスト(BLACK STONE)」ドラム)
玉山鉄二 一ノ瀬巧(タクミ、「トラネス(TRAPNEST)」ベース)
松田龍平 本城蓮(レン、「トラネス(TRAPNEST)」ギター)
新幹線の隣同士の座席に座った、2人のナナ。一人は彼氏を追って東京に向かい、もう一人は歌での成功を求めて東京に向かっていた。意気投合した二人は、偶然にもアパート探しの時に再開し、共同生活を始めることになった。趣味も性格も全く異なる対照的な二人だったが、恋愛や仕事の悩みを通して、友情を育んでいく。
ナナはバンドに新しいメンバーを加えバンド活動を開始し、奈々は新たな仕事を見つけ、新たな生活が始まっていく。ちょうどそんな時、ファンだった「トラネス」のライブチケットを手に入れた奈々はライブにナナを誘うが・・・。
矢沢あいの同名コミックを映画化した青春ラブストーリー。邦画では興行的に成功を収め、久々に邦画での話題作となり、その後の邦画人気への土台を作った映画。
中島美嘉の大崎ナナ、松田龍平のレン役の存在感が素晴らしく、ストーリーに重みを持たせています。また、章司と幸子の関係も、幸子の熱演が光ってました。人物の対立の軸が複数あって、見ていて非常にわかりやすくまた思いいれを持って映画を観ることができたし、映画の中の音楽も良かったです。
マンガ版は観た事が無いのですが、原作と登場人物の雰囲気が似ていてよい、という評価があるようです。
最初、奈々がさとう珠緒っぽい(?)天真爛漫な演技で見ていてハラハラしましたが(汗)大崎ナナが加わって物語に落ち着きと深みがでて、いい具合にバランスがとれたように思います。
レイラさんが、ホメロスも駄作云々(意味は弘法も筆の誤り、みたいな)、と突然言い出したので唐突な感じがありましたが、彼女はハワイ出身でアメリカ国籍を持つハーフなんだそうです。
続編も今年夏(秋)にクランクインするそうなので、是非また観てみたいところです。良作。
(しかし・・・バンドやってる人って何でみんなこんなに足細いのだろう・・・(汗))
・NANA 公式ホームページ
・NANA コミックDVD
・NANA Online(コミック、ムービー情報)
・NANA 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・YouTube NANA(Glamorous sky)
・narinari.comさん
映画「NANA」続編のキャスト交代、宮崎あおいから市川由衣に?
上映時間 114 分
製作国 日本
初公開年月 2005/09/03
ジャンル ドラマ/青春/音楽
監督: 大谷健太郎
原作: 矢沢あい 『NANA』(Cookie/集英社刊)
出演:
中島美嘉 大崎ナナ (ナナ)
宮崎あおい 小松奈々(ハチ)
成宮寛貴 寺島伸夫(ノブ、「ブラスト(BLACK STONE)」ギター)
松山ケンイチ 岡崎真一(シン、「ブラスト(BLACK STONE)」ベース)
平岡祐太 遠藤章司 (ハチのカレ)
サエコ 川村幸子 (章司とバイト先一緒の美大生)
伊藤由奈 レイラ (「トラネス(TRAPNEST)」ボーカル)
水谷百輔 藤枝直樹(ナオキ、「トラネス(TRAPNEST)」ドラム)
能世あんな 早乙女淳子 (ハチの高校時代からの親友)
高山猛久 高倉京介 (淳子の恋人)
丸山智己 高木泰士(ヤス、「ブラスト(BLACK STONE)」ドラム)
玉山鉄二 一ノ瀬巧(タクミ、「トラネス(TRAPNEST)」ベース)
松田龍平 本城蓮(レン、「トラネス(TRAPNEST)」ギター)
新幹線の隣同士の座席に座った、2人のナナ。一人は彼氏を追って東京に向かい、もう一人は歌での成功を求めて東京に向かっていた。意気投合した二人は、偶然にもアパート探しの時に再開し、共同生活を始めることになった。趣味も性格も全く異なる対照的な二人だったが、恋愛や仕事の悩みを通して、友情を育んでいく。
ナナはバンドに新しいメンバーを加えバンド活動を開始し、奈々は新たな仕事を見つけ、新たな生活が始まっていく。ちょうどそんな時、ファンだった「トラネス」のライブチケットを手に入れた奈々はライブにナナを誘うが・・・。
矢沢あいの同名コミックを映画化した青春ラブストーリー。邦画では興行的に成功を収め、久々に邦画での話題作となり、その後の邦画人気への土台を作った映画。
中島美嘉の大崎ナナ、松田龍平のレン役の存在感が素晴らしく、ストーリーに重みを持たせています。また、章司と幸子の関係も、幸子の熱演が光ってました。人物の対立の軸が複数あって、見ていて非常にわかりやすくまた思いいれを持って映画を観ることができたし、映画の中の音楽も良かったです。
マンガ版は観た事が無いのですが、原作と登場人物の雰囲気が似ていてよい、という評価があるようです。
最初、奈々がさとう珠緒っぽい(?)天真爛漫な演技で見ていてハラハラしましたが(汗)大崎ナナが加わって物語に落ち着きと深みがでて、いい具合にバランスがとれたように思います。
レイラさんが、ホメロスも駄作云々(意味は弘法も筆の誤り、みたいな)、と突然言い出したので唐突な感じがありましたが、彼女はハワイ出身でアメリカ国籍を持つハーフなんだそうです。
続編も今年夏(秋)にクランクインするそうなので、是非また観てみたいところです。良作。
(しかし・・・バンドやってる人って何でみんなこんなに足細いのだろう・・・(汗))
・NANA 公式ホームページ
・NANA コミックDVD
・NANA Online(コミック、ムービー情報)
・NANA 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・YouTube NANA(Glamorous sky)
・narinari.comさん
映画「NANA」続編のキャスト交代、宮崎あおいから市川由衣に?
