かしまミツバチプロジェクト

かしまミツバチプロジェクトの日々の活動の記録をブログで紹介します。

日本ミツバチの採蜜をしました

2012-05-28 14:26:01 | ミツバチ

「稲敷みつばちの里づくり」に鹿嶋から移住させた日本ミツバチの採蜜をしました。重箱式巣箱で飼育している日本ミツバチの採蜜は一般的には秋だそうです。しかし、この蜂群は昨秋採蜜していない上に、分封により蜂数が減少してしまったため、巣内の守備範囲を縮めるために巣板を切り取り、採蜜をすることにしました。

Dsc03544

まずは、巣箱の天井板を外します。天井板には巣板がくっついているので、ワイヤーを隙間から差し込み、天井板と巣板とを切り離していきます。

Dsc03546

これが天井板を外した状態です。巣板がもっと隅々まで出来ていると想像していましたが、意外と隙間がありました。中央付近に蜂蜜が光っています。

天井板を外した後は、この一番上の重箱を直ぐ下の重箱とを切り離します。

Dsc03553
 

 取り外した一番上の重箱です。写真のように、巣板と重箱とを切り離します。

Dsc03554

これが重箱からくり抜いた巣板です。この巣板に包丁を入れて置いておくと、自然に蜂蜜が流れ出してきます。これを漉して蜂蜜の完成です。

Dsc03558_2

 採蜜した重箱は、下から二段目に挿入して巣を元通りに設置しました。


「大子みつばちの里づくり」活動への協力

2012-05-22 17:47:18 | ミツバチ

日本三大名瀑の一つと言われる「袋田の滝」が有名な大子町で、「稲敷みつばちの里づくり」と同様の活動が始まっています。まずは日本ミツバチを捕獲するところからのスタートとなりますので、昨年から日本ミツバチの捕獲経験のある私達が、少しだけお手伝いしました。

Dsc03512

写真では少し見づらいですが、南向き斜面上の杉林との境に2個の待ち箱を置きました。この地方の分封は始まったばかりのようです。


茨城県立波崎高校を訪問しました

2012-05-15 17:55:05 | ミツバチ

波崎高校の先生から、学校内に植栽されている木の根もとにミツバチが営巣しているため、このミツバチを活用したいのだがどうすれば良いのだろうかと、相談がありました。早速、現地を確認させて頂きました。

Dsc03469

これがミツバチが営巣する学内の木です。根元近くに表皮を切り取ったような後があるところが自然巣のある場所です。この切り込まれた隙間や、地上から1m位のところにある縦型の切れ込みなどから確かに日本ミツバチが出入りしていました。

Dsc03468

これが表皮を切り取った場所です。これは用務の方がチェーンソーで切り取ったのだそうです。この蓋を外すと自然巣が見えるのだそうです。用務の方はこの蓋を外し、数年前から蜜をこっそり舐めておられるとか。しかし、今年赴任された先生がこの巣の存在に気付かれ、折角校内にある自然巣なので活用したいと考えられたそうです。

今回は私達が持参した待ち箱(重箱式巣箱)を少し離れた場所に設置し、まずは分封群を捕獲することにしました。一群でも分封群が捕獲出来れば、次は切り取られた蓋を開けて自然巣を取り出し巣箱への移植をする方法を先生に提案しました。それにしても、こんな自然巣(?)があるとは。


遊休地活用プロジェクトのナタネも順調です

2012-05-04 21:25:14 | ミツバチ

遊休地を借り上げて有志で農作物を作ろうという、鹿嶋市市民懇話会の「遊休地活用プロ

ジェクト」に種子を提供したナタネも順調に花を付けています。

Dsc03326

 
黄色の絨毯のようですね。

Dsc03335 

遊休地活用プロジェクトでは2箇所にナタネを植栽して頂きましたが、こちらは条件が悪かっ

たようで、育ちが少し悪いようです。

Dsc03331

しかし、日本ミツバチが沢山やって来ていました。

遊休地活用プロジェクトではナタネ油を絞ろうという計画になっています。どれだけ絞れるの

か楽しみですね。


BEE GARDENの手入れをしました

2012-05-04 21:11:47 | ミツバチ

大雨のため一日延期したBEE GARDENの手入れを本日行いました。今年の冬に除草

し、雑草の根っこも取ったつもりですが、数年間も放置されていた土地のため、そう簡単に

は雑草も負けていませんでした。

Dsc03324

 ヒマワリ、コスモスの畑を中心に除草をしました。午前中だけでは除草しきれずでした。近

々再挑戦です。

Dsc03319

 やっとの思いで入手したエキウムの苗を先日植えましたが、何とか付いてくれたようです。

エキウムは甲子園短期大学の土橋教授が日本に合う交雑種を開発され、2万個の花を付

け、沢山の花蜜を持っているとのことで、蜜源植物として有力視されている植物です。私達

が入手したのは、土橋教授開発の交雑種ではありませんが、どんな花が咲くのか楽しみで

す。