株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

邪馬台国はどこに有ったのか(10) 卑弥呼の贈り物と太鼓台。太鼓台解明は古代の解明になった

2009-08-01 00:08:21 | 古代史、卑弥呼、神輿太鼓、倭人伝

   はじめに

 

 宇摩説では、高天原(本家・本社)と、天皇家(分家・子会社)としている。本家は弥生時代の邪馬台国であり、卑弥呼の国である。この社会がどのようであったのかを古事記で解いている。

 

 この本家の治世は、人々を知り、様々な援助を知らせることで統治していた。宇摩説では、略して「知り、知らせる」政治と、これまで何度か書いて来た。

 

 後の朝廷文書でも、「シロシメス」などと出てくるのは、高天原時代の「しる。知らす」の統治の名残である。そして、知るためや知らす為の全国組織が在った。

 

 これらの種々の役割は、古事記を現実的に解いた宇摩説で明らかにしているが、この統治では、人々に希望や楽しみを与えて、高天原の意向を漏らさず伝えていた。

 

 また、人々から、直接、和歌などで、直訴する方法も有り、歌に依る訴えも、「知る」ための手段であった。だから、人々は子供の頃から、和歌の古典を学び、適切な表現の勉強をした。

 

 上手く思いを織り込んだ和歌を送って、高天原で注意を引けば、その対応が検討されて、問題解決に動くのである。この継承が「歌会始」であり、元は一度では無かった。

 

 「やさしい古事記講座」で、高天原が行って来た具体的手段の説明をしている。実に多彩であり、人々は、高天原の方針や、具体的援助(知識・種・農業・織物技術など)を信頼していた。

 

 

  卑弥呼の贈物と太鼓台

 

 前回に、「卑弥呼は太鼓台を作った」、と簡単に書いた。また、三宅から、穀倉に言及した。これに関係する話が抜けているの、簡単に説明しておこう。

 

 宇摩郡には、「太鼓台は女神が作った」と云う伝承と、「太鼓台の布団締めは皇帝から贈られた」と云う伝承がある。そして、先に書いた、船神輿歌が残り、皇帝の臣下のテイシュンの歌がある。

 

 これらは、私が子供の頃から、二十歳過ぎまでの間にバラバラに聞いたから、不思議な話だと、バラバラに記憶していた。それから十数年も過ぎて、古事記を解いて始めて同じ時期と判った。

 

 ウマシアシカビヒコヂの神の「宇摩」が気になって始まったのだが、あれこれ、調べて、目鼻が付きだしたのは、10年ほど過ぎてからだった。

 

  皇帝の贈り物

 

 まだ、宇摩説の名もない頃だ。古事記の古代社会が判って来て、倭人伝も解けるのではないかと、読み始めると、皇帝は卑弥呼に、「絳地交龍錦(こうちこうりゅうきん)」を送っている。

 

 絳地交龍錦は贈り物のトップであり、中国では皇帝以外は使えないのだ。この金糸の刺繍の金も皇帝を意味するのだ。だから、皇帝が贈った錦がおおよそ判ってくる。

 

 そして、デザインだが、これは、決まっている。皇帝の宮殿の両側の柱に描かれた龍であり、昇降の龍となろう。ここまで判ると、なるほど、布団締めの龍だと、宇摩地方の人なら誰でも判る。

 

 つまり、私は古事記から古代史を解いたから、この時まで、子供の頃にお祭りに行って聞いた「皇帝から贈られた」との話は忘れていたが、一気に思い出した。

 

  燧灘南側(三郡)の太鼓台

 

 こうなって、宇摩地方を中心にした東西(香川県三豊郡・愛媛県宇摩郡・同、新居郡)の太鼓台を調べて見た。この三郡では、九割以上の布団締めは昇降の龍だった。

 

 つまり、皇帝から贈られた布団締めの龍は、間違いなく、これら三郡が残している。そして、太鼓台では全国一豪華な地域も、この三郡なのである。

 

 詳しく調べると、三郡の一番中心に当る宇摩郡三島地区の太鼓台だけが、七段・五色・三赤の布団を載せる。簡単に説明すると、赤が上中下の三段で、残る四段に一色ずつである。

 

 宇摩郡でも三島以外の地域は、一色で赤になっている所が多い。細かく書くと切りが無いので省略するが、黒の所もある。この布団の解明も、古代日本社会の補足になった。

 

 概要を云えば、赤・黒・白が高天原の三人の色であり、赤が天照大神(一番上)で、黒が高御産巣日の神。白が神産巣日の神であり、その下の赤は、天下った神々を意味する。以下略。

 

 つまり、山車(だし)の最上部の布団は、上が高天原、下が国々であり、日本の組織図でも有ったのだ。そして、この形状は、弥生時代の穀倉に一致するのである。これらは先に書いている。

 

 実は太鼓台の解明が進んでくると、多くの謎が解けてきたのだ。しかも、宇摩郡に残る謎の伝承も、過去に合った高天原の片鱗の伝承であり、同時に解けてきた。

 

 次回は太鼓台と伊勢神宮を書こう。

 

 なお、太鼓台などの写真が見たい人は、「建国と今」で検索して行くか、下のURLで行って、アルバムを見て下さい。

http://kabu9uma9.cocolog-nifty.com/

 

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  個人ではない不法侵入者

 

  私のPCに常時不法侵入する者(admin)が居る。この侵入は24時間体制で行われていて、個人が対応する事は不可能だ。つまり、巨大な不法侵入組織を持てる組織・団体が作った物だ。

 

 こんな犯罪組織を持てるのは、「創価学会」しかないだろう。

 

 この宗教は、暴力、集団(組織)ストーカーなど、池田大作王(自称)のために多くの犯罪を犯している犯罪者のオゥムの麻原と同じ思考で、日本の王になろうと暗躍している



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