里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

仰天の価格!!プーチンよ早く消えてくれ

2023年01月04日 | 田んぼ

昨年12月に今年の春肥料が搬入されました。
例年JAの春の資材は予約が8月で、早期配達だと一部の資材がほんの僅かながら割引になります。
早期と言いながら何時もより遅れて12月になってからの搬入でした。
今回搬入された資材は田んぼと畑の肥料が主なものです。


これは輸入品のピートモス。高くなるのが分っていたので減らしました。


後日、伝票の明細を見て仰天、目玉が飛び出ました。
予約時の単価も前年より大幅に上がっていたのですが、その予約単価よりもさらに大きく上がっていたのです。
事前に予告の知らせはあったものの、単価を示さない通知です。
前年までの段階でじわじわと価格は上昇しており、数年前と比べると2割くらい上がった肥料が多かった。数年前まで1袋3.000円を超えるようなものはありませんでした。
我が家で使っている主なものを見てみるとピートモスが前年比141%、田んぼの元肥肥料が131%、畑の元肥肥料が162%、そして追肥主体に使っている化成肥料がなんと173%。
この黄色の袋がその肥料です。


予約の時点で前年比146%でした。例年3、4袋注文していましたが、在庫も少しあり、あまりに高すぎるので1袋だけ予約しました。
驚きの1袋5,610円、数年前の2倍以上の価格です。
苦土石灰と有機肥料は据え置きでしたが、これから配送される他の資材も同様でしょう。酷いものです。
主要な肥料成分N、P、Kの原料の殆どを輸入に頼る日本では価格の上昇は避けられないと覚悟はしていたものの、これほどとは想定をはるかに越えています。
金利差がここまで拡大すると、ある程度の円安はしょうがありません。コロナ禍の影響もあるでしょう。
しかし、ロシアのウクライナへの軍事侵攻は全くの想定外。
経済制裁と相俟って天然資源の生産流通はメチャクチャになってしまいました。
プーチンはウクライナへの直接的被害のみならず天文学的数字の被害を世界中にもたらした。頼むから早く消えてくれと神頼みしたくなるのも当然というもの。
しかし無理でしょう。権力を手に入れると保身が第一の目的となるからです。
一蓮托生の取り巻きも同様なので、ますます泥沼化して行くに違いありません。(プーチン大統領を「侵略という犯罪」で裁くには
肥料農薬に限らず、燃料、資材あらゆるものが値上がり、一方農産物価格は低迷。
今年は作付けを見直し、肥料や農薬などの銘柄も全て見直します。まず化成肥料は使用量を2割以上削減したい。