里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

夏秋キュウリは順調に蔓上げ

2023年05月30日 | 畑:果菜類

夏秋キュウリの蔓上げをしました。
蔓上げとはネットや支柱へ最初に誘引することです。
これは当地方の通称。普通はハウスの作業用語です。
露地で植付け時に直ちに誘引する場合は蔓上げとは言いません。
我が家では植付けた後不織布で覆いをしているので、最初の誘引を蔓上げと表現しています。
目安は植付けから約2週間、本葉7枚程度。
環境さえ良ければ早いのは良いのですが、遅れるのは樹の勢いが悪くなるのでよくありません、
本来なら当地では今頃が植え付け適期です。
早植えになったので周りをこのように不織布で覆っていました。


品種は今年2年目の「OS交配ニーナ」。
植付け時の苗は、本葉3枚半くらいでしっかりした苗でした。
今年はこれまで強風もなく穏やかな方ですが、不織布の効果は十分にあります。


この時期になればキュウリの適温期の範囲なので不織布を剥ぎます。
キュウリの大きさは本葉7枚くらい。順調に生育しており揃いも良い。


葉色も良くがっちりとしており充実した姿に見えます。


蔓上げは蔓が地べたを這う前、出来るだけ立っているうちにやるのが基本です。
蔓をネットの外にくぐらせてネットに直接誘引します。


これで蔓上げは完了です。
今年は植付け本数を減らして株間は80㎝。


収穫目標日数は100日以上。親蔓と子蔓1本を伸ばす2本仕立てを行います。
すでにわき芽や雌花が見えます。


取り敢えず下位2節までの伸びているわき芽と見えている雌花は全て搔きました。


蔓上げ時としては想定していた通りで悪くありません。
この品種は節間が短く葉はややコンパクト、しっかりした姿です。


昨年は初めて作る品種だったので手探りでした。
今年は特性をかなり把握できたので、不安をあまり感じず栽培出来そうです。