東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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外食業界に影響を与える2020年のトピックス

2020-01-16 12:00:00 | 19期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。19期生の宇野毅です。今日は外食業界に影響を与えるであろう2020年のトピックスについていくつか取り上げます。

 その前にまず、2019年を振り返ってみましょう。前半はインバウンド(訪日観光客)が好調で外食消費を引っ張ってくれました。また、5月の改元時のお祝いや9月の消費税増税前の駆け込み需要が商業施設の客数増につながり、飲食店の売上に寄与しました。 

日本で行われたラグビーワールドカップも、訪日客の増加などで売上面ではプラスの効果がありました。特に、一部のスポーツバーや宅配ピザ店などでは大きな売上向上となりました。しかし、家でテレビ観戦した人も多く、かき入れ時の休日夜の売上を取れない飲食店もあり、全体でみると影響は限定的であったようです。

一方、10月以降は消費税増税や台風の影響で、やや苦戦という状況でした。世間一般には消費マインドは大きくは落ち込んでいないとのことですが、軽減税率の導入で8%の据え置きになったコンビニエンスストアの弁当や総菜(中食)の競争力が高まり、ランチタイムを中心に影響を受けたようです。

 

 さて、2020年は、「人手不足対策」「改正健康増進法(禁煙)」「東京五輪・パラリンピック」などが外食業界に影響を与えると考えられます。

まず、これまでも大きな影響を与えている「人手不足」ですが、20年にはさらに深刻化していくと思われます。人口減少という構造的な問題で抜本的な解決が困難なため、大手外食各社では、厨房作業や接客などの部分で機械化やIT化、AIの活用などを進めており、この動きが続いていきます。また、海外人材の活用、女性・高齢者が働きやすい仕組みづくりもより一層求められるとともに、休業日の設定など、既存従業員の働き方に配慮する流れもさらに強まってくると思われます。

また、4月に施行される「改正健康増進法(禁煙)」は、今年の飲食業界に特に大きな影響があると考えられています。受動喫煙を防止するため、飲食店では原則屋内禁煙になります。店舗で喫煙可能とするためには設備投資を行い、喫煙場所を設置することが必要となります。昨年、あるチェーンでテスト的に全面禁煙にした店舗では客数が大きく減少したそうです。今回、特に設備投資ができない中小の飲食店にとっては(規模や従業員雇用等の基準はあるものの)客数減少の大きな要因になると思われます。

「東京五輪・パラリンピック」は、昨年のラグビーワールドカップ同様に訪日客が増加し、売上面ではプラスになるでしょう。ただし期間中、交通規制などにより生鮮食品を中心に店舗配送などに悪影響があると考えられており、大手チェーンではグループ企業間の共同配送なども検討されているようです。なお、学生のオリンピックボランティア参加などで、期間中の働き手不足についても危惧されているようです。

 以上、これらは外食業界のみが影響を受けることではありませんが、2020年年初にあたり、外食業界における気になるトピックスとして取り上げてみました。 

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生徒も先生もワクワクするような授業って??

2020-01-15 12:00:04 | 19期生のブログリレー

稼プロ!サポーターの武井です。

先日参加した学校のPTA主催の新年会で、担任の先生から「STEM教育」という単語を耳にしました。どんなものなのか伺ったところ、「生徒も先生もワクワクするような授業」というざっくりなお答えをいただきました。

で、調べたところをまとめると、
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を取ってSTEM、これに芸術分野を加えたSTEAM、環境分野を加えたeSTEMなどがあります。これからの時代に必要な自発性、創造性、判断力、問題解決力を養うのがねらいのようです。
21世紀型の新しい教育の方法で、アメリカでは2000年代から導入され、日本はかなり遅れをとっているように感じます。

息子の学校では、中学2年生からICT導入の一環でタブレット端末を使った授業があるので、それと連動させるのかな?と勝手に想像しています。授業で興味をもったことは、タブレット端末で自分で調べ、より深く学び、理解する、その延長線上にこれからの時代に必要な力をつけていく。(男子は興味のスイッチが入ったら強いので、できることならでなく、絶対ツボに入ってほしい)

ブログを書きながら、稼プロ!の講義は、このSTEM教育のように「塾生も講師もワクワクするような講義」かもと感じた次第です。

最後に、稼プロ!より耳寄りなお知らせです。
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自分の成人式に参加しましたか?

