皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。
合宿も終わり、今期も後半戦に突入ですね。キャリアビジョン発表、小論文、診断実習、模擬プレゼンテーション、さらに執筆企画に挑戦を加えると、これから盛りだくさんになります。仕事をしながらですので、重なると大変なことになります。時間の確保やスケジューリングがとても大事になってくると思います。
さて、私の診断士資格更新ですが、郵便物がなかなか届かないので、中小企業診断協会ホームページのマイページを見たところ、「平成30年10月10日 中小企業診断士登録番号が官報に公示されたのでシステムに登録しました」とのお知らせが入っていました。有効期間も令和10年9月までとなっていたので、無事、更新されたようです。早く登録証が届いてほしいものです。
また、診断士としての自分のラベル作りの一環としてファイナンシャル・プランナーの勉強を始めました。自分でも資産運用に取り組んでいますし(趣味的な側面もありますが)、昨年相続を経験して「ライフプラン」「ファイナンシャル・プランニング」は大切だなと感じたからです。日本FP協会の認定資格(AFP)を取得するには2級合格と研修の受講が必要ですが、2級を受験するには3級合格が手っ取り早いので、まずは3級FP技能検定を9月に受験しました。合格率のかなり高い試験ですが、市販のテキスト・問題集を購入してスキマ時間に勉強しました。先日発表があり無事合格できたので、次は2級に挑戦したいと思います。
最後に最近読んだ本で面白かったものを紹介します。
日本銀行 我が国に迫る危機 (講談社現代新書) Kindle版
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前回に引き続き、日銀・日本の財政運営に関する本です。
難しい記述もありますが、金利が上昇するとなぜ日銀が赤字・債務超過になるのか、そうなった場合に日本の財政運営がどうなりうるのか(例えば、歳出4割カットなど)がわかりやすく書かれています。また、財政破綻した場合の再建策の例として、ギリシャやアイスランドだけでなく、第二次大戦後の日本の国内債務調整も取り上げられています(預金封鎖、資産課税など。「取るものは取る、返すものは返す。」)。終戦直後とは言え、日本でそのような政策が選択されていたことを初めて知りました。こんな状態にも関わらず、政治家は相変わらず減税や補助金の話ばかり(国民も望んでいる?) 。日銀も金融緩和政策をやめない(やめられない?) 。どのような結末になるにしろ、最終的なツケは国民に回ってくる話です。一読に値する本だと思います。