東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

近況(資格)

2023-10-26 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。

合宿も終わり、今期も後半戦に突入ですね。キャリアビジョン発表、小論文、診断実習、模擬プレゼンテーション、さらに執筆企画に挑戦を加えると、これから盛りだくさんになります。仕事をしながらですので、重なると大変なことになります。時間の確保やスケジューリングがとても大事になってくると思います。
さて、私の診断士資格更新ですが、郵便物がなかなか届かないので、中小企業診断協会ホームページのマイページを見たところ、「平成30年10月10日 中小企業診断士登録番号が官報に公示されたのでシステムに登録しました」とのお知らせが入っていました。有効期間も令和10年9月までとなっていたので、無事、更新されたようです。早く登録証が届いてほしいものです。
また、診断士としての自分のラベル作りの一環としてファイナンシャル・プランナーの勉強を始めました。自分でも資産運用に取り組んでいますし(趣味的な側面もありますが)、昨年相続を経験して「ライフプラン」「ファイナンシャル・プランニング」は大切だなと感じたからです。日本FP協会の認定資格(AFP)を取得するには2級合格と研修の受講が必要ですが、2級を受験するには3級合格が手っ取り早いので、まずは3級FP技能検定を9月に受験しました。合格率のかなり高い試験ですが、市販のテキスト・問題集を購入してスキマ時間に勉強しました。先日発表があり無事合格できたので、次は2級に挑戦したいと思います。

最後に最近読んだ本で面白かったものを紹介します。

日本銀行 我が国に迫る危機 (講談社現代新書) Kindle版

Amazon.co.jp: 日本銀行 我が国に迫る危機 (講談社現代新書) 電子書籍: 河村小百合: Kindleストア


前回に引き続き、日銀・日本の財政運営に関する本です。
難しい記述もありますが、金利が上昇するとなぜ日銀が赤字・債務超過になるのか、そうなった場合に日本の財政運営がどうなりうるのか(例えば、歳出4割カットなど)がわかりやすく書かれています。また、財政破綻した場合の再建策の例として、ギリシャやアイスランドだけでなく、第二次大戦後の日本の国内債務調整も取り上げられています(預金封鎖、資産課税など。「取るものは取る、返すものは返す。」)。終戦直後とは言え、日本でそのような政策が選択されていたことを初めて知りました。こんな状態にも関わらず、政治家は相変わらず減税や補助金の話ばかり(国民も望んでいる?) 。日銀も金融緩和政策をやめない(やめられない?) 。どのような結末になるにしろ、最終的なツケは国民に回ってくる話です。一読に値する本だと思います。

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捨てる技術

2023-10-25 12:00:00 | 23期生のブログリレー

稼プロ!23期生の島村康人です。

診断士&ITコーディネーターとして活動をするようになって、自宅の一部屋が仕事場になりました。
仕事に適した環境にしたいと思い続けていますが、ずっと部屋の中は新聞・雑誌・提供資料などの紙で溢れかえっています。

積み上げられた紙の山は、震度4弱程度の地震がくると崩れ落ちて、唖然とする状態になります。
しかし、締め切りが迫っているときは、また適当に紙を積み上げて仕事を続けざるを得ません。
一昨年から昨年にかけて公私ともフル回転の状態が続き、丸々1年分の新聞が、自分の目の高さまで積みあがりました。

仕事に区切りができたタイミングで紙の整理をまとめて行いますが、全てを捨てきれず、小さい山にするのが精いっぱいです。
そうするとしばらくの間は、震度3まで耐えられます。
仕事が立て込むと、また段々山が大きく高くなっていきます。(ちなみに、今ある山は、膝の高さです。)

よくある「捨てる技術」の本や記事では、

・一定期間(ex.1年)使わなかった資料
・過去の記録のために残している資料
・自己啓発のためにとっている資料

などは、捨てるべきとされています。

確かに、そのとおりと思います。問題は、頭ではわかるけど、実行できないことです。
特に、一度も目を通していない新聞・雑誌をそのまま捨てる踏ん切りがつきません。
電子版の購読に切替えることも真剣に考えましたが、電子版だと全く読まなくなると思い未だ実行できずにいます。

志倉講師からは、1日1冊本を読むことを勧められましたが、この状態に本が加わると悲惨な状態になるのが目に見えています。

仕事をしていくうえでの基本的な能力として、「捨てる技術」の獲得が課題です。

 

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声の力2023 その3

2023-10-24 12:00:00 | 23期生のブログリレー
皆さん、こんにちは!
稼プロ!事務局の田本です。
 
すっかり涼しくなって、急に秋の気配になってきました。
皆さん、体調など崩さずにお過ごしでしょうか。
 
次回の稼プロ!講義は「話す」です。
後半は「声」の講義があります。
 
この講義やボイトレ特別企画などをきっかけにして、
その後、特別講師の宮崎先生にボイトレのレッスンを受けているOBは多数います。
「企業診断ニュース」2018年2月号に、そのOBが集まって執筆した特集記事がありますのでご紹介します。
 
「コンサルタントに求められる声の力 習得編」
 
良い声には様々な力があり、良い声を手に入れると仕事も人生も豊かになる、ということをお伝えするために、各OBの方の体験、宮崎先生、宮咲先生へのインタビューを交えて企画した特集です。
 
1.序章 話し手が気づいていない聞き手のストレス
 
 聞き手にストレスを与えないように声を意識していますか?という問題提起をしています。ビジネスの様々な場面において声をコントロールすることで聞き手の満足度を高めることができます。公共の場や研修場面を例にして具体的に説明します。
 