チャーリーとチョコレート工場 (2005)
CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
メディア 映画
上映時間 115 分
製作国 アメリカ/イギリス
初公開年月 2005/09/10
ジャンル コメディ/ファンタジー
監督: ティム・バートン (Tim Burton)
原作: ロアルド・ダール (Roald Dahl) 『チョコレート工場の秘密』
音楽: ダニー・エルフマン(Danny Elfman)
出演:
ジョニー・デップ (Johnny Depp) ウィリー・ウォンカ
フレディ・ハイモア (Freddie Highmore) チャーリー・バケット
デヴィッド・ケリー (David Kelly) ジョーじいちゃん
ヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter) バケット夫人
ノア・テイラー (Noah Taylor) バケット氏
ミッシー・パイル (Missi Pyle) ボーレガード夫人
ジェームズ・フォックス (James Fox) ソルト氏
ディープ・ロイ (Deep Roy) ウンパ・ルンパ
クリストファー・リー (Christopher Lee) ドクター・ウォンカ
アダム・ゴドリー (Adam Godley) ティービー氏
アンナソフィア・ロブ (Annasophia Robb)バイオレット・ボーレガード
ジュリア・ウィンター (Julia Winter) ベルーカ・ソルト
ジョーダン・フライ (Jordan Fry) マイク・ティービー
フィリップ・ウィーグラッツ(Philip Wiegratz)オーガスタス・グループ
リズ・スミス (Liz Smith) ジョージナおばあちゃん
アイリーン・エッセル (Eileen Essell) ジョゼフィーンおばあちゃん
デヴィッド・モリス (David Morris) ジョージおじいちゃん
ロアルド・ダールの世界的ロングセラー児童書『チョコレート工場の秘密』。40年余り子供から大人にまで愛されるこの本を、ティム・バートン&ジョニー・デップの監督・主演で再映画化。近所の人の気配が無いチョコレート工場。一風変わったその工場を見学できることになった、五人の子供たちが体験する不思議の世界を、美しい映像とちょっとしたブラックユーモアでストーリーが進んでいく。
貧しい中でも家族に囲まれ幸せに暮らす少年チャーリー。そんななか父が失業し家庭はピンチに。家のそばにあるチョコレート工場は、世界一でありながら工場には人が出入りするのを見かけた人はおらず、謎に満ちた場所であり、少年はおじいさんからその工場の逸話を聞き、あこがれていた。
そんな中工場の経営者ウィリー・ウォンカ氏は、全世界に出荷している自社チョコレートに、5枚だけ特別に自分の工場を見学できる"ゴールデン・チケット”を入れていた。チャーリーは奇跡的にこの幸運のチケットを手にし、晴れて工場へと向かったが・・・。
この映画・・・ミュージカルですw。歌詞はほぼ全て悪い子供を懲らしめる歌なんですが、ウンパ・ルンパの踊りに合わせての歌が明るく、非常に楽しいつくりとなっています。
子供の時に読んだ児童書のパワーを持っている映画で、観ていると色々な事を思い出させてくれます。ミュージカルとしても楽しいし、ストーリーもハッピーに推移するので、見ていて心地良いです。良作。
・チャーリーとチョコレート工場
・Soundtrack
・WERDE OFFICEさん『チャーリーとチョコレート工場』
"CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY"
上記は非常に裏話が良く描かれていたサイトさんなのですが、
この映画の中の歌で、自分の一押しの歌、ベルーカ・ソルト、では、
"ベルーカはゴミの滑り台を落ちていき、詩が魚の頭なんかのことばかりなので、メロディーはそれ(マイク(ビデオゲームに夢中な荒っぽい少年の激しくてハイな歌))と対照的にとても甘ったるい感じにしたらどうかとティムが言ったんだ。それで、1960年代風のヒッピー的なハッピーさがある、サイケ調のラブ・ソングの方向で作った"そうで、歌詞が・・・なのに一緒に歌いたくなるほど爽やかですw。
歌詞を一部描くと、
Veruca Salt, the little brute.
