あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

荒川洋治著「真珠」を読んで

2024-05-09 09:13:07 | Weblog

 

照る日曇る日 第2043回

 

「ひとりの子どもが/母親のお茶のために/その場に/残されることがある/社会主義の影だけがそれを思い出すだろう」

 

って、いったいなんのこと。(表題作「真珠」より

 

喩が喩を呼ぶ、なぞなぞ詩集ってわけかいな。

 

楠の葉っぱと桜の花びらが混じって落ちる卯月の十日 蝶人


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