東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

FIDO

2020-01-21 12:00:00 | 19期生のブログリレー

稼プロ!スタッフの清水です。
皆様は、FIDO(ファイド)というものをご存知でしょうか。簡単に説明しますと、現在主流となっているパスワード認証に変わる認証方式のことになります。
今のご時世は、ITのサービスはかなり充実しており、ショッピングや銀行決済、株やFXといった資産運用、知り合いへの連絡などなんでもネットでできます。
一方で、なにかのサービスを利用するには、IDとパスワード(以下PW)が必要となっています。
例えば、ショッピングにしても、Amazonや楽天、yahoo、ヨドバシカメラなど利用するサイトで、IDとPWが必要です。 知り合いと連絡する場合でも、SlackやTeams、ChatWork、Backlogなど多数存在し、それぞれIDとPWがいります。 私自身が管理しているIDとPWも50以上あり、管理ツールを使わないととても運用していけない状態です。

世の中にあふれているパスワード認証ですが、当然問題もあります。
それは、パスワードの安全性を確保するために、文字数(大抵8か9文字以上)と文字列の組み合わせ(大文字小文字・数字・記号)の設定が必要になり、サービス毎に異なるパスワードの設定が必要なことです。
これらは、自身で運用していかなければならないため、パスワードの安全性は、人により大きく左右されてしまいます。また、よく使うサービスならパスワードは覚えていますが、e-taxなど年に1回ぐらいしか使わないサービスは、パスワードを忘れてしまう場合もあります。
さらに、パスワード情報はサーバーに記録されているため、サーバーのデータ流出やパスワード送信時に傍受されるといったリスクも存在していました。

色々問題があるパスワード認証の変わりとなるものとして出てきたのが、FIDO(Fast Identity Online:素早いオンライン認証)です。
新しいスマートフォンやタブレットには、指紋認証や顔認証といった認証デバイスが標準で装備されるようになったことで、パスワードに変わる生体認証が実現しました。
FIDOの特徴は、PWを求められた場合、指紋や顔で認証できるためパスワードを覚える必要がないことです。さらに、サーバー側には、公開鍵の情報のみしか保持しておらず、クライアント側の端末で秘密鍵のデジタル署名を作成し、そのデータをサーバーへ送信するため、情報漏洩や傍受といったリスクがありません。
認証端末であるスマートフォンをなくしても、認証は自分自身でしか行えため安全性も確保されています。

FIDO対応端末は、昨年の12月には20億台を超え、各ブラウザでも対応しているため、これから普及が進み認証方式のデファクトスタンダードになるのではないでしょうか。

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稼プロ!では、「診断士はじめの一歩セミナー」を開催いたします。ご都合がつく方は今後の参考に、ぜひご参加くださいませ。

開催日:2020年1月25日(土) 15:00~17:00 場所:京橋区民館 ・ 診断士を受験中の方 ・ 診断士に合格したばかりの方 ・ 診断士に合格したけど、何から始めれば良いかわからないという方のためのセミナーです。

合格後にやるべき事が見えてきます! 時間や場所などの詳細は、下記からご覧ください。

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三現主義

2020-01-20 12:00:00 | 19期生のブログリレー
 皆さん こんにちは。19期生の城戸啓介です。
 
 来週末は、約2か月ぶりの稼プロ!で、いよいよ診断実習ですね。
どこかのタイミングで実習先の下見に行っておきたいと思いながら、
なかなか時間が作れなかったのですが、先日、ようやく行ってきました。
やはり現地に赴き、現場に触れることによって、様々な気付きを得ることができますね。
今回のブログは、現場の重要性(三現主義)について、書いてみようと思います。
 
 私は、日頃の勤務先における業務でも、診断士活動においても、現場に赴くことは
重要だなと考えていて、できるだけ現場に足を運ぶようにしています。
取引先に関連するイベントごとなども、可能な限り足を運ぶようにしています。
以前、診断士仲間と理容室の診断を行ったことがあるのですが、その時は、覆面調査で
その理容室に赴き、実際に髪をカットしてもらったこともあります。
いち顧客として実際にサービスを体感することにより、ある種、自信を持って診断・提言
ができたように思います。
おかげで、土・日も意外に予定が埋まってしまうのが難点なのですが。
 
 このような考えは、かつて、勤務先の経営層から「三現主義」の重要性を説かれた
ことに起因します。
 
▼三現主義
“現場”“現物”“現実”の3つの“現”を重視し、机上ではなく、実際に現場で現物を観察して、
現実を認識した上で、問題の解決を図らなければならないという考え方のこと。
 
