清真学園中学校自然科学部の皆さんを対象にした西洋ミツバチの内検作業見学会が茨城新聞の記事になりました。
記事はこちらをクリックして下さい : 「ibaraki_seishingakuen.pdf」をダウンロード
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ミツバチのためにナタネの種を蒔いて、来年春の蜜源を確保しようと計画しています。ナタネは種子から油が絞れナタネ油にもなります。そのナタネ油を絞る現場を見学出来るチャンスがありましたので、メンバー数名で行ってきました。訪問先は茨城県取手市にあるNPO法バイオライフさんの搾油現場です。
これがドイツ製の低温圧搾(コールドプレス)方式の搾油機です。写真右上にあるホッパーにナタネの種子を入れます。
すると写真中央に見えるようにナタネ油が糸を引くように絞り出されてきます。種子の重量の25~30%の油が絞れるそうです。
NPO法人バイオライフさんではキラリボシというナタネの品種を使われているそうです。この品種を低温圧搾方式で油を絞るとトランス脂肪酸が全く含まれないナタネ油が絞れるとのことでした。
かしまミツバチプロジェクトで沢山のナタネの種子が収穫出来ればナタネ油を絞り、ナタネ栽培にご協力頂いた皆さんと天ぷらパーティが楽しめればと考えています。
メンバーが集まり、先月捕獲したニホンミツバチの巣板を溶かして蜜蝋を精製する作業を行いました。沸騰したお湯の中に巣板を入れると巣板が溶けていきます。それを漉します(巣板を最初に溶かす工程の写真はあまり美しくありませんので割愛します)。
ガーゼで漉して不純物を取り除きます。この状態でしばらく鍋を放置しておくと、蜜鑞と水が分離して、鍋の上部で蜜蝋が固まります。その蜜蝋を取り出しもう一度火に掛けて溶かしてまた漉します。この作業を何度も繰り返さないと中々きれいにならないことが判りましたので、当日完全に精製するまでには至りませんでしたが、後日最後まで仕上げて型に流し込んで固める予定です。
この日は蜜蝋作りの他、バーベキュー懇親会を行いました。メンバーのお宅のシンボルツリーがなんと蜜源植物として最も優れている植物の一つでもある「ユリノキ」です。このユリノキの木陰で懇親会を行いました。
床下からニホンミツバチの営巣群を捕獲してから16日が経過しました。現在のところミツバチ達が一生懸命花粉を運んでいる様子が伺えないため、未だ住居として新しい巣箱に棲みつく覚悟が乏しいものと思われ、女王蜂を閉じ込める目的で取り付けているハチマイッターは外さないでいます。ハチマイッターの隙間から出入りがしづらそうですがそれでも働きバチ達は盛んに動いている様子が伺えます。昨日撮影した動画をご覧下さい。
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YouTube:清真学園蜂場2011.8.7