イヤミなベルーカ・ソルトは―
Has just gone down the garbage chute.
ダストシュートを落ちてった
And she will meet, as she descends.
途中で出会う友達は―
A rather different set of friends!
風変わりな連中ばかり
A rather different set of friends!
A rather different set of friends!
とはじまって、サビの部分では、
These are Veruca's newfound friends
鼻つまみ者のベルーカが出会う新しい友達は―
That she will meet as she descends
思わず鼻をつまむ臭い者ばかり
These are Veruca's newfound friends !
Who went and spoiled her Who indeed?
Who pandered to her every need?
彼女のわがままを聞き、言いなりに甘やかし
Who turned her into such a brat?
悪い子にしたのは 誰?
Who are the culprits, who did that?
ダメにしたのは― 誰?
The guilty ones - now this is sad
悲しいけどその犯人は―
Are dear old mum and loving dad.
親バカのママとパパ
という歌詞になっていて、曲調は正反対に明るく、非常にわくわくする感じの歌になっています。
2月6日にDVDが出ているので、ちょっと古くなってしまったけど、面白いですこの映画w。
CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
メディア 映画
上映時間 115 分
製作国 アメリカ/イギリス
初公開年月 2005/09/10
ジャンル コメディ/ファンタジー
監督: ティム・バートン (Tim Burton)
原作: ロアルド・ダール (Roald Dahl) 『チョコレート工場の秘密』
音楽: ダニー・エルフマン(Danny Elfman)
出演:
ジョニー・デップ (Johnny Depp) ウィリー・ウォンカ
フレディ・ハイモア (Freddie Highmore) チャーリー・バケット
デヴィッド・ケリー (David Kelly) ジョーじいちゃん
ヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter) バケット夫人
ノア・テイラー (Noah Taylor) バケット氏
ミッシー・パイル (Missi Pyle) ボーレガード夫人
ジェームズ・フォックス (James Fox) ソルト氏
ディープ・ロイ (Deep Roy) ウンパ・ルンパ
クリストファー・リー (Christopher Lee) ドクター・ウォンカ
アダム・ゴドリー (Adam Godley) ティービー氏
アンナソフィア・ロブ (Annasophia Robb)バイオレット・ボーレガード
ジュリア・ウィンター (Julia Winter) ベルーカ・ソルト
ジョーダン・フライ (Jordan Fry) マイク・ティービー
フィリップ・ウィーグラッツ(Philip Wiegratz)オーガスタス・グループ
リズ・スミス (Liz Smith) ジョージナおばあちゃん
アイリーン・エッセル (Eileen Essell) ジョゼフィーンおばあちゃん
デヴィッド・モリス (David Morris) ジョージおじいちゃん
ロアルド・ダールの世界的ロングセラー児童書『チョコレート工場の秘密』。40年余り子供から大人にまで愛されるこの本を、ティム・バートン&ジョニー・デップの監督・主演で再映画化。近所の人の気配が無いチョコレート工場。一風変わったその工場を見学できることになった、五人の子供たちが体験する不思議の世界を、美しい映像とちょっとしたブラックユーモアでストーリーが進んでいく。
貧しい中でも家族に囲まれ幸せに暮らす少年チャーリー。そんななか父が失業し家庭はピンチに。家のそばにあるチョコレート工場は、世界一でありながら工場には人が出入りするのを見かけた人はおらず、謎に満ちた場所であり、少年はおじいさんからその工場の逸話を聞き、あこがれていた。
そんな中工場の経営者ウィリー・ウォンカ氏は、全世界に出荷している自社チョコレートに、5枚だけ特別に自分の工場を見学できる"ゴールデン・チケット”を入れていた。チャーリーは奇跡的にこの幸運のチケットを手にし、晴れて工場へと向かったが・・・。
この映画・・・ミュージカルですw。歌詞はほぼ全て悪い子供を懲らしめる歌なんですが、ウンパ・ルンパの踊りに合わせての歌が明るく、非常に楽しいつくりとなっています。
子供の時に読んだ児童書のパワーを持っている映画で、観ていると色々な事を思い出させてくれます。ミュージカルとしても楽しいし、ストーリーもハッピーに推移するので、見ていて心地良いです。良作。
・チャーリーとチョコレート工場
・Soundtrack
・WERDE OFFICEさん『チャーリーとチョコレート工場』
"CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY"
上記は非常に裏話が良く描かれていたサイトさんなのですが、
この映画の中の歌で、自分の一押しの歌、ベルーカ・ソルト、では、
"ベルーカはゴミの滑り台を落ちていき、詩が魚の頭なんかのことばかりなので、メロディーはそれ(マイク(ビデオゲームに夢中な荒っぽい少年の激しくてハイな歌))と対照的にとても甘ったるい感じにしたらどうかとティムが言ったんだ。それで、1960年代風のヒッピー的なハッピーさがある、サイケ調のラブ・ソングの方向で作った"そうで、歌詞が・・・なのに一緒に歌いたくなるほど爽やかですw。
歌詞を一部描くと、
Veruca Salt, the little brute.
