6月1日、先日収穫した蜂蜜を販売用とかしまプロジェクトメンバーで山分けする分とに分けて瓶詰めをしました。プロジェクトでは活動に参加するとポイントが貯まり、翌年収穫した蜂蜜の一部からポイントに応じて蜂蜜を山分けしています。しかし、採れない年は満足のいく分け前にはなりません。さて、今年はどうだったでしょうか。
5月30日心配していた雨も降らず、豊郷公民館子ども教室(蜂場見学と採蜜体験)を開催することが出来ました。子供たちはミツバチについて学び、巣箱の様子を見学し、採蜜体験をし、採れた蜂蜜のお味見をしましたが、同伴のご父兄方も興味深く楽しんでいただいた様子でした。
まずはミツバチのことを知ろうということお勉強をしてもらいました。
勉強が終わったら巣箱の観察です。子供たちと一緒に来られていたご父兄も熱心に巣箱観察をされていました。
次はいよいよ採蜜です。完熟蜂蜜がしっかり溜まった巣板を巣箱から取り出してきます。
そして子供たちと一緒に遠心分離機を回して蜂蜜を絞ります。
そしてお味見。皆さんから好評のお味見でした。
5月10日、今年初めて採蜜しました。昨年は6月中旬から8月初めまでがほとんど雨降りだったため、採蜜出来たのは6月初めまで。そのため、プロジェクト始まって以来の最低収量を記録してしまいました。今年も花の咲く時期が1週間から2週間程度早まっているような印象もあり、既に例年とは少し様子が違う感じもしています。原因はやはり温暖化なのかもしれません。雨が多くなるのも温暖化の影響と言われています。少しずつ生物の営みにも変化を及ぼし、そのうちに人間の営みにも少なからずの影響が出てくるのかもしれず、温暖化は早くくい止めなければとミツバチとお付き合いしていても感じます。
まずは、しっかりと完熟蜂蜜の入っている蜜枠の出来た巣板からミツバチを払い落とします。
中には巣板ほぼ全域が蜜蓋の蜜枠もありました。
蜜刀で蜜蓋をコソゲ落とし、遠心分離機で蜂蜜を絞り出します。蜂蜜を取った巣板はまた元の巣箱に戻します。