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かわパパのお気楽日記

お気楽に思ったことをテキトーに毎日書いています。

「ゼロの焦点」=後半から雰囲気が台無し

2011-06-04 22:39:54 | 日記
今日はテニスエルボーで肘が痛いので家で大人しくすることにした。

そこでHDDに録画しておいて全然見ていなかった2009年版「ゼロの焦点」を鑑賞。

私の点数=50点
まあ最後まで見た作品は50点を献上することにしているので最後まで見た作品としては最低点。

(良い点)
昭和30年代の雰囲気がよく出ている。
色調も雰囲気がよく出ている。
導入部分からの引き込み方がうまい。

(悪い点)
中谷美紀の演技が凄味があり過ぎて周りから浮いている。
音楽がだめ。「オンリーユー」がなんであそこで出てくるかねえ。中島みゆきと全然あっていない。
後半がまるでホラー映画。森田芳光監督の「模倣犯」を思い出したほど。
大体女性初の女性市長誕生においての中谷の演説中に広末があんな言葉を言うかねえ。
そこだけキャラクターの人格が変わっている。必然性なし。

もっと格調高い、芸術性の高い作品にできたと思うけどB級映画になってしまった感じ。

ただ新しい発見があった。
「ゼロの焦点」と「砂の器」は中身は一緒であるということ。
これは世界で初めての指摘ではないか。

結局、この作品を2009年に映像化する必然性が松本清張生誕100年以外全くなかったのかもしれないねえ人気ブログランキングへ