東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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ウェブ解析士の資格の取り方

2023-10-21 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様、こんにちは。23期生の佐野紳也です。

中小企業へデジタルマーケティングを提案することが普通になっておりますが、単に提案だけでなく、伴走支援もしたく、ウェブ解析士の資格を取りました。ここでは、ウェブ解析士の資格の取り方を紹介したいと思います。

ウェブ解析士とは、一般社団法人ウェブ解析士協会が認定している資格で、「アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材」のことです。この資格には3種類があり、それぞれの人数(2023年7月時点)は、

ウェブ解析士    :8,704人
上級ウェブ解析士  :2,473人
ウェブ解析士マスター:  115人

合計:11,292人

となっています。

 ウェブ解析士の試験は1年間に22回実施されています(2023年の場合)。私は第16回を受験しました。第16回は、8月16日~31日に申し込みをし、9月18日~10月5日の間に受験します。120分50問で、自宅からリモートで受験できます。合格ラインは70%以上で試験終了後、その場で結果がわかり、認定証が発行されます。第16回の合格率は93%(受験者数:283名/合格者数:263名)でした。2023年から試験方法を変えたため、合格率が大幅にアップしています。2022年の合格率は64%でした。

 勉強方法は、協会の公式テキスト、問題集や認定講座で勉強して、受験することが推奨されています。私は、まず、問題集を一通り解いて、間違えたところをもう一度確認したり、メモに書き出したりして、受験しました。公式テキストは購入しましたが、さっと見た程度でした。問題集を一通り解きましたら、正答率が70%位だったので、間違えたところを復習すれば、大丈夫かなと思いました。認定講座は236名が受講していましたが、私は節約して受講しませんでした。

 ウェブ解析士を最速で取得する方法は、まず、試験に申し込むことです。試験に申し込んでから、受験するまで1ヶ月以上ありますので、空いた時間をみつけて勉強すれば合格できるのではないかと思います。

 なお、私は8月に認定経営革新等支援機関、9月にシニアモバイルコンサルタント(MCPC)、そして、10月にウェブ解析士の資格をとりました。それぞれの取得をFacebookで報告しましたが、ウェブ解析士の資格取得への反応が断トツに良かったです。資格取得に必要な努力と周囲の評価は必ずしも一致しない、と感じました。

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お買いモノ

2023-10-20 12:00:00 | 23期生のブログリレー

こんにちは。事務局の佐々木桃太郎です。

 

今回は、私が取り入れて生産性が向上したと思う“モノ”を書かせていただきます。

診断士の皆様は、支援先の企業に、営業CFの一部を設備投資などに活用することを助言することはあっても、自身ではあまり設備投資をしていないのではないでしょうか?

無理・無駄な投資をする必要はないですし、中小企業診断士は大きな設備投資の必要なく、それこそノートPC一台で開業可能な仕事だと思います。
この利点をいかすのも良いと思いますが、設備投資で生産性を向上させられれば、仕事の受注可能数も増やせますし、仕事を早く終わらせることでプライベートな時間を増やすことも可能です。

※設備投資といっても機械設備など高額なものではなく、私でも購入できるPC関連用品などのことです。


①モニター
普段14インチのノートPCを使用しているのですが、事務所では24インチのモニターにつないで作業しています。24インチは大画面ではないと思いますが、ノートPCの画面で作業するより圧倒的に作業効率が良くなったと感じています。
もう少し作業領域があった方が良いと感じていたもので、現在、モニターアーム対応モニターを2台注文中です(モニターアームは先に到着しました)。
モニターを設置している方は多いと思いますが、まだの方はぜひ導入を検討してみてください。
②大きな机
私は、横幅165cm×奥行66cmの机と、横幅115cm×奥行66cmの机をL字に配置して使用しています。資料を広げられるなど、とても役立っています。個人的には大きな机はおすすめです。
③自動原稿送り機能(ADF)付きのプリンター
大きな机の左端(私の座席の左斜め前)にSOHO向けのプリンターを設置しています。A3対応モデルにて大きくて場所をとってしまうのですが、ADF(自動原稿送り)があるのは便利ですね。明らかに効率化されました。
④ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス
家電量販店でいろいろと試して購入しました。特別な機能は必要ないと思いますが、自分と合ったキーボードはタイプミスも減りますし、打鍵感がしっくりくるキーボードは打っていて気持ちが良いですね。現在はテンキー付きのキーボードなのですが、マウスの位置が遠くなるので、同モデルのテンキー無しバージョンに買い替えるか検討中です。
⑤電動シュレッダー
SOHO向けモデルだと思うのですが、高さ40cm×横幅30cm程度のサイズで、まとめて裁断できる枚数が10枚程度の安価な電動シュレッダーを使用しています。高性能なモデルではありませんが、やはり電動は便利ですね。以前使用していた卓上タイプの電動シュレッダーは紙がすぐいっぱいになってしまいましたし、一度に5枚程度しか裁断できなかったので、明らかに作業効率が向上しました。
書類の溶解サービスを利用した方がさらに生産性が向上するかもしれませんが、今のところ電動シュレッダーに不便は感じていません。
⑥オフィスチェア
ヤフオクで購入した中古品なのですが、オカムラのバロンというオフィスチェアを使用しています。作業効率が上がっている実感はないのですが、座り心地は良いので、きっと、「疲れにくい」⇒「作業効率が落ちにくい」などの効果があると思います(と信じています。せっかく購入したので信じたい…)。
私は腰痛持ちなので、ひじ掛けの高さ調整ができる椅子の中から選びました。ひじ掛けの調整が細かくできるモデルがおすすめです。

