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あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

木下龍也著「天才による凡人のための短歌教室」を読んで

2022-09-12 09:16:04 | Weblog

照る日曇る日第1786回

 

世間でちょっとは名を知られているとはいえ、どれくらいの才能がある歌人か自分でもよく分かっていない若い歌人が、そんな自らをえらそうに「天才」と名乗って、あつかましくも有象無象の若い「凡人」どもに、短歌のイロハを教えてやるという、狂人が書いた気違いガイドブックである。

 

中身と言えば、短歌のあれやりこれやが書き飛ばしてある、まあ常識的な書物だが、このバカげた題名ひとつで、作者のお里が知れるというものだ。

 

 ここで打てホームランを打てと思う時村上が打つ特大ホームラン 蝶人

 


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