里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

菩提寺の新住職継職奉告法要

2024年04月08日 | 暮らし

我が家の菩提寺は浄土真宗本願寺派のお寺さんです。
こちらが通常の本堂。


こちらが会堂。


小生は準総代と言う役割を仰せつかっています。亡父の肩書きをそのまま引き継ぎすでに29年。
昨日、新住職の継職奉告法要なる催しに出席且つ設営スタッフとしてお手伝いに行ってきました。


正確には「第16世住職継職奉告」「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年記念」併修法要と言うもの。
平たく言えばメインは新住職のお披露目式と言ったところです。
新住職は副住職として30年近くの経験を積み、昨年6月には本山にて新住職の辞令を頂いています。
前住職も健在なのですが、85歳になるのを機に長男の副住職に住職位をお譲りになったものです。
すでに住職としての役目を果たされています。この度改めて賑々しく檀家に周知するものと言えるでしょうか。
そのための準備に何度か世話人会が催されました。
そして行事に必要な経費を檀家の皆さんから懇志として頂戴するのが世話人の大きな役目です。
正直なところこれがなかなかの負担です。幸い我が家周辺には難しい檀家はおりませんが、街場の世話人の中には苦労されている方もいるようです。
我々世話人は8時30分にお寺さんに集合、記念撮影をした後、準備を整えました。
本堂には当寺の親族はじめ県内外の来賓のお寺さんや檀徒総代等々。それぞれに役割があります。


我々一般檀徒も多くは本堂に参列しました。入りきれなかった方々は会堂です。
会堂では本堂の様子が映像に映し出されます。
10時に開式。


前住職の退任挨拶、縁戚に当たる山形県のお寺さんの御法話の後、継職法要の儀式。


さらに記念の雅楽演奏。
雅楽の演奏は12名で遠くは奈良県のお寺さんがおられました。雅楽は聞く機会が少ないのですが、風情があります。
最後に新住職の挨拶があり、12時半に閉式となりました。
参拝した檀家の皆さんには我々スタッフがお齋(弁当)と記念品を配布。
世話人は昼食の後、椅子などの後片付けをし、2時前には散会となりました。
記念品は祝酒とケース付き2連腕輪念珠。



出席しなかった檀家さんには世話人から記念品を配布することになります。
取り敢えずは一つの大きな行事が無事終わりました。