イヤミなベルーカ・ソルトは―
Has just gone down the garbage chute.
ダストシュートを落ちてった
And she will meet, as she descends.
途中で出会う友達は―
A rather different set of friends!
風変わりな連中ばかり
A rather different set of friends!
A rather different set of friends!
とはじまって、サビの部分では、
These are Veruca's newfound friends
鼻つまみ者のベルーカが出会う新しい友達は―
That she will meet as she descends
思わず鼻をつまむ臭い者ばかり
These are Veruca's newfound friends !
Who went and spoiled her Who indeed?
Who pandered to her every need?
彼女のわがままを聞き、言いなりに甘やかし
Who turned her into such a brat?
悪い子にしたのは 誰?
Who are the culprits, who did that?
ダメにしたのは― 誰?
The guilty ones - now this is sad
悲しいけどその犯人は―
Are dear old mum and loving dad.
親バカのママとパパ
という歌詞になっていて、曲調は正反対に明るく、非常にわくわくする感じの歌になっています。
2月6日にDVDが出ているので、ちょっと古くなってしまったけど、面白いですこの映画w。
ダ・ヴィンチ・コード
・ロン・ハワード(監督)
・トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)
・オドレイ・トトゥ (ソフィー・ヌヴー)
・イアン・マッケラン(リー・ティービング)
・ジャン・レノ(ベズ・ファーシュ)
・ポール・ベタニー(シラス)
・アルフレッド・モリーナ(マヌエル・アリンガローサ司教)
●ダ・ヴィンチ・コード オフィシャル
・ダ・ヴィンチ・コード公式サイト Sony Pictures Movies(http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/)
・ダヴィンチコード公式ファンサイト(http://www.thedavincicode.jp/)
・ダ・ヴィンチ・コード Web KADOKAWA(http://www.kadokawa.co.jp/sp/200405-05/)
●イアン・マッケラン(リー・ティービング役)/ロン・ハワード監督 インタビュー
・AOL映画特集:ダ・ヴィンチ・コード(http://entertainment.aol.co.jp/movie/davincicode/)
・
moviefone映画特集:ダ・ヴィンチ・コード
(http://moviefone.jp/davincicode/index.html)
●ダ・ヴィンチ・コード関連の展覧会
・ダ・ヴィンチコードウィーク ソニービル2006.5.15(月)~5.28(日)
(http://www.sonybuilding.jp/campaign/davinci/index.html)
・六本木ヒルズ ダ・ヴィンチコード展2006.4.27(木)~6.23(金)
(http://www.davincicodemuseum.jp/)
・豪華商品が当たるラリーキャンペーン(2006.4.29(土、祝)~7.03(日))
(https://www.ssia.jp/kmh.kadokawa.co.jp/davincicode/rally/exec.cgi?mode=c)
★Story
13-3-2-21-1-1-8-5
O,Draconian devil!(おお、ドラコンのごとき悪魔め!)
Oh,lame saint!(おお、役に立たぬ聖人め!)
ルーヴル美術館館長ソニエールは、謎のダイニングメッセージを残してグランド・ギャラリーに横たわる形で発見された。ダ・ヴィンチの<ウィトルウィウス的人体図>を模したその奇妙な遺体が物語る秘密とは一体何なのか。
ハーバード大学宗教象徴学者ロバート・ラングドンは、館長殺害の夜にソニエールと会うことになっていた為、ベズ・ファーシュ警部は彼を犯人と疑う。
現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官のソフィーは、祖父ソニエールの言葉を信じ、ラングドンと二人で館長の残した暗号の解読に取りかかる。
館長ソニエールの秘密、その真実とはいかなるものなのか。暗号が解かれるにつれ、その驚愕の事実の全貌が明らかになるー。
★感想を書く前に
※ まず、第一に話しておかなければならないことがあります。
この映画は、ダ・ヴィンチ・コードという小説を読んだ人を想定して作られているようです。普通の映画と違って、ただ映画のみを観ても、良くわからないかもしれません。
あと、小説を読むときにはテンプル騎士団やメロヴィング王朝、アーサー王の聖杯伝説など、歴史的な言葉が多く出てきているので、そういった背景を知っておくと楽しめると思います。
