鉾田市にある企業の敷地内のニホンミツバチ自然営巣群の保護依頼を受け、巣箱にミツバチ達を引っ越させる作業を行いました。8月からいるとのことで蜂児も貯蜜もある蜂群でした。
電気掃除機でミツバチを吸い取り、育児圏の巣板を切り取り、巣枠に張り付け、その後吸い取ったミツバチを巣箱の底から自主的に巣箱内に移動させました。巣板切り取り中に女王蜂が見つかりましたので、王籠に確保して巣箱に入れましたので、ミツバチ達も素直に巣箱に入ってくれましたので作業は簡単に終わりました。
小さな蜂群なので、これから越冬出来るだけの蜂数に増やす必要がありますが、無事定着して勢いを付けて欲しいですね。
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小さな蜂球ですが、中には巣板が作られており、上部には貯蜜もあることが判ります。まず、ミツバチ達を電気掃除機で吸い取ります。
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電気掃除機で吸い取られたミツバチが集まる場所です。玉ねぎネットに回収します。
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表面のミツバチを吸い取ると巣板の様子がよく分かるようになりました。卵の無蓋蜂児(幼虫)も有蓋蜂児(蛹)も貯蜜もあります。
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この巣板の無蓋蜂児と有蓋蜂児部分を慎重に切り取ります。
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巣枠に合わせて巣板に切れ込みを入れ、巣枠に張った針金に巣板をひっかけます。
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巣板が横方向に倒れないよう輪ゴムで保護します。
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電気掃除機で吸い取ったミツバチを巣箱の底から自主的に巣箱に移動させます。今回は女王蜂が見つかったため、王籠に確保して巣箱内に吊るしておきましたので、ミツバチ達も素直に巣箱に移動してくれました。
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巣門にネットを被せて、空気の流れを止めず、ミツバチも外が見える状態にして現場から移動させます。
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巣箱を所定の場所に運び込み、巣門にはミツバチが落ち着くまでの間逃去を防止するためにハチマイッターを取り付けて完了です。ハチマイッターは働きバチは出入り出来ても女王蜂が出ていけないので逃去が防げるものです。その上で砂糖水を給餌しました。落ち着いてここで生活始めてくれればと思います。