里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

茎立ち菜はまだまだ穫れる

2023年05月10日 | 畑:花菜類

我が家で作っている茎立ち菜は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種。まだ盛んに穫れています。
何れも種播きは10月19日。
こちらが「かき菜」。


今最も穫れているのが「かき菜」です。
穫れ始めたのは三月末からと三種の中では最も遅かったものの分枝が多くたちまち最盛になりました。


今年は当初勢いが良くないと感じていましたが、今は例年以上に旺盛になっています。


「かき菜」はトウでも蕾が見える前の若い茎葉を掻き取るのが基本です。
しかし、今の時分は生長が早く花芽が見えるようになるのはやむを得ません。
そうなると次第に茎は硬くなってきます。その時は手で折ってポキリと折れるところから上を食すようにします。
多くの側枝(子茎)からはさらにしっかりした孫茎が伸びています。


当分穫り続けることができるでしょう。
これは「仙台雪菜」。


3月20日頃から穫れ始めました。以降、順調に穫れ続けています。


3種の中では一番弱く作りにくいのですが、大株に作ると沢山収穫できます。


何と言っても美味しいのが最大の魅力です。花が咲くくらいになっても美味しく食べられます。


それでも、やはりこの時期になると茎の下方は硬くなってくるので、その場合は下部は捨てます。
今は子茎、孫茎混在しており多数トウが伸びています。こちらも当分穫り続けることができるでしょう。
こちらが「つぼみ菜」。


これが最も早く3月10日過ぎから穫れ始めました。


例年に比べ特に早いわけではありません。それでも3種の中では確実に早くから穫れ、それが一番の魅力です。


名前の通り沢山の蕾が見えます。


今はすべて孫に当たる側枝です。それだけに本数は多いけれども細い。
3本合わせて「仙台雪菜」や「かき菜」1本分といったところでしょうか。
それでも十分食べられます。
三種を並べてみます。右から「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」。


今年は茎立ち菜をしばらく穫ることが出来るでしょう。