・小説の売り上げ内訳(世界で5000万部)
他民族で宗教的な力が欧州ほどでない国アメリカで1446万部、
国王が浮気して自分に都合の良い宗教を作ってしまった国イギリスで790万部、
敬虔なカトリックの国フランスで456万部、
キリスト教徒の多い韓国で267万部、
というのは頷ける話です。
ですが・・・なんで日本で500万部も売れてるんだろう?(汗)
・背景に見られる歴史の流れ
この物語の歴史的な背景としては、(※ネタばれになるとまずいので、白くしておきます。)イエスの妻(?)マグダラのマリアが、サラという娘を産んだ、という仮説に立って物語が展開されます。
マグダラのマリアは南仏に移り住み、そこで生涯を終えますが、イエスの血族は、サングリアル(王家の血統)として代々受け継がれてきたということになっています。
そして、メロヴィング朝の時代にダゴベルト2世は、マリアの系図を引き継ぐ娘ジゼル・ド・ ラゼと結婚したが、ヴァチカンの放った刺客によってダゴベルト2世は惨殺(679年)されてしまいました。
その息子のシギベルト4世がひそかに難を逃れて王家の血を伝え、のちにそこからゴドフロワ・ド・ブイヨン、つまりシオン修道会の創設者が生まれた、と続きます。そしてその人物が、ソロモン神殿の廃墟からサングリアル(秘密)文書、つまりはイエスとマグダラのマリアに関する証拠を見つけることをテンプル騎士団に命じた、という筋書きです。
その後テンプル騎士団は弾圧を受けシオン修道会も表舞台から姿を消し、アーサー王と円卓の騎士の聖杯伝説の元となった、という流れになっています。
・感想
本を読んだ後、この映画を観た感想は、この映画は小説に忠実に作られている(定義が変わっている部分もありますが)ということです。作中人物の性格にあわせるように演技されていて、特にリー・テイビング役は良かったと思います。
ただ、2時間32分という長い映画時間を持ってしても、この映画で語ろうとする内容はあまりに多いので、映画は小説のダイジェスト版のようになっています。小説を読んだという前提であっても、説明箇所がばっさりと切り落とされており、感情移入するまでの間のようなものが無いため、何故その人々がこういった行動を取っているのか?という動機付けが不十分で物語に入って行き辛い。
それにもかかわらず、遺跡や教会など、普段あまり目にすることの無い壮麗な建物を観て、凝った小道具等を映像化して観ることができ、小説の補完をする意味で、意義のあるものでした。(クリプティックス、ローズライン等。ただ欲を言うならもう少し全体図が写されるともっと良かったです。)
そして、確かめる術は無いけれど、イエスは独身ではなく妻帯者で、しかも子供まであった、という、キリスト教の一番根本の部分を揺さぶるような仮説には、(たとえフィクションだとしても)強い衝撃を受けました。 この衝撃こそが、世界的にベストセラー(全世界5000万部以上)になった理由であると思います。
フィリピンで18禁になったり、アメリカでソニー製品の不買運動が起こるのもわかる気がします。
・ロン・ハワード(監督)
・トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)
・オドレイ・トトゥ (ソフィー・ヌヴー)
・イアン・マッケラン(リー・ティービング)
・ジャン・レノ(ベズ・ファーシュ)
・ポール・ベタニー(シラス)
・アルフレッド・モリーナ(マヌエル・アリンガローサ司教)
●ダ・ヴィンチ・コード オフィシャル
・ダ・ヴィンチ・コード公式サイト Sony Pictures Movies(http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/)
・ダヴィンチコード公式ファンサイト(http://www.thedavincicode.jp/)
・ダ・ヴィンチ・コード Web KADOKAWA(http://www.kadokawa.co.jp/sp/200405-05/)
●イアン・マッケラン(リー・ティービング役)/ロン・ハワード監督 インタビュー
・AOL映画特集:ダ・ヴィンチ・コード(http://entertainment.aol.co.jp/movie/davincicode/)
・
moviefone映画特集:ダ・ヴィンチ・コード
(http://moviefone.jp/davincicode/index.html)
●ダ・ヴィンチ・コード関連の展覧会
・ダ・ヴィンチコードウィーク ソニービル2006.5.15(月)~5.28(日)
(http://www.sonybuilding.jp/campaign/davinci/index.html)
・六本木ヒルズ ダ・ヴィンチコード展2006.4.27(木)~6.23(金)
(http://www.davincicodemuseum.jp/)
・豪華商品が当たるラリーキャンペーン(2006.4.29(土、祝)~7.03(日))
(https://www.ssia.jp/kmh.kadokawa.co.jp/davincicode/rally/exec.cgi?mode=c)
★Story
13-3-2-21-1-1-8-5
O,Draconian devil!(おお、ドラコンのごとき悪魔め!)
Oh,lame saint!(おお、役に立たぬ聖人め!)
