高崎のフランス料理パリの朝市より。

レストランでの日々の日記あれこれ!

クグロフ ショコラ。

2015-10-29 09:32:50 | 日記

ショコラのクグロフ。これからは焼き菓子が美味しいシーズンです。
外はサクッっと中はしっとりとした食感で良質のチョコレートの風味が味わえます。
中には今でしたら栗、それと甘酸っぱさが美味しいドライ苺などが入りお口の中も楽しませてくれます。


このお菓子は18世紀・フランスはルイ16世の妃マリーアントワネットがお嫁に来る際に持ち込んだといわれ、彼女も好んで食べたといわれるアルザス地方の伝統菓子(パンの製法もある)なのです。アルザスはドイツとの国境に位置する場所、ドイツでもこのクグロフは呼び名こそ違いますがポピュラーな食べ物。
勿論、妃の故郷ウィーンはオーストリアにも存在するお菓子で、他にもスイスでも食されているいわば国民食と言っても過言ではない物なのです。又、場所によっては朝食として生地をパンのように作る所もあり土地柄によって様々な味のクグロフ、呼び名(独ではクーゲル・ホフ)があるといいいます。

うねり型の焼き型がクグロフ型といい、仏では型のままクグロフと名したのでしょうね。

又、オーストリアではクリスマスにはかかせないお菓子で、日本での苺が乗ったクリスマスケーキのようなものなのでしょうね。

ヨーロッパでは渦が巻いてるような うねったデザインの商品がこれからのクリスマス商戦には絶対なのでしょう。。日本でももっとこのクグロフの知名度が上がればいいなと思う今日この頃です。

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