はじめに
旅人が「馬」にされる話は、幾つかのパターンが有るが結構多く残っているし、割に広範囲である。今日紹介する「旅人馬」もその一つである。
宇摩説では「天=馬(宇摩)」としている。各地の高天原(弥生)時代の伝承が、朝廷には不都合で、怪奇物に変更する為に生れた話である。
だから、馬にされる話は平安時代の頃の変更で有り、 . . . 本文を読む
はじめに
これまでに、ナマハゲ・アマハゲは、言語的には、生(なま・うま)、アマ(天・宇摩)の払いと励ましの年末年始行事。弥生時代には全国に有ったと解いてきた。
そして、各戸を廻ったナマハゲ・アマハゲの行事は、鬼の姿であり、同じ鬼を追放する節分の検討したい。今後は年末年始の行事と宇摩説の視点など、少し詳しく話をしようと思う。
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はじめに
日本の幼児教育に作られた童話は、正直や、やさしさを行うと報復になると言う話が多い。私は弥生時代の社会が人類の理想(礼節・長寿)社会であった。
世界中の宗教が戒律を持ち、これらを厳しく教えても、日本社会ほど平和な社会が作れてない。しかし、日本の神道には戒律が無いのに良い社会を作ってきた。
日本社会が後世の変化を受けながらも、礼 . . . 本文を読む
はじめに
宇摩説の[ナマハゲ・アマハゲ]解説を、大まかに説明したところで、Wikipedaのナマハゲのルーツの部分を紹介する。これを読めば、宇摩説が独自に新しく出された新説だという事が判るだろう。
古事記から生まれた宇摩説は、高天原時代の統治方法の一つとして、全国各地で行われた年末の払いと祝福行事だった。そして、この行事の姿を[鬼]と名付 . . . 本文を読む
はじめに
前回は本家高天原と分家の朝廷が、勢力争いとなった二つの太陽の時代があった。この勝敗は軍事力に勝る朝廷側の勝利となっていった。そして、高天原の地上痕跡は消された。
宇摩説は、古代日本に古事記の高天原時代があり、全国各地に天降った神々が地域指導(稲作・織物・お祓い)した。情報も伝えたり、地域状況を高天原に知らせ(知る。知らす)た、と . . . 本文を読む
はじめに
ナマハゲはアマハゲとも言われる。宇摩説では、語義から、アマの神が祓い・励ました行事だったと解いた。そして、この姿に鬼と名付けたのは朝廷だとした。
しかも、この後、天狗に変わって行く。だから、鬼の話の方がより、元の姿を残す。だから、「まんが昔話」で、天狗が蕎麦の種を与えた話は貴重である。
そして、このアマ(ナマ . . . 本文を読む
はじめに
まんが昔話と宇摩説(51-2)の「天狗飛び」にコメントが有った。「15屋お照」さんから、「アビラウンケンは、大日如来だ」とのコメントが有った。
うろ覚えで、先の記事を書いたが指摘で見直すと、確かにアビラウンケンは大日如来だった。このコメントのお陰で解明がより、深くなった。<なお、コメント欄は閉じているサイトが有る>
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はじめに
前回(1)を読み直してみると、時間が来てそのまま読み返し無しで載せたために、何だか判り難い記事になっていた。そこで、再度簡単に説明する。
1、ナマハげは、「生・励」が元の言葉である。
2、ナマは生(うま。アマ)の事だった。
3、ナマ=アマは神事で人々の不幸を払い、励ました。
4、これは、弥生(神話、卑弥呼)時代の事とだろう。
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はじめに
アメバの「歴史」さんのブログを見ていたら、「ナマハゲ」があった。そこで、「男鹿半島のナマハゲ」が目に入った。その時、ナマハゲのナマは生ではないかと気が付いた。
ナマが生ならば、元はウマ(宇摩=生、れ)の字の読み代えでは無いかと思われるので、少し検討してみると、どうも、この行事の起源は弥生(卑弥呼・高天原)時代の様である。
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はじめに
まんが昔話と宇摩説(49)で、天狗の話を載せた。なんとも、詰まらない、子坊主が必死で勉強して周囲の杉を切る(坊主が天狗をやっつける)仏教宣伝の話だった。
http://kabu003himiko.iza.ne.jp/blog/entry/1433866/
そして、「宗像教授異考碌」でも、今回から、天狗の話が始まって . . . 本文を読む