ルーヴル美術館館長ソニエールは、謎のダイニングメッセージを残してグランド・ギャラリーに横たわる形で発見された。ダ・ヴィンチの<ウィトルウィウス的人体図>を模したその奇妙な遺体が物語る秘密とは一体何なのか。
ハーバード大学宗教象徴学者ロバート・ラングドンは、館長殺害の夜にソニエールと会うことになっていた為、ベズ・ファーシュ警部は彼を犯人と疑う。
現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官のソフィーは、祖父ソニエールの言葉を信じ、ラングドンと二人で館長の残した暗号の解読に取りかかる。
館長ソニエールの秘密、その真実とはいかなるものなのか。暗号が解かれるにつれ、その驚愕の事実の全貌が明らかになるー。
★感想を書く前に
※ まず、第一に話しておかなければならないことがあります。
この映画は、ダ・ヴィンチ・コードという小説を読んだ人を想定して作られているようです。普通の映画と違って、ただ映画のみを観ても、良くわからないかもしれません。
あと、小説を読むときにはテンプル騎士団やメロヴィング王朝、アーサー王の聖杯伝説など、歴史的な言葉が多く出てきているので、そういった背景を知っておくと楽しめると思います。
・小説の売り上げ内訳(世界で5000万部)
他民族で宗教的な力が欧州ほどでない国アメリカで1446万部、
国王が浮気して自分に都合の良い宗教を作ってしまった国イギリスで790万部、
敬虔なカトリックの国フランスで456万部、
キリスト教徒の多い韓国で267万部、
というのは頷ける話です。
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・背景に見られる歴史の流れ
この物語の歴史的な背景としては、(※ネタばれになるとまずいので、白くしておきます。)イエスの妻(?)マグダラのマリアが、サラという娘を産んだ、という仮説に立って物語が展開されます。
マグダラのマリアは南仏に移り住み、そこで生涯を終えますが、イエスの血族は、サングリアル(王家の血統)として代々受け継がれてきたということになっています。
そして、メロヴィング朝の時代にダゴベルト2世は、マリアの系図を引き継ぐ娘ジゼル・ド・ ラゼと結婚したが、ヴァチカンの放った刺客によってダゴベルト2世は惨殺(679年)されてしまいました。
その息子のシギベルト4世がひそかに難を逃れて王家の血を伝え、のちにそこからゴドフロワ・ド・ブイヨン、つまりシオン修道会の創設者が生まれた、と続きます。そしてその人物が、ソロモン神殿の廃墟からサングリアル(秘密)文書、つまりはイエスとマグダラのマリアに関する証拠を見つけることをテンプル騎士団に命じた、という筋書きです。
その後テンプル騎士団は弾圧を受けシオン修道会も表舞台から姿を消し、アーサー王と円卓の騎士の聖杯伝説の元となった、という流れになっています。
・感想
本を読んだ後、この映画を観た感想は、この映画は小説に忠実に作られている(定義が変わっている部分もありますが)ということです。作中人物の性格にあわせるように演技されていて、特にリー・テイビング役は良かったと思います。
ただ、2時間32分という長い映画時間を持ってしても、この映画で語ろうとする内容はあまりに多いので、映画は小説のダイジェスト版のようになっています。小説を読んだという前提であっても、説明箇所がばっさりと切り落とされており、感情移入するまでの間のようなものが無いため、何故その人々がこういった行動を取っているのか?という動機付けが不十分で物語に入って行き辛い。
それにもかかわらず、遺跡や教会など、普段あまり目にすることの無い壮麗な建物を観て、凝った小道具等を映像化して観ることができ、小説の補完をする意味で、意義のあるものでした。(クリプティックス、ローズライン等。ただ欲を言うならもう少し全体図が写されるともっと良かったです。)
そして、確かめる術は無いけれど、イエスは独身ではなく妻帯者で、しかも子供まであった、という、キリスト教の一番根本の部分を揺さぶるような仮説には、(たとえフィクションだとしても)強い衝撃を受けました。 この衝撃こそが、世界的にベストセラー(全世界5000万部以上)になった理由であると思います。
フィリピンで18禁になったり、アメリカでソニー製品の不買運動が起こるのもわかる気がします。
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渋谷シネパレスにて。5月13日公開。
・監督 フェルナンド・メイレレス
・原作 ジョン・ル・カレ「ナイロビの蜂」
・製作 サイモン・チャニング=ウィリアムズ
・脚色 ジェフリー・ケイン
・Cast
ジャスティン・クエイル(主人公の外交官、レイフ・ファインズ Ralph Piennes)
テッサ・クエイル(活動家の妻、レイチェル・ワイズ Rachel Weisz)
サンディ・ウッドロウ(事務局長で友人、ダニー・ヒューストン Danny )
アーノルド・ブルーム(テッサに同行した医師、ユベール・クンデ Hubert Kounde)
サー・バーナード・ペレグリン(上司?、ビル・ナイ Bill Nighy)
