闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2815~19
1)ロバート・ロッセン監督の「リリス」
1964年の製作。ウォーレン・ベイテイとジーン・セバーグが主演、ピーター・フォンダ、ジーン・ハックマンが共演する、恐らくこれまでに誕生した映画の中で最高に素晴らしい映画!
これを観なずに死んだ人は気の毒というほかはない。
セバーグがこれほど美しい女優だったとは!畏るべしロバート・ロッセン!
2)デヴィッド・ロウリー監督の「さらば愛しきアウトロー」
老いたるレッドフォードが実在した伝説的銀行強盗を、楽しみながら演じる2018年の作品なり。
3)降旗康男監督の「居酒屋兆次」
山口瞳の連作短編小説を高倉健主演で1983年に映画化。大原麗子は綺麗だが可哀そうな末路を辿る。
伊丹十三の悪役は気の毒。ちあきなおみも元気だった。
4)エドモンド・グールディング監督の「剃刀の刃」
モームの原作を1984年にジョン・バイラムが映画化。
俳優はあまりよくないが、ドラマチックな愛の物語を堪能できる。
5)川島雄三監督の「洲崎パラダイス 赤信号」
芝木好子の原作を井手俊郎が脚色して真鍋理一郎が音楽をつけた川島選手の1956年の代表作なり。新珠三千代が汚れ役をやるのは珍しいが、轟夕起子、芦川いづみ、三橋達也共々熱演です。
キエフがキーウ、チェルノブイリがチョルノービリになる四月 蝶人