行雲流水の如く 日本語教師の独り言

30数年前、北京で中国語を学んだのが縁なのか、今度は自分が中国の若者に日本語を教える立場に。

【2019古都取材ツアー⑱】ショート・ビデオ3本を発表

2019-06-11 18:19:14 | 日記
大学は学期末、卒業式を控え、慌ただしい時期を迎えているが、日本取材チームの学生はその傍ら、作品作りに精力を注いでいる。文字の原稿ばかりでなく、今回は映像作品にも力を入れた。選考した8人のメンバーのうち、呉珂(5年)、鄺靖怡(3年)、羅桂紅(3年)の3人は映像を担当するテレビ・ラジオ専攻の学生である。

日本に事前する前に北京、上海、広州の各メディアをめぐって取材テーマを説明するとともに、相手方のリスエストに対応した作品提供を心掛けた。もちろん中国はネットメディアが中心である。紙媒体であれ、独自に携帯や動画アプリに対応したニュース素材を発信している。そうしなければ到底、生き残ることはできない。

事前調査ではっきりしたのは、映像ニュースについて求められるのが、2分程度で、テーマを一つにしぼった「短視頻(ショート・ビデオ)」であることだ。簡便な情報の受信スタイルに慣れた現代ユーザーの要求を反映したものである。学生には各自10分程度の独自作品を残すと同時に、短視頻の形でもできるだけ発信するよう求めた。かなりハードな仕事になったが、とうとう3本の短視頻を残した。いずれもよくできた作品である。よく頑張ったとほめてあげたい。

3本とも広東省の有力大衆紙『南方都市報』が運営するサイト「N視頻」を通じて発表され、日本大使館のミニ・ブログ「微博(ウェイボー)」に転載され、最後は『人民日報』の人民ネットにも掲載された。学生の作品としては破格の扱いと言ってよい。

以下、人民ネット(「笹川日中友好基金」ページ)に掲載された3作品を紹介したい。

「4月29日、城南宮の曲水の宴」 http://spfjc.people.com.cn/n1/2019/0513/c367959-31081898.html




4月29日,日本京都城南宫举办了曲水之宴活动。当日的歌题为“岭云”,出自与日本新年号“令和”相同的《万叶集》序文选段。七名身着平安时代装束的歌人依水而坐,伴着悠扬的筝音,歌人执笔写下和歌,取酒饮尽。曲水之宴沿袭了中国魏晋《兰亭集序》及当时文人雅士举行修禊祭祀仪式。近五十年来,城南宫每年在4月29日和11月3日举办两次曲水之宴活动,展现日本传统歌道文化。
摄像:2019年汕头大学“新绿”日本报道团 剪辑:邝靖怡、罗桂红 文字:蒋楚珊

「漆芸舎・平安堂の金継ぎ」 http://spfjc.people.com.cn/n1/2019/0612/c367959-31132827.html




金缮是日本的一门传统陶瓷修复工艺,主要是借助天然生漆黏合破碎的器物,再用金粉或金箔对裂痕进行修饰。为了使更多人接触这门工艺,京都漆芸舍平安堂在店内开设了体验教室。漆艺修复师清川广树表示,修复破碎的器物,不仅是对自然的感恩,也是对人的情感的珍惜。他在修复前坚持与主人进行沟通,了解器物背后的回忆。修复过程也不是简单的技术修理,而是通过艺术的手法给这些残缺的物品第二次生命。
视频:2019汕头大学新绿日本报道团 摄像:罗桂红 剪辑:罗桂红 文字:付玉梅

「高台寺のアンドロイド観音」 http://spfjc.people.com.cn/n1/2019/0612/c367959-31132843.html




2019年,坐落于千年古都京都的高台寺引入了观音机器人Minder,于3月8日到5月6日向公众开放。Minder是一件半人形半机器的科技作品,由以研发机器人闻名的大阪大学教授石黑浩的研究室研发制作,并立于高台寺内为民众讲经。配合现场音视频内容,Minder相应做出合掌、张开双臂、张合嘴巴等动作。
文字:李梓毅 视频:邝靖怡 蒋楚珊 剪辑:邝靖怡

(続)




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