ロービア(現地医師、ピート・ポスルスウェイト Pete Postlethwaite)
・Story
英国外務省一等書記官ジャスティン(レイフ・ファインズ)の妻が殺された。ナイロビの空港から旅立ち、ロキへ向かう途中のところだった。同行した黒人医師アーノルドは行方不明、警察はよくある殺人事件として事件を処理しようとした。
ジャスティンの妻テッサは、正義のためなら権力を握る相手にも臆せず立ち向かう情熱的な活動家だった。ガーデニングが趣味の夫ジャスティンは、愛する妻を失い、妻がなぜ死んだのか、何をしていたのか、どういう人間だったのかを見つけるために、彼自身も変わっていく。命の危険にさらされながら、テッサの想いを引き継いだジャスティン。調べを進めるうちに、アフリカで横行する薬物実験、官僚と大手製薬会社との癒着についての恐るべき真相と、悲しいほどに深く美しい妻の愛を知るー。
・感想
メイレレス監督はこの映画を監督した理由として下記の3つを挙げています。
・独創的な愛の物語である
・製薬会社の陰謀を描ける
・ケニアで撮影するチャンス
愛の物語と、製薬会社の陰謀がテーマです。
この映画は、真実の愛の物語であると同時に製薬会社の陰謀を暴く社会的なメッセージを持った作品でもあります。ただのラブストーリーではなく、陰謀を暴くという極限の状況下で、主人公には常に強いプレッシャーがかかっています。そのため、この映画に甘いラブストーリーを求めるとちょっと違います。
でも、そんな抑圧下にあってテッサの愛や弁護士ハムへの信頼が非常に光ります。ハリウッド映画だと、巨悪に敢然と立ち向かっていく主人公が、一人で悪の組織を壊滅させたりするんですが、この映画の話は非常に等身大で、リアリティがあります。
テッサのジャスティンへの愛、残された想いがジャスティンを動かし、また変えていく原動力となり、物語もその力によって動いている、と感じました。
考えさせられる映画でした。良作だと想います。
おまけ・カメラワークがぶれすぎて、前の方で見てたら船酔いっぽくなりました(汗)酔いやすい人は注意w。
・ナイロビの蜂(公式ページ)
・本
・監督 フェルナンド・メイレレス
・原作 ジョン・ル・カレ「ナイロビの蜂」
・製作 サイモン・チャニング=ウィリアムズ
・脚色 ジェフリー・ケイン
・Cast
ジャスティン・クエイル(主人公の外交官、レイフ・ファインズ Ralph Piennes)
テッサ・クエイル(活動家の妻、レイチェル・ワイズ Rachel Weisz)
サンディ・ウッドロウ(事務局長で友人、ダニー・ヒューストン Danny )
アーノルド・ブルーム(テッサに同行した医師、ユベール・クンデ Hubert Kounde)
サー・バーナード・ペレグリン(上司?、ビル・ナイ Bill Nighy)
ロービア(現地医師、ピート・ポスルスウェイト Pete Postlethwaite)
・Story
英国外務省一等書記官ジャスティン(レイフ・ファインズ)の妻が殺された。ナイロビの空港から旅立ち、ロキへ向かう途中のところだった。同行した黒人医師アーノルドは行方不明、警察はよくある殺人事件として事件を処理しようとした。
ジャスティンの妻テッサは、正義のためなら権力を握る相手にも臆せず立ち向かう情熱的な活動家だった。ガーデニングが趣味の夫ジャスティンは、愛する妻を失い、妻がなぜ死んだのか、何をしていたのか、どういう人間だったのかを見つけるために、彼自身も変わっていく。命の危険にさらされながら、テッサの想いを引き継いだジャスティン。調べを進めるうちに、アフリカで横行する薬物実験、官僚と大手製薬会社との癒着についての恐るべき真相と、悲しいほどに深く美しい妻の愛を知るー。
・感想
メイレレス監督はこの映画を監督した理由として下記の3つを挙げています。
・独創的な愛の物語である
・製薬会社の陰謀を描ける
・ケニアで撮影するチャンス
愛の物語と、製薬会社の陰謀がテーマです。
この映画は、真実の愛の物語であると同時に製薬会社の陰謀を暴く社会的なメッセージを持った作品でもあります。ただのラブストーリーではなく、陰謀を暴くという極限の状況下で、主人公には常に強いプレッシャーがかかっています。そのため、この映画に甘いラブストーリーを求めるとちょっと違います。
でも、そんな抑圧下にあってテッサの愛や弁護士ハムへの信頼が非常に光ります。ハリウッド映画だと、巨悪に敢然と立ち向かっていく主人公が、一人で悪の組織を壊滅させたりするんですが、この映画の話は非常に等身大で、リアリティがあります。
テッサのジャスティンへの愛、残された想いがジャスティンを動かし、また変えていく原動力となり、物語もその力によって動いている、と感じました。
考えさせられる映画でした。良作だと想います。
おまけ・カメラワークがぶれすぎて、前の方で見てたら船酔いっぽくなりました(汗)酔いやすい人は注意w。
・ナイロビの蜂(公式ページ)
・本
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※下妻物語の子役、で探してる人が居たので追記。
・福田麻由子さん
竜ヶ崎桃子(深田恭子)の子役さんです。
