かしまミツバチプロジェクト

かしまミツバチプロジェクトの日々の活動の記録をブログで紹介します。

購入女王蜂を巣箱に入れました

2021-06-17 14:45:28 | 日記
今日は購入した女王蜂を巣箱に入れる作業をしました。この巣箱は今年生まれの女王蜂がついこの間まで順調に産卵していましたが、数日前に突然いなくなり、その代わりに次の女王蜂を誕生させるための専用巣房である変成王台が多数出来ていました。謎の女王蜂失踪です。本来ならこんな場合には出来た変成王台から新女王蜂を誕生させるのですが、今回はそれをやめ、メンバーに経験してもらうため購入した女王蜂をこの巣箱に入れてみることにしました。
女王蜂は小さなケースに入れられて宅急便で送られてきます。中には女王蜂が1匹と働き蜂が6〜7匹、そして当面の餌として砂糖と蜂蜜を練り合わせた練糖が入っています。この受け入れのために昨日巣箱内に出来ていた全ての変成王台を潰しています。そして今日もう一度変成王台の有無を確認した後、この輸送箱の蓋を開けずにそのまま巣箱の中に入れました。輸送箱は4〜5日この状態のまま巣箱の蜂たちと女王蜂を馴染ませます。馴染んだことを確認した後、輸送箱の練糖側の小さな蓋を開けて巣箱のミツバチ達にも練糖を食べさせるようにします。巣箱のミツバチ達は練糖を食べ進み、そのうちに女王蜂と遭遇しますが、その時には練糖でお腹が一杯になっているので穏やかになっており女王蜂を攻撃することもなく、女王蜂も無事巣箱に誘入出来るという仕掛けです。さて、思惑通りにうまく行くでしょうか。楽しみですね。
輸送箱の中に女王蜂と働きバチが入っています。
この状態で巣箱に吊り下げました。

ハチミツの瓶詰作業をしました

2021-06-17 14:41:13 | 日記

6月1日、先日収穫した蜂蜜を販売用とかしまプロジェクトメンバーで山分けする分とに分けて瓶詰めをしました。プロジェクトでは活動に参加するとポイントが貯まり、翌年収穫した蜂蜜の一部からポイントに応じて蜂蜜を山分けしています。しかし、採れない年は満足のいく分け前にはなりません。さて、今年はどうだったでしょうか。


豊郷公民館と一緒に子ども教室をしました

2021-06-17 14:27:32 | 日記

5月30日心配していた雨も降らず、豊郷公民館子ども教室(蜂場見学と採蜜体験)を開催することが出来ました。子供たちはミツバチについて学び、巣箱の様子を見学し、採蜜体験をし、採れた蜂蜜のお味見をしましたが、同伴のご父兄方も興味深く楽しんでいただいた様子でした。

まずはミツバチのことを知ろうということお勉強をしてもらいました。

勉強が終わったら巣箱の観察です。子供たちと一緒に来られていたご父兄も熱心に巣箱観察をされていました。

次はいよいよ採蜜です。完熟蜂蜜がしっかり溜まった巣板を巣箱から取り出してきます。

そして子供たちと一緒に遠心分離機を回して蜂蜜を絞ります。

そしてお味見。皆さんから好評のお味見でした。


今年初めての採蜜をしました

2021-06-17 14:21:54 | 日記

5月10日、今年初めて採蜜しました。昨年は6月中旬から8月初めまでがほとんど雨降りだったため、採蜜出来たのは6月初めまで。そのため、プロジェクト始まって以来の最低収量を記録してしまいました。今年も花の咲く時期が1週間から2週間程度早まっているような印象もあり、既に例年とは少し様子が違う感じもしています。原因はやはり温暖化なのかもしれません。雨が多くなるのも温暖化の影響と言われています。少しずつ生物の営みにも変化を及ぼし、そのうちに人間の営みにも少なからずの影響が出てくるのかもしれず、温暖化は早くくい止めなければとミツバチとお付き合いしていても感じます。

まずは、しっかりと完熟蜂蜜の入っている蜜枠の出来た巣板からミツバチを払い落とします。

中には巣板ほぼ全域が蜜蓋の蜜枠もありました。

蜜刀で蜜蓋をコソゲ落とし、遠心分離機で蜂蜜を絞り出します。蜂蜜を取った巣板はまた元の巣箱に戻します。