2.第1章 人をやる気にさせる「声の力」
 
 ビジネスに生かせる声の力とは?声で行動喚起する、聞き手の心を開く、臨場感で感性に訴える、聞き手の集中力を持続させる、声は人格であり人の印象をきめるものと定義しています。筆者の体験を交えてわかりやすく良い声を習得する段階を示します。
 
3.第2章 相手に響く声を習得するトレーニングへの挑戦
 
 ボイトレはどのような訓練をしていくのか。自分の声を知る、声の課題を明確にする、課題をクリアにするため反復練習を重ねる、チームで高め合う。このような段階を経て成長して自信が得られます。筆者は実際どのように変化していったか、宮崎先生主催の朗読会に参加した実体験と、演出を指導していただいた宮咲先生へのインタビューを通して述べています。
 
4.第3章 良い声を習得するトレーニング方法
 
 良い声は良い体の状態から出るとの考え方から、良い声を出すためのコツとして「調身・調息・調心」を解説します。そして、ボイトレトレーナーが薦める、体や口を開けるトレーニング方法について紹介しています。
 
5.第4章 プロのボイストレーナーから中小企業診断士へのアドバイス
 
 宮崎先生からの診断士へのアドバイスで締めくくっています。ボイトレを受けて良い声を得て仕事や人生が変わった事例を紹介しています。宮崎先生の良い声を出すためのアドバイスを、宮崎先生の教えを現在最も体現していると言える筆者がまとめており、納得の内容となっています。
 
もし、「企業診断ニュース」2018年2月号をお持ちの方は、
この機会に、一読いただいてはいかがでしょうか。
お持ちでない方は、冊子をお貸しすることも可能です。お気軽にお尋ねください。
 
そして、いよいよ第6回講義「話す」です!お楽しみに!
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不正のトライアングル

2023-10-23 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様、こんにちは。23期 柴田 純一です。

今回は、現在の私の仕事であるリスクマネジメントに関連して、「不正のトライアングル理論」のお話をしたいと思います。

 

世間では時折、従業員の横領、着服行為の報道を耳にします。

企業体力の弱い中小企業では1人の従業員の不正行為が企業の存続を左右することもあります。

 

不正のトライアングル理論(Fraud Triangle)とは、人が不正をする仕組みついての研究結果です。

犯罪を研究する米国の学者ドナルド・R・クレッシーの理論を元に、W・スティーブ・アルブレヒトがモデル化したもので、不正は次の3要素が全て揃ったときに発生すると述べています。

1. 動機

例:多額の借金、ノルマ等のプレッシャー等

2. 機会

例:見つかる可能性が少ない、チェックが形骸化している等

3. 正当化

例:給料が低い会社が悪い、みんなやっている等

 

一般的に、「動機」は個人的な問題であり、企業努力でコントロールすることは難しいとされています。

そこで、「機会」と「正当化」を除去することが不正防止の有効策であると言われています。

「機会」を奪う最良の方法は職務分離です。業務を属人化せず、相互にチェックし、牽制しあうことが最善策ですが、人的リソースが限られる中小企業では「言うは易く行うは難し」の場合もあると思います。

「正当化」の中で、社員の給与の不満の解消する打ち手の一つは、公平性、納得性の高い給与体系や賃金の引上げですが、これも同じく簡単ではないでしょう。

一方で、「みんながやっている」は経営者の心がけでも変えることができます。

経営者自らが公私混同をせず、高い倫理観を持った行動を率先して行うことが、健全な組織風土を生み出す予防策になります。

また、社内コミュニケーションを活性化することも有効です。

社内の風通しを良くし、組織の自浄作用を高めることで、不正行為を発生し難くする効果が期待できます。

 

不正のトライアングル理論では、3つの要素が全て揃うと不正が起こるとしています。

逆に言えば、3つのうちどれかを防げば不正は起き難くなります。

企業努力で「機会」を減らしつつ、社員が「正当化」に至らないための職場環境作りを心掛ける「合わせ技一本」を狙うことが、中小企業では現実的な打ち手になると考えます。

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初の劇団四季ミュージカル鑑賞

2023-10-22 12:00:00 | 23期生のブログリレー

コースマネージャーの武井です。

実は、稼プロ!講義の前日となる28日(土)に、
チケットをいただき、劇団四季の「アナと雪の女王」を見に行くことになりました~。
今月上旬の川崎での東芝フィルハーモニーの定期演奏会続き、「芸術の秋」第2弾です。

実は、劇団四季のミュージカルは初めて。
劇団四季は舞台俳優の管理が非常に厳しいと聞いたことがありましたが、
知らない部分も多いため、まずはWikipediaで調べてみました。

特徴-方法論の欄に下記のような記述を発見。
――――――
演技にあたり、常に背筋を伸ばして腹式呼吸を意識し、母音をはっきり発音する独特の朗唱法(母音法)を四季メソッド」として徹底させている。この発声方法は舞台上から観客の耳へと台詞がはっきり届くよう生み出された。
――――――

さらに、役者の欄には下記の記載がありました。
――――――
内面から外面まで俳優としての要求に応えるために発声・ダンス・体型維持など厳格
――――――

リピーターを含めて年間観客層動員数300万人を超える劇団四季のミュージカル。
演目もロングラン公演となる「アナと雪の女王」。
舞台や演出も楽しみですが、
アナ、雪女王のエルサをはじめとしたキャラクター(出演者)たちが、思いをのせた台詞、歌声。
この四季メソッド、発声やダンスなどにも注目して、初の劇団四季のミュージカルを楽しんできたいと思います。

この土日は、「アナと雪の女王」のストーリーもよく分かっていないため、Amazon primeで映画視聴です(笑)。

みなさん、よい週末を!

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