2020-01-14 12:00:00 | 19期生のブログリレー

19期生の廣瀬です。

今年の「成人の日」は1月13日、「1月15日でないとシックリこない」と感じていた成人式ですが、なんとなく馴染んできました。
この季節、私の周りには「お子さんが成人式」という方も少なくないです。おめでとうございます。

さて、みなさん、ご自分の成人式は参加されましたか?私は参加しなかった派です。元々は「実家に戻って地元の成人式へ参加」のつもりだったのですが、当時の大学で学費値上げ反対ストが盛り上がってしまい、年明けの1月の試験日程がズルズルと変更。そのズルズルに流されて、帰省するタイミングを逸しました。結局、私の学部では大半の試験はレポートに変更、語学などの少数の科目が4月1日から試験という異例の事態となりました。ふたを開けてみると「実は成人式には帰れたハズ」という結果に…”(-“”-)”
当時は「ま、いっか」と軽く流してましたが、この歳になると「あのとき、上手く調整付けて参加すればよかったな。アイツやアノコにも会えたかもしれないし」など思うこともあります。
私の故郷の町では数年前に「20年のキセキ~二回目の成人」と称したイベントも開催されたことがありました。が、「残念もう少し早く開催してほしかった…」な感じで意に反して「逃げ切って」しまいました。ま、「誰かが開催して欲しい」と他人軸思っていてはダメ。自分軸で自らが動くべきだった。ということですね。

さて、成人式、基本的に基礎自治体である市町村単位で開催されていますね。今回はその成人式についてちょっと調べてみましたので共有します。

上流階級では男女別々の儀式が行われていました。
男子では時代劇でもおなじみの「元服」。数え歳で12~16歳の男子が髪型を大人の髪型に変えたり、幼名から新しい名前に変えたり。奈良時代から始まったようです。
女子では、公家の間で行われた「裳着(もぎ)」。腰から下にまとう衣服を身に着ける儀式として12~16歳で行われたようです。合わせて垂らしていた髪を結いあげえるという大人の髪型へとも変える。
「名前を変える」は時代劇(あるいは明治維新の頃も)で目にすることがありますが、「実際にやるとかなり気持ちが変わる(つまり覚悟をもつ効果がある)のではないか」という気がします。

 

庶民では地域によってさまざま。
「一人で鹿を採れるようになったら一人前」「米俵を一人で運べるようになった大人」など。比較的多い地域で行われていたのは13歳前後で行う「褌祝(ふんどしいわい、へこいわい)」と呼ばれるものだそうです。一人前になった証しとして、男子は親せきの女性から贈られるふんどしを締めたとのこと。本当に集落だったり親族としての繋がり、当時の男と女の立ち位置が色濃く反映された雰囲気があります。(それら無くなった「色濃かった」ものの中には無くさないほうがよかったものもあったかもしれません)

そして、近年のように地域の新成人が一同に会して行われる「成人式」は、戦後1946年、埼玉県蕨市で開催された「青年祭」が起源とされています。それが全国に広まり1949年に1月15日が「成人の日」と制定となりました。意外に結構最近です。さらに最近の「成人式」は、就職、進学などで地元を離れている人の集まりやすさも考慮して、お盆だったり、お正月期間に開催されている地域などもありますね。

今年、私の故郷では1月12日(日)に開催されました。三連休中日、故郷を離れている人の集まりやすさも考慮されていると思われます。参加人数は199人。私の知り合いのお子さんも何人か参加した様子。
新しい成人の新しい決意の日。「新成人」みなさんがますますご活躍できる時代となるよう、先輩である私たち「既存成人」もまだまだがんばらねば。







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お茶

2020-01-13 12:00:00 | 19期生のブログリレー

19期生余合です。

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 

「明けまして」はよろしいのですが、年が明けていきなり6日から23日で「社内研修」で新潟へ行ってきました。

現在勤務している会社の社長、副社長とも外資系出身の方で、外資系では多国籍の従業員のコミュニケーション促進の為、よくグローバルに研修を行うとは聞いていましたが、年明け早々いきなり23日の研修にはびっくりしました。

しかも、2日目はメインの「雪合戦」・・・。

冬場での体力増強、チームワーク強化にはよいカリキュラムとも思いますが、60歳過ぎての雪合戦とは、体がついて来ずにアキレス腱でも切れはしないかと冷や冷やものでした。

この雪合戦、北海道を中心に雪国では「スポーツ雪合戦」として町興しもかねて盛んに行われているそうで、今回も地元のクラブの方が専用の道具も貸し出してくださり、きっちりしたルールで3セットマッチを戦いました。

余談ですが、雪玉つくり用の道具もありまして、1度に40個の雪玉を作成できるのですがこの道具が重い重い、雪ブロック堀りと雪玉つくりで合戦後2日経つのに未だ両腕と肩が痛い有様です。

