里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

我流直播きトウモロコシの間引きと土入れ

2023年05月23日 | 畑:豆類

早播きしたトウモロコシを間引きし、土入れを行いました。
このトウモロコシは4月27日に我流の省力直播きをしたもの。


品種は「ゴールドラッシュ」。
畝間1m、株間30㎝。
そもそも当地の直播きは地温が上がってくる5月半ば以降です。
パイプハウスがあった当時は、早穫り用に苗を育て5月半ば過ぎに植付けていました。
ハウスが老朽化し解体してから早播きするために始めたのが我流の直播き法。
こんな風に播いています。
普通はマルチを丸形にカットして播き穴を作りますが、我流直播き法は指で直接マルチに穴を開けます。


種をそのまま土に押し込みます。


その際、穴は小さく、種は少し離して、覆土が適度になるよう注意します。


1カ所3粒播きとしました。半分は前年の残り種。
発芽した後にマルチ穴を広げ、葉を外に出してやります。
今年はあまり上手くいきませんでした。
発芽率がよくありません。欠株もあります。異常な乾燥状態が続いたのが効いたようです。
発芽には温度と水分が重要なので、播くとき出来るだけ穴を小さくするのもそのためです。
丁度田んぼ作業の一番忙しい時期と重なるため、大事なときに灌水まで手が回りませんでした。これは言い訳です。
その後も総じて水分不足。生育もイマイチですが、本葉5、6枚になってきました。
本当はみながこんな風になっていれば良かったのですが、3本とも発芽しているのは少ない。


これを2本に間引きます。引き抜かず、鋏で根元からちょん切ります。


結果、今年は1本立てより2本立てが若干多い程度になりました。
トウモロコシ栽培では1本立てで大きな穂を穫るようにするのが普通です。
小生の場合は畝間を広くして2本立てにし、中型の穂を目指します。
高齢者や子供にはほどほどの大きさが良く、小振りで本数を確保したいからです。
今年は思惑通りとはいきませんでした。残ったものを着実に育てるほかありません。
この後は土入れをします。
土入れは、細身の移植ベラを使い根元に周りの土を寄せてやる作業です。


マルチを最後まで剥がないので不定根を増やすためにやっています。効果は定かでありません。
収穫は7月25日くらいからが目安ですが、どうでしょう。


これが2回目で5月19日に播いたトウモロコシ。こちらがメインでお盆用です。


品種は同じく「ゴールドラッシュ」。
やり方は1回目と同様です。まだ発芽していません。


昨年とほぼ同じですが、お盆にギリギリ間に合うかと言ったところかもしれません。