皆様、こんにちは。23期生の佐野紳也です。
中小企業へデジタルマーケティングを提案することが普通になっておりますが、単に提案だけでなく、伴走支援もしたく、ウェブ解析士の資格を取りました。ここでは、ウェブ解析士の資格の取り方を紹介したいと思います。
ウェブ解析士とは、一般社団法人ウェブ解析士協会が認定している資格で、「アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材」のことです。この資格には3種類があり、それぞれの人数(2023年7月時点)は、
ウェブ解析士 :8,704人
上級ウェブ解析士 :2,473人
ウェブ解析士マスター: 115人
合計:11,292人
となっています。
ウェブ解析士の試験は1年間に22回実施されています(2023年の場合)。私は第16回を受験しました。第16回は、8月16日~31日に申し込みをし、9月18日~10月5日の間に受験します。120分50問で、自宅からリモートで受験できます。合格ラインは70%以上で試験終了後、その場で結果がわかり、認定証が発行されます。第16回の合格率は93%(受験者数:283名/合格者数:263名)でした。2023年から試験方法を変えたため、合格率が大幅にアップしています。2022年の合格率は64%でした。
勉強方法は、協会の公式テキスト、問題集や認定講座で勉強して、受験することが推奨されています。私は、まず、問題集を一通り解いて、間違えたところをもう一度確認したり、メモに書き出したりして、受験しました。公式テキストは購入しましたが、さっと見た程度でした。問題集を一通り解きましたら、正答率が70%位だったので、間違えたところを復習すれば、大丈夫かなと思いました。認定講座は236名が受講していましたが、私は節約して受講しませんでした。
ウェブ解析士を最速で取得する方法は、まず、試験に申し込むことです。試験に申し込んでから、受験するまで1ヶ月以上ありますので、空いた時間をみつけて勉強すれば合格できるのではないかと思います。
なお、私は8月に認定経営革新等支援機関、9月にシニアモバイルコンサルタント(MCPC)、そして、10月にウェブ解析士の資格をとりました。それぞれの取得をFacebookで報告しましたが、ウェブ解析士の資格取得への反応が断トツに良かったです。資格取得に必要な努力と周囲の評価は必ずしも一致しない、と感じました。