さて、本題の「お茶」ですが、この研修では4人で一部屋に泊まりました。私を除くと他の3人は30歳後半から40歳はじめの働き盛りのおっさんです。寒い中外から部屋に帰りまずは暖かいお茶と思い、普段日に3杯はお茶を飲む私は他の3人分も併せて1日目はほうじ茶、2日目は煎茶を急須で入れました。

ところが、このおっさん3人組、「ありがとうございます」とは言いますがどうも茶碗に手を伸ばさない。1日目は「今はいらないのかな」と思い、私も自分の分だけ飲んですぐ温泉に行ったのでその後3人がお茶を飲んだのか気にしませんでしたが、2日目も同じように飲まない。どうも気になったので「お茶、嫌いですか?」と聞くと3人とも「お茶は飲みません」との返事。ペットボトルのお茶は行きの新幹線で飲んでいるのを見てましたから、どうも急須で入れたお茶を飲まないらしい。自宅へ帰り、この話を女房殿にすると「最近は家に急須がない家庭が多いらしい」とのこと。

30歳前半までの「若手」であればそんなもんかな、とも思いますが40歳前後のおっさんも急須でお茶は飲まない人が多いことには若干ショックでした。

 

そんな話を女房殿としている傍ら、テレビでは元日産会長のゴーン被告がアメリカのスパイ映画さながらの逃亡劇を繰り広げたとのニュースをやっているし、今月末にはイギリスがEUを離脱します。

お茶を巡る20歳のジェネレーションギャップでショックを受けている場合ではないですね。今年も益々「えっ、こんなことが」ということが起こるのでしょう。

自分の理解できないことを無視することなく、また自分のわかることを当たり前としてのみ捉えず「信仰と懐疑」の間をタフにバランスを取りながら少しでも自身のキャパシティを広げたいと思う年始めの研修でした。

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マインドマップ

2020-01-12 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

皆さん こんにちは。

稼プロ!事務局(17期)の金岩由美子(かねいわゆみこ)です。

 

明けましておめでとうございます。もうこの挨拶も今日あたりが最後でしょうか。

来週からは仕事も2週目。2020年 順調なスタートを切られていますか?

 

この時期、昨年の振り返りや、今年の目標を立てる方が多いと思います。

私は「マインドマップ」を使って、昨年の振り返りを実施しました。

 

マインドマップとは

マインドマップとは、トニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法です。

頭の中の思考プロセスを目に見えるようにしたノート術として紹介される事もあります。

マインドマップは、中心に主題を書き、そこから枝を伸ばし、その枝の線上に言葉を記入します。

ブランチを四方に伸ばし、言葉の関連性を記述します。

 

マインドマップのメリット

マインドマップを使うメリットは、頭の中を見える化できる事です。

まるでニューラルネットワークのごとく、思いついたことを連鎖的にどんどん記載する事で思考を発散させ、

意識していなかった自分自身に対する気付きが得られます。

 

マインドマップによる振り返り

昨年は仕事に注力し、本業では大規模案件のPM、独立準備として診断士活動にも力を入れたつもりでいました。

ところが、マインドマップで1年を振り返ってみると、意外にも故郷である徳島(両親や阿波踊り)に対する思いや、

プライベートの交流が重点を占めていました。

自分にとって大切なものが浮き彫りになり、周囲に対する感謝の気持ちを新たにできました。

 

マインドマップの活用

マインドマップは、関連を見える化できるので、プレゼンテーションのシナリオをメモすることにも

活用しています。骨子を大きな幹として描き、補足説明するキーワードを枝として記載します。

時間がオーバーしそうな時は、枝を省略し、幹にもどることで迷子にならずにスムーズに話せます。

話す言葉を全て文章にした原稿を手に発表すると、原稿を読んでしまいがちです。また、目を話したら

どこを読んでいるのかかわからなくなり、頭が真っ白になりがちですが、マインドマップのメモなら

図として目に映るのでそんな心配はありませせん。

 

その他、読んだ本の要点を整理する、ブレストで意見をメモするなど色々な活用ができます。

文章ではなく、キーワードだけで関連が整理できるので記憶しやすいのがメリットです。

みなさんも活用してみてはいかがでしょうか。

 

お知らせ★

稼プロ!運営チームが、「診断士はじめの一歩セミナー」というセミナーを実施いたします。

開催日:2019119日(土) 15:0017:00

場所:京橋区民館 

・診断士を受験中の方

・診断士に合格したばかりの方

・診断士に合格したけど、何から始めれば良いかわからないという方のためのセミナーです。

合格後にやるべき事が見えてきます!

時間や場所などの詳細は、下記からご覧ください。

お申込もこちらからお願いします。

 http://kasepuro.com/LP/ippo2020/

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