 先日の稼プロ!のロールモデルの講義で、寺嶋先生から、
“管理職になり、現場を離れるにしたがって、成長が止まってしまう”といったお話が
ありましたが、これは実際その通りかもしれません。
逆に、三現主義を実践している方は、経営幹部であろうと管理職であろうと、
自分ゴトとして、様々な問題解決に取り組んでいるように思います。
一般に、経営幹部による三現主義の実践が企業を成長させると言われていますが、
個人においても同様のことが言えるでしょうね。
あらためて、今後も三現主義を肝に銘じて、活動していきたいと思った次第です。
 
取り留めのない文章になってしまって恐縮です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
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バランスを心がけてみようか

2020-01-19 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。

稼プロ!19期の太田一宏です。

1月も半ばを過ぎました。ようやく雪も降りました。

今年もよろしくお願いします。

 

年末・年始だからといって帰省することもなくなった今日この頃、

ずっと東京にいて、フレッシュ診断士研究会の執筆原稿の完成とか、

国際部セミナーの準備など、診断士的な年末・年始でありました。

そんな合間を縫って、大学同窓会的な忘・新年会が2つありました。

一つは専門課程(私の出た大学では研究室と呼んでいます)の同級生の会、

もう一つは学寮の同級生の会。

 

 

研究室の会では、政治や歴史の話題が多かったですね。

実は私たちは社会学を専攻していたのです。そんな同級生ならでは、の話題でした。

誰かが話し、他の誰かが意見を言い、

そうだね、的な結論が一応出ていました。

結論が出たからどうする訳でもありませんが、

話した内容が受け入れ可能なものであることを互いに確かめられると落ち着きます。

合理的な会話、といえそうです。

 一方、学寮同級生の会では、誰かが自分のことを話し、

別の方が自分の話を語り、また別の方が...、という展開で、

あまり他の発言者の言っていることを聞いていません。

会話を交わすことで互いの親しさを確かめ合っており中身は二の次、といって良さそうです。

理と情、なんてことがよく言われますが、

この二つの会の対比は、その例だなぁ、と思った次第です。

どちらが良いということでもなく、どちらも良い、どちらも大切。

少し一般化して表現すると、理と情のバランスが欠かせません。

コンサルティングもまた同じ。

そんなことに想いを馳せた年末年始でありました。

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尾久図書館の移転

2020-01-18 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは、事務局スタッフの田本秀行です。

 前回に引き続き、私の地元の話題です。荒川区には、図書館が5か所あります。近年、新しくできた「ゆいの森」は図書館ぽくない開放的な建築デザインで何かと話題になりました。その他に町屋、日暮里、南千住、尾久図書館の4か所です。宮前商店街に近い尾久図書館は、尾久八幡神社の裏手にあり、長い間、近隣の学生達の勉強の場として、小さな子の憩いの遊び場として、区民に親しまれてきました(まだあります)。私も大人になってからも資格勉強でお世話になってきました。その尾久図書館が今年移転する予定です。移転先は、すぐ近くの宮前公園内(尾久消防署の裏)です。なぜ移転するのかと申しますと、荒川区が力を入れて進めている「宮前公園整備事業」の一環なのです。

 https://www.city.arakawa.tokyo.jp/smph/kankyo/koen/koen/miyamaekouen01.html

 この宮前公園整備予定地は現在工事中です。保育園だけが先行して開設されています。ここら辺一帯は、昔は、公営の団地、送電施設、小さな公園(子供の頃は砂場が広かったので、向かい側の公園と区別するのに砂公園と呼んでいました)でした。そして川沿いの八幡中学校の東は区営のテニス用クレーコート、華蔵院という寺の西にはキリン鉛筆の工場がありました。すべて取り壊されて新しく生まれ変わろうとしています。図書館のレイアウトは以下のURLをご参照ください。

 https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kusei/kouso/keikaku/miyamaetamatuki.files/290221siryou.pdf

 この図書館のレイアウトを見てみますと、「ゆいの森」と似たような荒川の文化に触れるエリアや、民間のカフェを誘致して、コーヒーを飲みながらゆっくり読書したりおしゃべりしたりできるスペースがありつつ、その一方で地域コミュニティ施設としての役割が全面に出ており、子供向け、高齢者向けに発信するエリアをいろいろ設ける予定のようです。

