ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

原風景としての河川

2005年12月29日 20時47分54秒 | Weblog
 京都にでかけた。29日だから帰省の車が多いと思ったが、意外とすいていた。

 八瀬、大原に車を走らせたが、先週の雪が残り凍てついていた。驚いたのは八瀬の遊園地近くで宅地開発が盛んなことだ。コンクリートミキサー車が行き交い、建物の骨組みが見える。

 少年時代は夏休みは八瀬のプールに毎日のように通ったが、プールの水が山水で冷たいく震え上がったのと、叡山電鉄で木々のトンネルや小川を渡り、異郷に赴く感じだった。それがいまはマンション群が見えるのだから、50年近い歳月は恐ろしい。

 八瀬の村に入る旧街道と別の道路がとおり、定期バスなどが走るようになったのはいつからだろうか。窓外に見える川は昔のままなのに、まったく相貌が変わったように思ったのはなぜだろうか。

 河川は原風景であることに気づいた。この意味は意外と深いかもしれない。
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