里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年は田植えの準備に一苦労

2023年05月03日 | 田んぼ

田植えが近づいてきました。
今年は田植えの準備に一苦労しています。
半月余り前に元肥を散布し、ローリー耕耘。


田んぼは乾いて風があり土ぼこりが立つほどでした。
我が家の田んぼはコンバイン跡のわだちが酷いので乾けば作業がしやすい。その点では良かった。


しかし、その後も雨が極端に少なく強風続き。
田んぼはカラカラに乾き、なかなか水が行き渡りません。
例年なら田植え1週間前くらいに一通り荒代かきをし、数日後に植え代かきをします。
今年は荒代かき後2、3日で植え代かき、一部は同時に済ませた田んぼもあります。
代かきは二度にした方が均平がとれ、水と土が馴染んでゴミ浮きも少なくなります。
もっとも今は代かきを一度で済ます人が大半ですが。
この田んぼはまず荒代かきしました。


我が家の田んぼはみな自宅近くなので代かきを二度に分ければ作業時間も分散できて良いのです。


この田んぼは3日おいて植え代かきになりました。仕上げの代かきです。


これで田植えがしやすくなり、除草剤の効果も安定します。
今年は荒代かきと植え代かき同時の田んぼもありましたが、これで代かきは終了です。


この後2、3日は水を調整しながら土を落ち着かせます。
田植機を準備します。


各所に注油しエンジンを試運転。機械の動きを確認します。


何しろこの田植機は性能が悪く、作業スピードは甚だ遅い。
償却年数をはるかに超えていますが、今さら更新は無理というもの。
丁寧に使い続けるつもりです。
苗の生育は極めて順調。


田植えの準備は何とか整えましたが、さて本番はどうでしょう。