goo blog サービス終了のお知らせ 

雷都の風

責任者出ていらっしゃーい

現代の田中正造がいなかったために

2012年11月05日 | 原子力発電所

下野新聞のコラム「雷鳴抄」で田中正造の言葉が引用されていた。

「真の文明は山を荒さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さざるべし」

「デンキ開けて世間ヤミヨトナレリ」

「少しだも 人の命に害ありて 少しぐらいハ よいと云うなよ」

電気→電線→銅→足尾銅山鉱毒→公害

電気→原発→未来へ負の遺産

     原発→事故→大公害


むなしい原発防災訓練

2012年10月25日 | 原子力発電所

P1050709マリーゴールド

我が家の庭に自生(笑)しています。

一部の政治家、企業、科学者の私利私欲の為に無理やり推進されてしまった原子力発電所。

そんな物の為に、無駄な経費、エネルギー、時間を使って実施された防災訓練。

あの内容で役に立つのかなあ。

むなしいなあ

僅か数十年間の発電の為に、数十万年間管理しなければならない放射性廃棄物。

発電で得れらたエネルギー以上のエネルギーを使うんだろうなあ。

むなしいなあ

事故を起こして、その関連で死者が出て、故郷を奪われて、だれも責任を取らず、利益を得た者たちに代わって我々国民の血税を使って尻拭い。

むなしいなあ

全ての原子力発電所が廃炉になるまで、放射性廃棄物が危険の少ないレベルになるまで、防災訓練は必要だろうなあ。

むなしいなあ

責任者出てこーい!


日本のエネルギー自給率?

2012年10月05日 | 原子力発電所

過日の新聞記事の中にエネルギーの自給率に関する記載があったのだが、非常に違和感を持ってしまった。

「原子力発電を除くと日本のエネルギー自給率は、4%」とある。

原発の燃料も輸入のはず、核燃料のリサイクルも既に破綻しているのにこの表現。

あたかも原発があれば自給率が上がるよと言いたげで、未だに原発神話の呪縛から逃れられないようだ。

調べてみると電力各社の資料の中には、下記のような内容が・・・

  日本のエネルギー自給率

    核燃料を輸入と考えた場合 4%

    核燃料を自給(リサイクル)と考えた場合 18%

開いた口が・・・

おまけ

小出裕章京都大学助教の著書などからの引用

    核燃料は、化石燃料より先に枯渇する(誰でも手に入る公の資料からの計算)。

    数十年間原発の電気を利用したがために、数十万年にもわたる付け(放射性廃棄物)を次の世代に押し付けてしま             った。


愚かな財界人達

2012年09月21日 | 原子力発電所

本来であれば直ぐにでも原発をなくさなくてはいけないのに、2030年代原発ゼロにさえ異を唱える愚か者たち。

何十万年も管理しなくてはいけない放射性廃棄物というお荷物と、事故が起きてしまった時のとんでもないリスクを明るい未来があるはずの子供たちに押し付けて、自分達の目先の利益の為だけに原発の電気を使いたがる。

◇ 石油や天然ガスと同じように輸入に頼っているウラン燃料。

◇ 埋蔵量の一番少ないウラン燃料。

◇ ウラン鉱採掘地周辺の放射能汚染。

◇ 原発さえなかったら安価であったはずの電気代。

◇ 放射性廃棄物の処理や管理を含めたらとても高価な原発からの電気代。

◇ 発電時だけは二酸化炭素を出さない原発。ウランの採掘、精製、放射性廃棄物の処理管理の為にどれだけの二          酸化炭素を出すのだろうか。

◇ 膨大な排熱を出す原発。

◇ 電力の需要のピークは、1年の内ほんの数日間のほんの数時間。

◇ 原発は、有事の攻撃目標。

財界の方達には、原発事故でいっそう国力の落ちている日本を盛り返すために、廃炉事業、新エネルギー事業等に目を向けてほしいものです。

提案

財界人達に原発事故から避難している方達と同じ避難生活を経験して頂きましょう。

元気でいられるのは、何パーセントかな?