かしまミツバチプロジェクト

かしまミツバチプロジェクトの日々の活動の記録をブログで紹介します。

巣礎枠が完成しました

2022-03-20 10:14:09 | 日記
3月19日の活動では、みんなで作ってきた巣枠の最終仕上げとなる「巣礎張り」を行いました。ミツバチが造る巣の基礎部分となる蜜蝋から作られた巣礎というシートを、巣枠に固定する作業です。巣枠にピンと張った針金に電流を流して温め、針金を巣礎に埋め込んで巣礎枠が完成します。
巣箱の中では、巣礎枠を入れてくれるのが遅いじゃないかとばかりに自由にムダ巣を作っていました。写真は給餌箱の下に出来た巣で既に卵も産み付けられていました。ちょっと人間の都合で巣礎枠の完成が遅れてしまっていたのです。
 
巣枠に巣礎を嵌め込み、針金に電流を流します
 
針金が巣礎に埋め込まれ、巣礎枠が完成しました
 
給餌箱の底に作られたムダ巣。全部雄蜂用の巣房です。
 

女王蜂の羽根を切りました

2022-03-20 10:05:09 | 日記
ミツバチは初夏に分封といって巣別れをします。分封は女王蜂が巣箱の半数近くのミツバチを引き連れ新しい住処を求めて飛び出すことになります。分封させると出ていったミツバチを回収したりと大変なのでこれを防ぐ方策の一つとして、女王蜂の羽を少し切っておくという処置があります。昨日の活動では、その作業を行いました。
片方の羽の半分程度を切るのですが、女王蜂にダメージを与えないよう優しくおこないます。羽を切られた女王蜂が巣箱に無事戻っていくとホッとします。
 
 
右手で女王蜂の羽を優しく摘んで引き上げます。すぐに左手の親指と人差し指で女王蜂の頭を上下に摘み直します。
 
そして右手に持った鋏で片方の羽根の半分程度を切り取ります。
 
この程度の羽根切りでも分封になったら無理して飛び出る女王蜂もいますので、これで完全に分封防止になるかというと必ずしもそうではありません。やはり内検時にしっかりと王台を見つけて処置することが大切です。
 
 

無事越冬が確認出来ました

2022-03-20 09:56:48 | 日記

このところの活動は、今年使う巣板をみんなで組み立てる作業がメインで行っていましたが、3月5日は少し暖かいので今年初めて巣箱の中の様子を巣板を持ち上げて確認しました。全群蜂児が多数確認でき無事越冬出来たようで良かったです。