昨日の雪が、まだ日陰に残って
今日も冷たい風が吹いています。
今から6年前の今日、1ヶ月も家出していたmomoが帰ってきました。
毎晩夜道を懐中電灯で照らしながら探し回っていた頃、
こんな寒さでどこでどうしているだろうと心配で仕方なかった気持ちを
mixiの日記に書いていたな~と思い出し、久しぶりに読み返してみました。
日記らしきものを、小さな手帳や家計簿の隅に書き付けずにいられないのは
癖のようなものだと思って、ずっと続けていましたが、
ひょんなきっかけで始めたmixiは、友達からの励ましの言葉もあって
今読んでも、心が温まり、あらためて感謝の気持ちがわいてきます。
6年前のこの時間(午前11時半)のわたしは
まだmomoが帰ってくることを知らず、
慰めに来てくれていたベージュの猫(日記ではブルーアイと呼んでいます)を
初めて膝に乗せて、これも運命なのかなと思っていた頃でした。
猫との出会いも、人との関わりとまったく同じで
その後の付き合い方で、偶然も必然になるのだと思います。
6年前の日記を読んでそう感じました。
momoがここにいてくれてよかった、と。
~ ~ ~ 2009年1月31日の日記 抜粋 ~ ~ ~
・・・一か月前もこうやってmomoを探しているのに見つからないんじゃ、
もうmomoとは会えないのかな、なんて悲しくなってしまった。
その時、
「momoが帰って来たよ」と娘から電話。
猛ダッシュで家に帰ると momoがいた。
「ガリガリに痩せて帰って来ました…」誰かがネットに書き込んでいたそのままに。
あ~、わたしにも「帰ってきました」って言える日がきたんだぁ~
「momo~ momo~」
涙の再会モードのわたし。
「にゃ~・・お腹すいた~」
「momo~」
「もっとご飯~ にゃ~」
すれ違いの二人
結局3杯おかわりして
ぺろりと平らげた後、やっと、momoにも郷愁の情が湧いたらしい
しおらしく「み~」とかかわいい声を出して甘えはじめた。
抱っこすると、体重は半分くらいまで軽くなってる。
そのまま膝の上でくるんと丸まってすぐに眠り始めた。
外でブルーアイとチャトランの争うような声が響いても
ピクリともせずに眠りこけてる。
今までゆっくり眠れなかったんだろうな。
深く深く眠ってる。
夢みたいだよ、momoがこうやって膝にいるなんて。
見かけた方からの電話で娘が引き取りに行ったのは、
我が家から太い通りを超えた所にある野菜販売所。
今日は休みのお店の棚の上で、100円の値札のかごに入ってじっとしてたそう。
「見つけてもらいたかったんだね」
娘もmomoの体重にショックを受けながら
じっと抱かれるmomoを連れ帰ると
すぐにお水とご飯を上げて、わたしに電話をしてくれたそうだ。
momoが起きたら、ポスターをはがしに行かなくちゃ。
連絡をくださった人たちに報告をしなくっちゃ。
首輪を買って、シャンプーして、
来週は獣医さんにも診てもらおうね。
猫返し神社にもお礼にいけるね。
~ ~ ~
先日、momoが見つかった野菜販売所に挨拶に行きましたが、
この時期は無人販売でお店は閉まっていて、カゴも空っぽでした。
八頭があったんだ。今度また早めに来てみよう。
おじさんには春になったら、また会えるかもしれません。
珍しく momoから手を出しました
もちろん そらは受けて立ちます
やる気があるんだか ないんだか momoのかっこうったら・・・
ははは そらにやる気がなかったようです
呆気にとられたmomoの顔がおかしかった~
日向でふたり つかず離れず
6年前には相棒ができるんて 夢にも思わなかったね
momoが無事に帰ってきて
そらが 偶然現れて
ケンカしながら の毎日だけど
めでたし めでたし だよね