ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

7 黄禹錫教授問題で結論

2005年12月23日 19時16分10秒 | Weblog
ソウル大学の黄禹錫教授幹細胞培養問題で真偽を調べている同大調査委員会は23日午前、2005年のサイエンス論文のデータは単純ミスではなく故意と断定した。2個の細胞株で得られた結果を11個と故意的操作をしたと結論づけた。

 同委員会は「黄教授チームが体細胞複製を通じて作った患者オーダーメード型幹細胞を論文では 11個で報告したが, 論文が投稿される時点の3月15日には 2, 3番(回) 2個幹細胞株だけ存在しなかった」(「文化日報」電子版)と説明した。ただし2個の幹細胞は複製されたものか培養されたものかの結論は持ち越した。

 各紙の電子版を読むと問題の2個はオリジナルであるとする説を支持するものが大勢を占めている。だから「依然として韓国の技術」(「文化日報」電子版)と見出しをあげるものが目についた。ただ基礎データーの偽装は科学上の研究では決定的で、黄教授は理事職の辞任を申し出る事態にまで23日の段階で進んだのは当然と受け止めるむきが強い。同委員会では辞表は受理されていない。

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