 

このように、いたって普通の“モノ”が並びましたが、特別なものを購入せずとも生産性向上が実感できるということです。

 

【番外編】
⑦事務所
作業効率とは若干異なりますが、事務所にはお客様に来ていただくこともあるので、その際は移動時間の大幅な短縮になっています。

渋谷の駅近なので、渋谷にいらした際には気兼ねなくご連絡ください。
日本酒とハーゲンダッツでお迎えいたします(コーヒーやお茶もあります)。

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未来の姿

2023-10-19 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆さまこんにちは、稼プロ!23期生の須藤佳代です。

先日の稼プロ!講義では、志倉講師より熱いお言葉をたくさんいただきました。
あれからずっと、ひとつひとつをじっくり反芻しています。

鼻血を出すありたい姿は何でしょうか?これが一番インパクトありました。

私の根底はなまけものですので、こたつで暮らしたいという欲望の姿はあります。
高校生の頃に海外ドラマ「24」を、24時間こたつで見ていました。忘れられない幸せな冬休みでした。死ぬまでに必ずやりたいけれど自堕落になるので、子供たちが大学生になったら買おうと決意しています。

同じく高校生の頃から、会社を背負う父を誇りに思い、役に立ちたいと思うようになりました。
娘である私に継がせるという選択肢は父の中にありませんが、得意を生かして出来るだけのことをしてきました。力になることがありたい姿であると同時に、継ぐ覚悟がない自分の弱さと無力さに鼻血ではなく涙は出ます。

しかし中小企業診断士として学び始め、新しい出会いがある中で、周りからの期待に全く関係なく、やりたいことが見つかりました。
ソーシャルビジネスです。日本にある虐待といった社会問題を解決する、一部になりたいです。ソーシャルビジネスを支援する診断士として勉強を重ね、一人前になり、いつか自らも事業としてやりたいです。
それが、私のありたい姿です。

そのために、まずは診断士として多岐にわたり経験を積みます。明日からできることは、知識をたくさん身につけ、稼プロ!の課題に全力で取り組むことです。

皆さんはありたい姿、描かれていますでしょうか?


以上、ご覧いただきありがとうございます。
ネガティブフィードバック大歓迎です。特にブログは、コメントしたくなる内容・伝わる書き方、あと10回ほどで確立できるか不安です。長すぎる、結論がわかりづらい、面白くないかななど…試行錯誤ですね。
ぜひよろしくお願い申し上げます。

 

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データサイエンティスト

2023-10-18 12:00:00 | 23期生のブログリレー

 事務局の佐々木(晋)です。こんにちは。読書の秋ですね!みなさん、バケツいっぱいのインプットをしていますか!?私は、週に一冊ビジネス書を読むことを目標にしています。現在連敗記録を更新中ですが。今日紹介する本は「データサイエンティスト入門」(著者:野村総合研究所データサイエンスラボ 発刊:日本経済新聞出版)です。

 ここ数年よく聞く「データドリブン」という言葉に影響を受け、会社の仕事でも積極的に新たなデータの収集と分析に取り組んでいます。職場は典型的な文系職場ですが、Pythonなどのプログラミングができる人材を増やし、私の妄想的な指示によって新たなデータ収集にチャレンジしたところ、経営陣も驚く有用なデータを集めることができました。それらによって意思決定プロセスを含めた仕事の進め方が大きく変わりつつあります。データって凄い、、、。こういうことができる人材をもっと増やさなければ!と思ったことが、本書を手に取ったきっかけです。

