里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ピートモスと木炭を利用した土作り

2023年01月28日 | 畑:根菜類

当地、数㎝積もった雪も一昨日中にはほとんど消えました。
我が家ではピートモスと木炭を利用して畑の土作りを行っています。
我が家の畑は強粘土質土壌で、土が固まりやすく湿害を起こしやすいのです。
そのため、切りわらや落ち葉などを使って土壌改良に努めています。
ピートモスの利用もその対策の一つで、最も効果が持続すると感じています。
一挙には無理なので、毎年畑を変えながら順繰りに利用しています。
難点は経費が掛かること。特に今年は値上がりしており厳しい。
これまで継続的に225ℓ入り3袋を購入してきましたが、今年は2袋に。
作業するのは畑が空く冬期間、畑の状態を見ながら行います。
ダイコン、ニンジン、秋キャベツなどを穫り終えた後、直ちに作業しました。
これがピートモス。


欧州産のピートモスは長持ちするといわれているようです。
産地による差は不明ですが、ピートモス自体の効果が高いことは間違いありません。


ピートモスを全面に散らします。


大きな袋で重いため扱いにくい。
しかし、20ℓ入りの袋よりははるかに割安なので、我慢です。


次にくずの木炭。


これを全面に散らします。


これは、昔、父が作った木炭で在庫として残っているもの。
木炭は活性炭と同様の効果で湿害防止に有効とされます。
ピートモスは酸性なので、アルカリ性の木炭を組み合わせ矯正することも期待しています。


最低速度で出来るだけ深くロータリー耕耘。
重複して耕耘し、均一に混じるようにします。


最後に、仕上げの耕耘をして終了。


今回、耕耘する前にロータリー爪を新品に交換。
前の爪が大分減っていたので手応えの違いを実感しました。