こんにちは、稼プロ!23期生の日置です。
スポーツの秋ということで、ついこの間、学生時代ぶりのバスケ大会に出てみました。その際に、プレーヤーがプレーを決断する時に考えるロジックが、診断士として活かせる可能性があるなと感じたので、今回はそちらを共有しようと思います。前々回はコーチとしての話で、今回はプレーヤーとしての話です。
端的に上手なバスケプレーヤーが何を考えてプレーを決断しているのかというと、ズバリ「期待値」だと思います。攻めの時はなるべく期待値の高いプレーを選択し、守りの時はなるべく期待値の低いプレーを選択させる、もしくはどのプレーを選択されても期待値が同じになるようにプレーを選択します。基本的にゴールに近いエリアの守備を厚くするのはこの考えに乗っ取ったものですね。
そして、「期待値」を認識するための材料が「情報」です。つまりは、「自チームの理解」と「相手チームの理解」、「状況の理解(気温、点差、残り時間)」です。診断士で学ぶ環境分析に近しいものがありますよね。
スポーツの勝率はこの「期待値」の積み重ねによって決まるというのが私の考えです。これは経営にも言えることではないでしょうか?
この「期待値」ですが、当然「情報」を集めれば集めるほど精度が上がります。つまり、今回私が伝えたかったことは、経営が成功する「期待値」を高めるために「情報収集」に注力しましょうということです。ただ一回「情報収集」するだけではだめです。バスケにおいても、その時には見えなかった情報がその後見えてくることがあるように、経営においても同じことが言えると思います。
皆さん、常に「情報収集」のアンテナを張りましょう!