※2006年5月29日に、TBS(東京だと6チャンネル)で21:00~22:54までTVで放送。
ジャンル: コメディ/喜劇映画
製作年度:2004年
上映時間:102分
監督 :中島哲也
脚本 :中島哲也
音楽 :菅野よう子
出演 :竜ヶ崎桃子 深田恭子
白百合イチゴ 土屋アンナ
桃子の父 宮迫博之
桃子の母 篠原涼子
桃子の祖母 樹木希林
一角獣の龍二 阿部サダヲ
亜樹美 小池栄子
ミコ 矢沢心
パチンコ屋店長 生瀬勝久
・ストーリー
ロリータファッションの女の子が乗っているスクーターと軽トラックが衝突するところから物語は始まる。
兵庫県尼崎生まれで、現在茨城県下妻在住の竜ヶ崎桃子。下妻から2時間半かけて東京の代官山までロリータファッションを買いに出かけるマイペース少女。ある日バッタもんのべ○サーチの通信販売を通して、一人のベタなレディース(スクーターがすごい・・・)、白百合イチゴと出会う。性格に共通点の全くなさそうな2人が、色々な出来事を通して友情を芽生えさせていく・・・
ええと、下妻がどこにあるか分らない、ロリータファッションも全然知らなかった自分にとって、この映画はかなり衝撃的でした。特にギャグが面白い。尼崎のジャージとか下妻のジャスコとかもう何かばっさり一刀両断に価値観が描かれていて逆に好感が持てますw。映像が非常に美しい & 楽しいです。下妻の空は合成したものではなくて、たまたま天気が良かったそうで、青空に浮かぶ白い雲、その下にロリータファッションとレディース特攻服の2人が・・・幻想的な感じでした。
最初はかなり違和感があったんですが、終わってみれば2人の友情や夢を語った爽やかなドラマでした。見終わった時の感じも悪くないし、映像は美しいし、娯楽として高い評価つけたいと思います。
・下妻物語
・下妻物語 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・下妻 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・ジャスコ下妻店(http://www.aeon.info/jusco/shimotsuma/)
・BABY, THE STARS SHINE BRIGHT(ロリータファッションのお店)(http://www.babyssb.co.jp/)
・牛久大仏研究さん(牛久大仏in下妻物語)
★DVD
★原作(小説)
・福田麻由子さん
竜ヶ崎桃子(深田恭子)の子役さんです。
※2006年5月29日に、TBS(東京だと6チャンネル)で21:00~22:54までTVで放送。
ジャンル: コメディ/喜劇映画
製作年度:2004年
上映時間:102分
監督 :中島哲也
脚本 :中島哲也
音楽 :菅野よう子
出演 :竜ヶ崎桃子 深田恭子
白百合イチゴ 土屋アンナ
桃子の父 宮迫博之
桃子の母 篠原涼子
桃子の祖母 樹木希林
一角獣の龍二 阿部サダヲ
亜樹美 小池栄子
ミコ 矢沢心
パチンコ屋店長 生瀬勝久
・ストーリー
ロリータファッションの女の子が乗っているスクーターと軽トラックが衝突するところから物語は始まる。
兵庫県尼崎生まれで、現在茨城県下妻在住の竜ヶ崎桃子。下妻から2時間半かけて東京の代官山までロリータファッションを買いに出かけるマイペース少女。ある日バッタもんのべ○サーチの通信販売を通して、一人のベタなレディース(スクーターがすごい・・・)、白百合イチゴと出会う。性格に共通点の全くなさそうな2人が、色々な出来事を通して友情を芽生えさせていく・・・
ええと、下妻がどこにあるか分らない、ロリータファッションも全然知らなかった自分にとって、この映画はかなり衝撃的でした。特にギャグが面白い。尼崎のジャージとか下妻のジャスコとかもう何かばっさり一刀両断に価値観が描かれていて逆に好感が持てますw。映像が非常に美しい & 楽しいです。下妻の空は合成したものではなくて、たまたま天気が良かったそうで、青空に浮かぶ白い雲、その下にロリータファッションとレディース特攻服の2人が・・・幻想的な感じでした。
最初はかなり違和感があったんですが、終わってみれば2人の友情や夢を語った爽やかなドラマでした。見終わった時の感じも悪くないし、映像は美しいし、娯楽として高い評価つけたいと思います。
・下妻物語
・下妻物語 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・下妻 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・ジャスコ下妻店(http://www.aeon.info/jusco/shimotsuma/)
・BABY, THE STARS SHINE BRIGHT(ロリータファッションのお店)(http://www.babyssb.co.jp/)
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★原作(小説)
★amazon.co.jp(アソシエイト)★(説明等有。) | |
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