 本書によるとデータサイエンティストに求められる能力は次の3つです。

  • ビジネス力:課題背景を理解し、ビジネス課題を整理・解決に導く力
  • データサイエンス力:情報処理・人工知能・統計学などの情報科学系の知恵を理解し使う力
  • データエンジニア力:データサイエンスを意味のある形として扱えるようにして、実装・運用する力

 ビジネス力はまさに中小企業診断士が本領発揮できる領域ですね。でも②や③については専門的な経験を積んだ人ではないと厳しい、、、と思われるのではないでしょうか?
 実は②と③はそれほど深い知識が必要ではない、というのが本書のポイントの一つです。②については“高校で文系か理系かが分かれる前の「基礎数学」程度の素養があればビジネスにおけるデータ分析の多くが可能“と述べられています。データの偏りやバラつきを把握する平均値、中央値、標準偏差、データとデータを比較して傾向を表す一次関数など。データ分析の現場で最低限の基礎を押さえ、徐々に分析できる守備範囲を広げていけばよいそうです。
 ③についても高度なプログラミング技術が常に必要なわけではありません。最近のデータ分析ツールは数字を打ち込めば統計に必要な数字を一瞬で算出してくれます。Excelのアドインの分析ツールが代表例ですね。
 理想的なデータサインティストはビジネス力とデータサイエンス力の両方をバランスよく兼ね備えているタイプのようです。データを分析する能力だけを持った人材はデータサイエンティストとして不十分。片方の能力だけを持った人よりもバランス良く2つの能力を持っているほうが有効とのことでした。

 これまでプログラミング等に縁がなかった方も、“これなら自分でもやれそうだ”と思った人がいるのではないでしょうか?データは21世紀の石油と言われていますが、過言ではないと思います。新たなデータによって問題の根本的な原因が明白になり、解決に向けた本質的な課題を見出すことができます。先述した私の事例においても、これまで何時間も話し合って感覚的に対応してきた問題に対し、誰もが疑問を呈さない根本的な原因を提示することができつつあります。
 データサイエンティストはIT部門等の専門的な部署が抱えるのではなく、会社全体で持つことが企業の競争力を大きく左右する。そのように変わっていくことがデジタルトランスフォーメンションにおいて大事であると実感しました。

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"メタバース"によってもたらされること

2023-10-17 12:00:00 | 23期生のブログリレー

みなさま、こんにちは。

稼プロ!23期生の南です。

 

ここ数年、メタバース(metaverse)という言葉をよく聞かれると思います。

  • メタバース (英: metaverse) は、コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間やそのサービスを指す。(メタバース - Wikipedia

また、旧Facebook社が、「これからはメタバースだ!」と2021年10月にメタ・プラットフォームズ社に改名したことも、メタバースをより有名にした要因の一つだと思います。

 

メタバースに関連する書籍も多く出ており、それらの本には

  • 人々はVRツールを通じてメタバースに入り込み、アバター同士で交流する
  • アバターとは、メタバース内での姿であり、実際の性別や年齢、特徴にとらわれず、理想の自分を表現するための存在となる
  • メタバース内に新たな経済圏が構成され、暗号通貨を使って経済活動が行われる
  • 将来的には、人々は一日の大半をメタバースで過ごす

等の未来予測が書かれています(筆者目線でだいぶデフォルメした表現です)。

 

でも、本当にそのような世界が訪れるのでしょうか?

メタバースで活用されるデジタル技術は多岐にわたりますが、その一つとして”デジタルツイン”が挙げられます。現実世界とそっくりな世界を仮想空間上に再現し、現実世界では不可能な事象のシミュレーションを行う技術です。

例えば、災害被害や機器故障、事故発生の予測などに活用されます。その結果を、現実世界にフィードバックし、実際に発生する前に、対応を行うことが可能となります。

また、人材育成分野でも活用が期待されています。熟練者の立ち振る舞いを仮想空間に再現して記録として残すことで、教材して活用でき、教育の効率を上げることが期待できます。

それ以外にも、メタバースには現実的な社会課題の解消に役立つことが期待される、様々な技術・サービスが含まれています。

メタバースによってもたらされるといわれている世界観が、本当に実現するかはわかりません。ただ、メタバースの盛り上がりを通じて、現実的な社会課題解消につながるデジタル技術の開発・普及は進んでおり、中小企業での活用も大いに期待されています。

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