 「ゆいの森」は図書館としては少々不便で、調べ事したり勉強したりするには開放的すぎて静かに没頭できる空間が少なく集中しずらい、という欠点がありました。引きこもれる研究机は8席しかなく、私も執筆の時は、その研究机を予約しつつ1Fのカフェでコーヒー飲みながら作業を進めながら予約時間が来るのを待つ、ということをしておりました。そんな副次的効果のせいか、「ゆいの森」の1Fカフェの営業はなかなかいい売上げをあげていると聞きます。読書やPC作業だけでなく、家族連れやママ友達が食事したり談笑したりするのにもよく利用されており、それも好調な売り上げの主要因とは想像します。さて、新しい尾久図書館は、本来の目的のうちのひとつである調べ物や勉強をする環境は快適に整うのでしょうか。それとも、ここもまた、予約待ちにカフェが活躍するのでしょうか。いずれにしても快適な図書館が近くにあるのは私にとってはありがたい限りで、待ち遠しいです。

補足:宮前公園予定地の川沿い近くにあったキリン鉛筆は知る人ぞ知るユニークな鉛筆を作っておりました。今は廃業してしまっているかもしれませんが不明です。幼少の頃は、工場の横に積んであった不良品の山を、宝の山かのようにワクワクしながら見に行ったものです。

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働き方改革

2020-01-17 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。19期生の遠藤孔仁です。

2020年オリンピックイヤーとなるこの夏、規制によりどのような影響がでるのか、心配な面もありますね。
規制を避けるためのテレワークや時差出勤、7時始業という会社もあるようです。

このような話題から入ったのは、数日前に読んだある記事がきっかけです。

なぜ「働かない大国」ドイツの社会はまわるのか 住んで分かった日本との大きな違い

ここでは、統計は平均なので、残業しない人もいれば、残業する人もいるということ。
また、「労働時間口座(Arbeitszeitkonto)」というユニークな制度もあれば、サービス残業もあったりもするということです。

一方で、労働時間を増やす要因であるサービスレベルについては、日本との違いが際立っています。
ベランダに放り込まれていた宅配便など、日本であればSNSで炎上するであろうことも、ドイツでは許容されています。
休暇を取得するにしても、客先に迷惑をかけない体制を整えて休むということはなく、実際に実害が発生している。
そこには、休暇をとることでお互いに迷惑を掛け合い、不便を思いをしあうことを許容する土壌が必要ということです。

 

働き方改革を考えるときに、もう一つ印象的なメッセージとして、サイボウズの意見広告があります。

働き方改革、
楽しくないのはなぜだろう。

ここでは、残業編、女性活躍編、イクメン編、複(副)業編の4つのストーリーがあり、
それぞれ、形式論に終始した日本企業の働き方改革を風刺した内容となっています。

ここで考えるのは、日本は生産性が低いとか、残業時間が多いとか、だから、働き方改革が必要だという。
そこには、できていないのは悪だ、是正が必要だという論調に支配され、意思を感じられないのです。

一方で、アリババ集団創業者のジャック・マーは、996(午前9時~午後9時まで、週6日労働)の
労働慣行をを支持する見解を示している。そこで、「自分の好きなことが見つかれば、996は問題ではない」
と述べ、逆に「(自分の仕事が)好きでなければ全ての時間が拷問だ」とも付け加えている。
参考:CNN(https://www.cnn.co.jp/business/35135816.html

この発言をすべて肯定するつもりはないが、中国のハイテク企業や新興企業が乱立し、その中の競争を勝ち抜き、
ポジションを獲得するためには、そのような情熱をもって働く必要があることは理解できますし、
この言葉をみて、小野田さんのメッセージを思い出す自分がいました。

そのような視点で日本の企業の働き方改革をみると、その先には、どのような社会や生活が待っているのでしょうか。

働き方改革のトピックスとして、マイクロソフトで興味深い実証実験結果を公表しています。

日本マイクロソフト、週休3日で「生産性向上」 試験結果を発表

この記事では、週休3日としたにもかかわらず、生産性が40%改善したと報じています。

これに対して、マイクロソフトは、試験結果だけの成果ではなく、様々な要因から実現した成果としております。
2000年ころから、先進的な働き方への取り組みを行っており、その結果実現した週休3日であり、生産性改善なのですが、
そこには、働き方に対するマイクロソフトのポリシーがあるのだと思います。

 

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