里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ボリューム満点の縮み雪菜が美味い、チンゲンサイも

2024年01月21日 | 畑:葉菜類

縮み雪菜がボリューム満点になってきました。


我が家ではターサイを長い間作ってきましたが、今作から縮み雪菜だけに絞り込みました。
縮み雪菜はターサイの変異株から育成されたと言われています。
それだけにターサイとよく似ていますが、その名のとおり葉に細かい縮みが沢山出ます。


ターサイも縮みは出ます。しかし、これほど細かい縮みではありません。
そして、ターサイは厳寒期になると地べたにベッタリと広がります。
縮み雪菜はそれほど極端にはならず葉がやや長めで立っています。
バラ播きしたものを株間10~15㎝に間引き、11月半ばから抜き取り収穫をしながら間隔を広げてきました。
かなり収穫したはずですが、一目収穫したようには見えないかもしれません。


穫った後に葉がすぐ広がり株間を覆い尽くしてしまいます。
広いところは株間30㎝を越えています。
ただ狭いところは20㎝くらいに留まっており、収穫が追いついてはいません。


厳寒期になっても葉は濃緑で艶があります。ターサイの場合は次第に艶がなくなってきます。
そのためターサイより見栄えが良く栄養豊富で美味しそうに見えるのかもしれません。
今、店に並んでいるのはターサイではなく縮み雪菜。単に雪菜の名で出ています。
厳寒期には葉の縮みが非常に細かくなり、特に芯に近いところは著しい。


大株になってきたのでボリューム感は凄い。今がピークと思われます。


これが酷寒の年だと外葉が枯れ出し少し小さくなっているかもしれません。やはり暖冬、大きくなっています。
ターサイほどには横に広がらないため扱いやすいのは確か。それでもこのくらいに広がります。


新聞紙と比べると大きさが分るでしょう。
厳寒期になり、ますます濃緑、肉厚で旨味が増しています。
こちらはチンゲンサイ。


目標ほどには収穫が進んでいませんが、大分株間は広がってきました。
株間が広くなったところは、大きな株になっています。


厳寒期に入っても黄ばみはあまり見えません。甘味も増しています。